中国初公演として期待されながら、急遽中止になった上海万博のSMAPコンサート。
この一件が、思わぬ紛争を招いている。
「キムチ野郎なんて大嫌い!」
「日本鬼子に与する売国奴め!」
ネット上では、韓国アイドルファンとSMAPファンたちの間で、こんな罵り合いが続いているのだ。
6月13日に予定されていたSMAPのコンサートが中止となった背景には、5月30日に行われた
韓国のアイドルグループ「スーパージュニア」のコンサートで起こった事故がある。
コンサート開始前に配られた入場整理券にファンが殺到、将棋倒しとなり、多数のケガ人が発生。
さらにこの事故によって少女が建物2階から転落死したという情報もある。同様の事故再発を
懸念した当局は、直前になってSMAP公演の中止を発表したのだ。
こうした経緯から、SMAPファンたちの怒りの矛先は、公演中心の原因を作ったスーパージュニアの
ファンたちに向けられた。
ネット上での、罵詈雑言の応酬は次第にエスカレートし、サイバー戦争化。スーパージュニアの
関連サイトはクラッキングの被害を受け、トップページに中国国旗が表示される状態が続いた。
またスーパージュニアのファンらもこれに応戦。SMAPファンがDoS攻撃の標的となり、ファンサイトが
サーバーダウンする事態となった。
一方、上海市在住の日本人女性は、オフラインでの激突も目撃した。
「ショッピングモールで、複数の若い女性が髪を掴んでの取っ組み合いを繰り広げていたんです。事情を聞くと、
彼女たちはSMAPとスーパージュニアそれぞれのファン。アイドルグッズを売る店で鉢合わせとなり、万博での
コンサート中止の件について口論になったそうです。しかし、中国に熱烈なSMAPのファンがこれほどいたとは
思わなかった。しかもこうした騒動で、両グループは知名度をさらに増したのでは」
もしかして、ファンを煽っての巧みなPR作戦とかじゃないですよね?
ソース
http://www.cyzo.com/2010/07/post_4889.html