【音楽】MTV VMA2008、ブリトニー・スピアーズが年間最優秀ビデオ賞など計3冠を達成[09/08]

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現地時間の7日夜、ハリウッドにて国際的音楽授賞式「MTV Video Music Awards 2008」(以下、VMA)が
開催され、ブリトニー・スピアーズが初めての(そして2つ目、さらに3つ目の)ムーンマン像を獲得した。
トラブル続きだったブリトニーだが、キャリア史上初めての受賞だけではなく、ハットトリックを決めたほか、
この夜最大のアワード、最優秀ビデオ賞にまで輝き、完全復活を華麗に印象付けた。

「初めて」でいっぱいだった、25周年を迎えたVMA。だが、世間が何よりも楽しみにしていたのは、昨年の
VMAで悪評高いパフォーマンスを披露したブリトニー・スピアーズのカムバックだろう。今年のブリトニーは
ファンの期待を大いに上回り、映画『スーパーバッド 童貞ウォーズ』の人気コメディアン、ジョナ・ヒルと短い
コントをこなした後、シルバーの輝くドレスを着てステージに登場。会場のスタンディング・オベーションを受け
ながら、ショーのスタートを宣言した。

今年のVMAで司会を務めたのは、イギリス人コメディアンのラッセル・ブランド。トレードマークのタイトな
パンツに黒のジャケット姿の彼は、やや困惑した表情で現れ、「世界で最も有名なスターたちと…僕」と、
この夜の出演者を紹介した。自分は地元イギリスでは有名なのだと観客に言い聞かせたブランドは、
「さもなければこの髪型は精神異常だと思われちゃうよ」と毒づいた。

MTV最大のイベントだけに、授賞式では豪華なライブパフォーマンスが続々と展開した。リアーナは巨大な
黒いウェディング・ケーキのような姿で登場し、「Disturbia」でショーをキックオフ。T.I.は会場となったパラマ
ウント・スタジオのセットで、美女をエスコートしながら「Whatever You Like」をダンディに披露した。

続きます(1/3)


http://www.mtvjapan.com/news/music/news_music_detail.php?music_news_id=3066&pageid=1
http://www.mtvjapan.com/news/music/news_music_detail.php?music_news_id=3066&pageid=2
http://www.mtvjapan.com/news/music/news_music_detail.php?music_news_id=3066&pageid=3

MTV Video Music Awards 2008: http://www.mtvjapan.com/vma
2読者の声:2008/09/10(水) 13:23:17 ID:naO2ZoT6
この夜、最初のムーンマン像は「Piece of Me」のミュージックビデオで最優秀女性アーティストビデオ賞を
受賞したブリトニー・スピアーズに贈られた。ブリトニーは受賞の瞬間を「光栄」と語り、神やファン、家族、
「美しい息子たち」に感謝の意を述べた。彼女はその後、同ビデオで最優秀ポップ・ビデオ賞を受賞した際
にも同じように感謝の意を述べ、「言葉を失うわ」と目を丸くしながらも、「これはすごく大きな意味のあること。
ありがとう」と語った。

そして夜の終わりに最優秀ビデオ賞の受賞者として自分の名前が呼ばれると、本当に驚いた様子のブリト
ニーは「ショック状態」だと語った。同賞を期待していなかったという彼女は、再び家族に感謝すると、「この
賞を素晴らしいファンのみんなのサポートに捧げたい」と加えた。

ヒップホップ/R&B界の戦いでは、クリス・ブラウン(写真)の「With You」がT.I.やフロー・ライダー、アッシャー、
リル・ウェインという強敵から最優秀男性アーティストビデオ賞を勝ち取った。「個人的に僕はこの賞に値しな
いと思っていたよ。ウィージー(リル・ウェインの通称)が獲ると思っていたんだ」とブラウンは謙虚に語った。

そのリル・ウェインは、「Lollipop」で最優秀ヒップホップ・ビデオ賞を受賞。常に控え目なラッパーは「神と家族、
それにみんなに感謝するよ」と短くまとめた。

受賞だけではない、リル・ウェインはライブパフォーマンスでもVMAを盛り上げた。上半身裸の彼は大ヒット
アルバム『Tha Carter III』からヒットメドレーを展開。UK出身のシンガー、レオナ・ルイスと「Don’t Get It」で
スタートし、T・ペインを迎えた「A Milli」へと続け、最後は「Got Money」で会場を一気にヒートアップさせた。


更に続きます(2/3)
3読者の声:2008/09/10(水) 13:23:34 ID:naO2ZoT6
残念ながら最優秀ロック・ビデオ賞はリンキン・パークの「Shadow of the Day」に持って行かれてしまったが、
パラモアは「Misery Business」のライブパフォーマンスを飛び切り元気に披露した。

最優秀新人賞に輝いたのは、ドイツ出身のロックバンド、トキオ・ホテル。受賞にとても驚いた様子のシンガー、
ビル・カウリッツは、「今の気持ちはどんな言葉でも表現できないよ」とコメント。レコード会社やファンではなく、
世界中のファンに感謝の意を述べた。

クリスティーナ・アギレラは、キャットウーマン風のタイトなレザースーツで登場。デビュー当時のヒット曲「Genie
in a Bottle」の未来バージョンを歌った後、新曲のテクノ・ダンス・チューン「Keep Getting’ Better」をたくさんの
ダンサーを従えて熱唱した。

そのほかにもピンクやジョナス・ブラザーズ、ケイティ・ペリーらがライブパフォーマンスを披露したほか、プッシー
キャット・ドールズが最優秀ダンス・パフォーマンス・ビデオ賞を受賞。また、昨年「2度とMTVに出ない」と宣言
したカニエ・ウェスト(写真)は、新曲「Love Lockdown」を初披露して、見事に約束を破ってくれた。

カニエの新曲も素晴らしかったが、最終的に、やっぱりブリトニーが主役の夜だった。1年という時がこんなに
大きな変化を生み出すとは、一体誰が予想したことだろう。

終わり(3/3)


受賞者リストは>>4以降
4読者の声
【メイン・カテゴリー】
最優秀男性アーティスト・ビデオ賞: クリス・ブラウン 「With You」
最優秀女性アーティスト・ビデオ賞: ブリトニー・スピアーズ(写真) 「Piece of Me」
最優秀ポップ・ビデオ賞: ブリトニー・スピアーズ 「Piece of Me」
最優秀新人アーティスト賞: トキオ・ホテル 「Ready Set Go」
最優秀ヒップホップ・ビデオ賞: リル・ウェイン 「Lollipop」
最優秀ダンス・パフォーマンス・ビデオ賞: プッシーキャット・ドールズ 「When I Grow Up」
最優秀ロック・ビデオ賞: リンキン・パーク(写真) 「Shadow of the Day」
最優秀ビデオ賞: ブリトニー・スピアーズ 「Piece of Me」

【プロフェッショナル・カテゴリー】
最優秀振付け賞: ナールズ・バークレイ 「Run」
最優秀監督賞: エリカ・バドゥ 「Honey」
最優秀編集賞: デス・キャブ・フォー・キューティー 「I Will Possess Your Heart」
最優秀撮影賞: ザ・ホワイト・ストライプス 「Conquest」
最優秀特殊効果賞: カニエ・ウェスト 「Good Life」
最優秀アートディレクション賞: ナールズ・バークレイ 「Run」


http://www.mtvjapan.com/news/music/news_music_detail.php?music_news_id=3069
http://www.mtvjapan.com/news/music/news_music_detail.php?music_news_id=3069&pageid=2
http://www.mtvjapan.com/news/music/news_music_detail.php?music_news_id=3069&pageid=3