オリコンのアンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】がインターネット調査した、
『デジタル携帯音楽プレイヤー、アップル「iPod nano」とソニー「ウォークマンAシリーズ」の
「ニュースの認知度」と「購入意向」』の結果を、webサイト「ORICON STYLE」(
http://www.oricon.co.jp/)で
30日発表した。
それぞれの新製品のニュースを知っていたかの質問に対しては、約過半数の
51.0%の人が知っていると答えた。さらに、「iPod nanoのニュースのみ知っている」と
答えたのは30.0%となり、実に8割の人が「iPod nano」の存在を認識しているという高い結果が出た。
一方、「ウォークマンAのニュースのみ知っている」と答えたのは1.9%と低く、話題性という点では、
アップルがソニーを大きく引き離す結果となった。
次に、これら2商品を購入したいか、という質問では、「iPod nanoのみ」と答えたのが32.4%、
「ウォークマンAのみ」と答えたのが15.4%となった。2商品とも購入したいと答えた
19.8%をそれぞれに加えると、「iPod nano」は52.2%、「ウォークマンA」は35.2%と、ニュースの
認識と比べると2つの商品の差は縮まる結果が出た。
さらに、現在のデジタル携帯音楽プレイヤー所有の有無で、「iPod nano」と「ウォークマンA」の
購入意向の対比を見てみると、現在デジタル携帯音楽プレイヤーを"持っている人"で、
「iPod nano」を購入したいと答えた人42.3%、「ウォークマンA」を購入したいと答えた人12.8%
(2種とも購入したいと答えた人15.5%)に対し、現在デジタル携帯音楽プレイヤーを"持っていない人"では、
「iPod nano」を購入したいと答えた人28.0%、「ウォークマンA」を購入したいと答えた人16.5%
(2種とも購入したいと答えた人21.7%)と、現在デジタル携帯音楽プレイヤーを"持っていない人"にとって、
「ウォークマンA」は広く受け入れられている結果となった。
売れ行き好調のニュースが日々取り上げられる「iPod nano」に対して、11月に発売される
「ウォークマンA」は、発売日近くでの効果的な露出と、デジタル携帯音楽プレイヤー未所有者の取り込みが、
打倒iPodの鍵になってくるのではないかと思われる。
<ソース>
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050930-00000002-oric-ent