ワーナー・ミュージックは、携帯電話とコンピューターへの音楽の同時ダウンロードをめぐって、
ワイヤレス事業者との合意を目指している。ワーナーのエドガー・ブロンフマン最高経営責任者(CEO)が
28日に明らかにした。
同CEOは当地で開いたワイヤレス関連の会合で、デジタル・ミュージック・プレイヤーのついた
携帯電話の出現は同社の将来のカギを握る、との認識を示した。その上で、「ワイヤレスは、
音楽を楽しむ方法として最もすぐれた手段になるだろう」と指摘した。
パートナーと目している事業者名については明らかにしなかった。
携帯電話の通話料が低下するなか、ネットワーク運営業者は収入増のため最新サービスの提供を模索している。
こうした背景から、アナリストらは、携帯電話を介した音楽・ビデオの提供といったサービスが
ワイヤレス分野における次の大きな流れになると見込んでいる。
SBCコミュニケーションズとベルサウスの合弁会社であるシンギュラー・ワイヤレス、
ベライゾン・コミュニケーションズとボーダフォンの合弁会社であるベライゾン・ワイヤレス、スプリント・ネクステルの
米3大携帯電話サービス業者が、音楽のダウンロードサービスを行う計画を発表している。
<ソース>
http://news.goo.ne.jp/news/reuters/geino/20050929/JAPAN-189116.html