米アップルコンピュータのスティーブ・ジョブズ最高経営責任者(CEO)は20日にパリで記者会見し、
楽曲のダウンロード料金値上げを検討するレコード会社があるとすれば、それは
「欲張りだ」と述べ、デジタルダウンロードが値上がりすれば、利用者は海賊行為に戻るだろうと警告。
レコード会社は現在、アップルの音楽配信サービス「iTunes」を通じて販売される楽曲の
1曲当たり料金を米国で99セント、英国で79ペンスとしているが、アップルとの契約更改の
時期が近づいており、料金見直しを検討し始めた。
ジョブズCEОは、「彼らが値上げを望んでいるのなら、それは彼らが欲張りになっているということだ」
としたうえで、「値段が上がれば、彼ら(消費者)は海賊行為に戻り、皆が損をする」と指摘。
<ソース>
http://news.goo.ne.jp/news/reuters/geino/20050921/JAPAN-188270.html