宇多田ヒカル結婚〜その2〜

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769コピペだけど
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宇多田ヒカル結婚かあ。
なんというか、金と地位を手に入れた少女の第三希望はすべからく結婚だな。
これは安室奈美恵の時にも痛切に感じたことなんだが。
ポイントは「成人前後の女の子」が「十も二十も年が違う相手」と「電撃入籍」だ。

こういうケースを見るとつくづく、年端も行かぬ若造に億ガネ持たせるな、と思う。
いや、億ガネ稼ぐ才能を持つ若造であることに、間違いはないんだが。
本人には使い切れないほどの大金が余儀なく与えられてしまうことで、
物理的に欲しい物は全てが手に入る状態になってしまうのは危険だ。
そのまま形而上的な物まで、何でも思いのままになってしまうという錯覚が起こる。
そして、周囲は彼女の望みが叶うよう、また全力で取り組み実現させてしまう。
休みが欲しいと言えば周囲がお膳立てする。アメリカの大学に通いたいと言えば
周囲がスケジュールを調整する。こうして彼女の要望・希望は、次々と現実のものになる。
まあこれらは、彼女の一挙手一投足が億の金を生む事実に基づく、至極当然の現象と言える。
だけど恋愛のような、形のない値段のないものについて、私は変な疑惑を抱く。
恋愛の相手が先に書いた「周囲」となり、いろいろ奔走しやしないかと。
「結婚したいよう」「はい、わかりました」てな具合にな。簡単に書きすぎか。
770コピペだけど:02/11/01 18:02 ID:B9pKm/zj
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少女は、好きな人ができると「これが至上最強の恋愛」と平気で思える生き物だ。
ひいては芋づる式に「この人のお嫁さんになりたい」と願う。自然な流れと言える。
そして一番問題なのは、それを阻止する権力がもはや彼女の周囲にはないことだ。
つまり、二十歳現在の最強の相手の「お嫁さんになりたいな」という夢がポンとかなう。
言えばキリないが、3年後にも別の人と「最強の恋愛」をしてるかもしれないけど、
恋愛の真っ只中にいる現在の彼女には、今の彼以外を見る視力が欠落している。
「彼だけ!と言い切る自分に酔いしれる自分」もいたり、要するに気持ちがチャカついている。
しかし「あなたは今、少しチャカついてやしませんか」と指摘する存在がない。むしろ、
このチャカつきに乗じて、何かひと儲けしてやろうと企む心情の方が明らかに想像しやすい。
この辺の背景のようなものを描いてしまうと、十も二十も年上の相手の方に、
「逆玉の輿」という単語が一度たりとも脳裏をよぎっていないとは思えんし
(相手にだってちゃんと稼ぎはあるのだろうが、それは別の次元の話)、
何やらドス黒いものものが渦巻く世界を見た気になってしまうのだ。
771コピペだけど:02/11/01 18:02 ID:B9pKm/zj
【長いので分割:3/3】
書いてて気づいたが、結局私は、三十過ぎた男が二十の乙女に本気で恋するという
シチュエーションがウソ臭く感じるんだな。一般社会でも十分起こり得る現象ではあるが、
特に「芸能界で大成功の乙女」に多く目立つのが気になるのだ。
hiroがSPEEDを解散する時に「地元でお店をやりたい」と言っていたのも、
おそらくは同じ世界だったのだろうと思う。彼女は説得されたか恋が終わったか知らんが、
今なお表面上はシングルとして活動を続けている。乙女はチャカつく生き物なのだ。
純粋な少女が純粋な恋をして純粋な人妻になる。人妻となった後にも星の数ほど出会いがあり、
その出会いの中で、今以上のときめきを得られる人がもしも現れたら。
純粋な少女は純粋に不倫をして、純粋に傷つけ傷つき、純粋に離婚し純粋に再婚するのだ。
要するに、純粋だろうが無垢だろうが、人は自分の刹那的な欲望を満たしたい生き物であり、
金と名声のある人から順番に、それらはいくらでも何回でも叶うのだよ、と言う事か。
もちろん宇多田もhiroも、実際は純粋なものなのであろうとは思っている。
しかし安室は離婚してしまったしな。心配がゆえの邪推である、とフォローのつもりか私。
(以上)

ものすごくナンシー関っぽい。