OT 奥田民生 part98

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29NO MUSIC NO NAME
どんな切実な告白でも、聴衆は何か滑稽を感ずるものである。
滑稽を感じさせない告白とは人を喰った告白に限る。
優れた作品はみな人を喰っている、どんなにおとなしく見える作品でも
人はちゃんと喰っている。

おそらくここには、わたしが負わされた、文字通りの宿命的な課題があったのである。
ランボウの美とは破壊者のつくり出した光芒である。
未成熟なままでこの破壊の猛威をうけいれるなら、自我を喪失するばかりだろう。
わたしは顔を守った。