これ以上書くと、難しくなるかな、と思ってさっき書かなかったんですけど
572さんの言う通りなんですね。
市場が「ニセモノ」に符合しないようにするには、
人々に一定の価値観が埋め込まれる必要があり
「何が人にとっての幸せなのか」についての回答と、社会システムの存続とが
ちゃんと両立するように、人々の感情や感覚の幅を制御していかなければいけない。
船全体(ソーシャルデザイン)の目標は、社会の存続と両立しないような幸せ観の、
背景にある感情や感覚の枠組みを、社会環境を通じて取り除いていくことだそうで、
「他人の不幸せと無関係に成り立つ自分の幸せがあるという感覚」を
生じにくくすること。
だから、アーキテクチャを設計する立場に回る人(船を直す人)たちは、
そうでない人に比べて、より高い公共性を期待されている。