【もうすぐ51歳】長渕剛No.63【まだまだ魅せる】
512 :
NO MUSIC NO NAME:
剛の妄想はとどまる事を知らなかった。
「フーッ、フーッ、どうよ、マネージャー。ここまでの配役は完璧だろ?」
「ち、ちょっと!耳に息を吹きかけないでくださいよ!気持ち悪いな」
「ちょっとぐらい、いいじゃねえかよ。ところで、弟分も敵役も決まったから、次は当然ヒロインだな。俺に淡い恋心を抱く、
とびきりイイ女の役だ」
「国生さんでも呼びますか?話題にはなると思いますけど」
「バカいうんじゃねえよ!そんな事したら、悦子にドツキまわされるに決まってるだろ。しかし、実をいうと、俺もまだ
ヒロイン役の女優は決めてないんだよな・・・。こうなったらオーディションでもするか。当然俺とのSEXの相性から見ていくけどな」
その時である。
ジムのに設置されているテレビで、あるCMが流れたのだ。
『またきみにあえる〜きせつのおとず〜れ〜に〜』
そのCMを見た瞬間、剛の顔色が変わった。
「おい、見たかマネージャー。イイ女だな、アレ」
「ああ、あれはエビちゃんですよ」
「エビちゃん!?初めて聞く名前だな。しかしイイ女だ。しかも、五つ子ときてやがる」
「・・・違いますって!アンタはホントにアホですね。アレはCGで五人いるように見せてるだけで、本物のエビちゃんは一人しかいませんよ!」
「ああ、そうか。ところで、この女を俺のドラマのヒロインにできないかな?」
「無理無理!エビちゃんは演技は大根ですけど、今をときめくカリスマモデルですよ。アンタのドラマになんか出るわけないでしょ!」
「え〜そうなの?俺の頭の中では、すでにエビちゃんが自ら俺に乳を揉ませたり、シックスナインしてたり、激しく俺にバックから
犯されてる場面が、出来上がってるんだけどな」
「エビちゃんを勝手にオカズにしないでくださいよ・・・」
「なんとかならないかなぁ〜」
「同じエビなら、海老名みどりとか、市川海老蔵とかいますけどね。なんちゃって」
剛の目がギラリと輝いた。
「・・・海老蔵ってのはどんな野郎だ?」
「僕の持ってる雑誌に写真載ってますよ。ハイどうぞ」
「どれどれ・・・、ウホッ!イイ男だなこりゃ!オメーこれは絶対ぶっといウンコする顔だよオイ!ケツも締まりがよさそうだし、
なんか亀頭っぽい顔してるな!ヒロインは、コイツに決定だ!」
こうして、長渕と激しい恋に落ちるヒロイン役は、市川海老蔵に決定したのだった。
〜続く〜