森田恭子 (ラキラクーン)
私達(音楽ライターや編集者)は、デビュー間もない、天才という呼び声は高いが生意気で
すなわち鼻持ちならない、けれどもどこか愛くるしく、やはりいつだって目を離さずにいられなかった彼を
「岡村くん」と呼んでいた。80年代のあのラブリィでバブリィでリバティな、甘さと切なさ。
ティラミスにココアパウダーをかけられたほろ苦さ。
カンバニー松尾 AV男優
僕は僕で佐野元春の〈つまらない大人になりたくない〉と〈タフでクールでヒューマンタッチ〉の言葉を
胸に刻んで大人になった。サンキュー岡村ちゃん。岡村ちゃんの歌詞をパクったAV(『硬式ペナス』1989年)
を大昔につくったことがあって、AVのエロ以外の内容に当時は誰も文句や意見を言うメディアがいなくて、
クレームもこなかった。今あらためごめんなさいだか、やっておいてよかった。