http://www.asahi-net.or.jp/~vb7y-td/kak2/1208293.htm 批判・反論と誹謗・中傷
批判・反論と誹謗・中傷の違いに付いて考えを示します。批判・反論は行うべき物であり、何事にも批判的な目で見ることは大切であります。
しかし、誹謗・中傷は物事を歪めるだけでなく、逆に批判・反論を呼び、意に反した内容になる可能性が高くなります。
批判・反論と誹謗・中傷の境界線はどこに有るのでしょうか?
辞書では批判・反論と誹謗・中傷を下記の様に乗っています。
(岩波国語辞典より)
ひはん【批判】〔名・ス他〕物事のよしあしなどについて評価・判定すること。
はんろん【反論】〔名・ス自他〕相手の議論に対して言いかえすこと。また、その議論。「―の余地がない」
ちゅうしょう【中傷】〔名・ス他〕根拠のないことを言い、他人の名誉を傷つけること。「いわれなき―」
ひぼう【誹(×)謗(×)】〔名・ス他〕そしること。悪口を言うこと。
自分への誹謗・中傷も含め批判・反論と受け止め、誠実に対応するべきなのでしょう。
相手に対しては、根拠を示せない事や、印象や流言・飛語などを根拠にして批判は、誹謗・中傷に成ります。
論議が感情的な状態に成った時、しばしば見かけるものでありますが、この様な内容が価値を示すことには成りません。