HOUND DOG [ハウンドドッグ] Act20
340 :
あくまで想像です:
「なぁ桂子、やっぱおかしくねーかこんなの」
「何言ってんのよアンタ!ここで弱気になってどーすんのよ!」
「いや、でもさぁ やっぱ6人で…」
「だからしっかりしなさいよ!あいつら今までアンタが随分面倒見てきてあげたじゃないのよ!」
「…」
「もう充分でしょ!あたしイヤよあんな奴らの老後まで面倒見るのは。
あんたはあたしと2人で生きていくの、まかせなさいよ損はさせないから。
今まであいつらと一緒で随分我慢したじゃないの。
これからはやりたい事やりましょ、新庄も言ってたじゃない『ほっとけ、俺の人生だ』って。」
「…」
「時がすべて解決してくれるわよ。今は黙って我慢しなさい。私と社長の力で仕事はどんどん取ってきてあげるから」
「わかったよ桂子。言う通りにするよ」
「それから2チャンネルなんか見るんじゃないわよ、まったくあいつらときたら狂ってるわ、訴えてやるから」