【フィッシュマンズ/Fishmans 25】

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786名無しさん@お腹いっぱい。
僕はアメリカのマタドール・レーベルで働いている者です。

今、千葉の友人の所へ遊びに来ています。僕の英語を彼が訳してくれています。
もう何年も前の事ですが、元マタドールのスタッフの一人の友人の日本人の女性から
フィッシュマンズのロング・シーズンのCDSがマタドールのオフィスに数枚送られて来ました。
彼女に日本のクールなバンドを紹介して欲しいと頼んでいたら、ロング・シーズンのCDSが送られて来ました。
ロング・シーズンにはマタドールのスタッフ全員がショックを受けました。
スタッフ皆んなで奪い合うように聞きました。オフィスでも毎日掛かっていました。
社長以下全員がマタドールからロング・シーズンのCDSを出す事を熱望していました。
その女性に頼んでフィッシュマンズとコンタクトを取ってもらったのですが、
米国音楽という本を出している人が断って来ました。

佐藤さんの死を知りマタドールのスタッフは悲しみました。
本当はコーネリアスからしつこくオファーが来ていましたが、
ファンタズマまでは誰も興味を示しませんでした。 いい音楽ではなかったからです。
トラットリアのレコードのデザインはクールでしたが、フェイクに見えました。

佐藤さんの死を悲しんでおられる日本のファンの方の為に真実を明かします。
マタドールがビジネスとは関係なく一番リリースしたかったのはピチカート・ファイヴでも
コーネリアスでもありません。今でもオフィスでロング・シーズンが掛かっています。
皆んな心の中はビターな気持ちです。 NYにはOTHER RECORDというクールなレコード店があります。
そこのスタッフも聴いてショックを受けていました。貴方達フィッシュマンズのファンの方は誇りを持って下さい。
私達がリリースしたかった、本当に世界にデストリビュートしたかったのは、フィッシュマンズだけでした。