BUMP OF CHICKEN 184

このエントリーをはてなブックマークに追加
331名無しさん@お腹いっぱい。
俺のユニホームは裸だ。俺はポケットからあの紙と財布から10円を抜き取り、制服を道端に捨てた。
シャツも破り捨てて、履かされたジャージを脱ぎ捨て、ブリーフを食べた。

30秒もたたないうちに後ろの方で、いつもよく聞くサイレンの音が聞こえてきた。
俺はおわれている事に興奮してしまい、運転しているムスコに手を伸ばししごき始めた。
風を切りながらのそれは、まさに本能の奥深くに眠る男の願望、青姦を思わせた。

「そこのバイク止まりなさい。」
知ったことではない。まず俺は何故捕まったのかも分からない。今もちゃんとヘルメットはしている。
この盗んだバイクも、お前らが俺を捕まえなかったら盗まなかったんだ。

どうでもよくなり、「ぬーすんだバイクで走り出すーーーくらい何とかへーー」と俺は叫んだ。叫びまくったそれだけを。
昼下がりの気持ちいい町を裸で走るこの快感。オナニーするには十分なオカズだ。俺のしごきはとまらない。
フィニッシュを迎えかけ、まさに射精するのか、とおもったその時いきなり目の前が川一面になり、俺はバイクから飛ばされた。

時間がとてもゆっくりに感じた。

その中で俺は手に握った10円と紙を直腸の中に突っ込む事に専念した。その後俺の視界はなくなり、気を失った。