◆☆◆中森明菜◇★◇Part66

このエントリーをはてなブックマークに追加
117名無しの歌姫
週刊ポスト(ネタバレ注意) nagai [ 2013年08月26日(月) 11:32 ]


●ネタバレ注意●
週刊ポスト 9月6日号
P.140 中森明菜と その時代 第6回
安田浩一

(今回は、中森明菜の武勇伝)
・現在は、沖縄に住む
元マネージャー、名幸房則(56)にインタビュー。
25年前に故郷に戻り、芸能界とは無縁の生活。
明菜について。
初対面は礼儀正しかった。
10日も過ぎれば、誤解だった事に気づいた。
衣装が気に入らない、番組の内容が気に入らない。
周囲のスタッフが気に入らない。
そのたびに明菜は荒れた。
明菜の感情の揺れに、名幸は疲労し、
暗くなり、消耗した。
ある時、早見優に「名幸さんが笑っていると、
私もホッとするんだけどな」と言われた。
明菜と、取っ組み合いになった事もあった。
服部克久のアレンジが気に入らないと、
歌うのを放棄した。
服部は、激怒したが、
明菜は譲らず
名幸は、ひたすら頭を下げた。
名幸は、二度 辞表を提出したが、
会社に慰留された。
(辞表を出した)次の日に限って、
明菜は満面の笑みで、寄ってきて
甘えた声を出した。
名幸の辞める決意は崩れてしまうのだった。
・デビュー直後のエピソード。
横浜の倉庫街で、石川秀美ら同期と
グラビア撮影があった。
全員ミニのフリフリドレス。いわゆる仲良し同期の撮影。
明菜は激怒し、現場を離れた。
明菜と名幸は、2時間、
横浜の繁華街を歩き続けた。
その後には、音楽祭の仕事が控えていた。
「こういう仕事が嫌いだってこと、
名幸さんが一番わかってるはずじゃない!」
怒りというよりも、悲しみが滲んでいた。
明菜は可愛い路線、ミニスカートを避けており、
男性に媚びるポーズや、
性的な売り方を非常に嫌がっていた。
名幸は素直に頭を下げて謝った。「ごめんな」
明菜は言った。
「わかった。次の仕事、行こうよ」