《　松任谷由実　51　》

遊郭が廃止されるまでは、性が解放されていました

売られてきた普通のかわいい女性と安くセックスできたからです

売春防止法が施行され、遊郭が廃止された５０年代後半と６０年代は、
性が解放から鬱屈に移る過渡期

７０年代は、性の鬱屈された牢獄

７０年代のマンガ、吾妻ひでおの｢ふたりと５人｣、松本零司の｢男おいどん｣、
７０年代のポルノ映画(着衣で完全演技のセックスシーンが数分入るだけ)、
不満足なフーゾク(ヤンキー女や、明らかな｢プロ女性｣ばかりで、｢普通の女｣はフーゾクなど絶対やらない)…………………………
性が解放されていないゆえの鬱屈
夫婦以外の性が禁じられた閉じた世界
貞操観念、性規範は強固

８０年代、９０年代前半は性解放の過渡期


９０年代半ばに、セックス革命が起こる
貞操観念、性規範が瓦解
日本はフーゾク大国、ＡＶ大国に…………
驚くべきハイレベルなＡＶ…………
｢普通の女｣がフーゾク嬢になるのが当たり前に……………
性が解放される前後の過程を追っていくのは面白かったですね！

前夜の８０年代、革命の９０年代、革命余波の００年代、再構築の１０年代…………