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名無しの歌姫:
「チヤホヤされて入社して、しばらく甘やかされたのは
事実だと思うんですが、その一方で同期入社が非常に多くて
花形部署への競争が激しく、昇進昇格も難しかった。後輩が少なくて
ヒラ社員として使われてきた期間が長いし、実践を通じてマネジメント
やリーダーシップを学ぶ機会も乏しかった。それがこの年齢になり、
こんなはずじゃなかったと感じているのでしょう」
この不安は、自分の今後の仕事における「キャリアビジョン」が
見えないことによるものであり、厳しい就業環境を認識し、「強み」に
焦点を当ててキャリアルートを検討する必要がある。日本マンパワーでは
定期的に「自分の過去を振り返り、強みを見出す研修」を実施しているという。
しかし、全ての人が強みを生かし、今後進むべき道を見出すことができるだろうか。もしかすると、かつて思い描いた姿と現実とのギャップを受け入れることが、最大のポイントになるのかもしれない。