【あすという日が】夏川りみ21曲目【歌の力】

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60名無しの歌姫
意中の女性とイイ感じになり、あわよくばそのまま一気に
クライマックスへ――なんてステキな出来事を、男はいつだって
待ち望んでいるはず。

こんなシーンでは、なるべくスマートに夜の営みをこなしたいものだが、
ついつい気が急いてしまったり、興奮のあまりあたふたしてしまったり
すること、誰しも経験があるのではないだろうか。

「女性というのは、ちょっとしたことでロマンチックな気分を
削がれてしまうものですから、いかにスムーズにことをこなすかが
大切なんです」

そうアドバイスするのは、心理学者の内藤誼人先生だ。とくに
要となるのは、コンドームを装着するタイミングだという。

「これについては、米ウィスコンシン大学の心理学者
マイケル・ブローダス氏がユニークな調査を行っています。
ブローダス氏は150人の大学生を2グループに分け、“濡れ場を演じた映像”
を見せているのですが、Aグループにはコンドームを取り出すシーンが入った
映像を、Bグループにはそのシーンを省いた映像を用意しました。
鑑賞後にそれぞれ登場人物に対するイメージ調査を実施したところ、
ロマンチック・ムードを感じた度合いは、Bグループが大きく上回ったのです」

これはつまり、リアリズムとロマンチシズムの対立構造であると内藤先生は
解説する。
こうした夜の営みは、ほとばしるような情熱に後押しされる面も
大きいがゆえに、コンドームの装着という段取りをあまり意識させると、
気持ちが一気に現実に引き戻されてしまう可能性があるのだという。
もちろん1人の大人として避妊は責任を持って行うべきだが、ここでムード
をぶち壊すのはやはり避けたいもの。

「やはり、こうした所作にモタモタするのは、男として格好悪いですからね。
女性をいいお店にエスコートしたり、トークで盛り上げたりすることも
大切ですが、コンドームの取り扱いに自信のない人は、事前に練習して
おくくらいの努力も必要かもしれません(笑)」