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無職童貞キモヲタ・ココヒロの一生

・１０代　　小学校から明るい性格でまじめな子をいじめる生活を送る。
明るい奴＝かっこいい　という考えに自分を当てはめあたっているので大いに安心する。
中学校でもそれは続く。まじめに勉強している奴や自分の気に入らない者をどんどんと蔑み
気に入らない先生にも態度をでかくする。そしてどんどんとDQN路線に突っ走り中３の頃には
完全にチャラ男と化す。そして同じチャラ系軍団が自分を囲み大いに威張り倒す。
しかしそれを見ていた先生はチャラ男を高評価することはせず内申は響きまくり。
受験では底辺高校に進まざるを得なくなる。しかし自分は勉強するために高校に行くんじゃないと
開き直りその高校でも大いにチャラ男ぶりを炸裂させる。
コンビニのバイトで小遣いを稼ぎ親に携帯代を支払わせ人生で最高の至福を感じ高校生活を終わらせる。

・２０代　　高校卒業し周りの人間がどんどんと就職してゆく中自分は学歴や面接で職に就けず
高校からのフリーター生活を続けさせられることになる。しかし自分と同じ人間がまだ周りにいるので
まだ自分は安心だと気ままな生活を送る。もちろん一人暮らししようにも親の脛をかじりっぱなしで
彼女は前からすぐに作れるが結婚などという気持ちはまったくないお遊びの付き合いだった。
低収入で税金は納めず何かと親に頼みながら自由気ままな生活を送る。
しかし周りの人間が就職・結婚してゆく中でなんとなく自分が取り残される気がしてくる。
「俺チャラ男だから♪」といきがっていた頃が懐かしく思い始めどんどんと普通の性格に戻ってくる。
結婚しなくちゃ・就職しなくちゃ、と思いはじめるも低学歴・幼い頃からの性格のせいでまじめに結婚を
考えてくれる相手がいない・面接時に低学歴で落とされ、やっと就けたかと思うと長続きせずにすぐに止めさせられ
ちょっとやばいかな俺・・と危機感を抱き始める。

・３０代・・・・・・・ガンダム、オジサン、バカ毛布がここ。見事なまでにこの通り　　
同世代が結婚して子供を持って幸せに暮らし始めるが自分はまだ親の脛をかじりっぱなし。
恋人探しや職場探しに必死になるも２０代の時と変わらず。こんな低学歴・性悪を結婚相手にしてくれる
相手もいなく、完全な半ニート・フリーター生活を送る。それでもまだ数人が同じ道をたどっているので
それが唯一の救いだとその数人に仲間意識を抱き始める。ある日小中高校時代にいじめていた奴が家族を作って
幸せに暮らしているのを目の当たりにしてショックを受ける。そのいじめられていた奴は勉強して結構いい職に就いていた。
そいつに見下されムカつくも自分の生活を目の当たりにしてさらにショックを受ける。
たびたび職に就くもコンビニでの立ちっぱなしや工場での肉体労働+安い賃金で生活苦が続き
若い頃からインスタントものなどを主食にしていたせいで体が早くも悲鳴を上げ始め数々の病気や怪我に見舞われる。
ほとんど無職状態のオッサンと化したチャラ男は一人孤独な生活を送り始める。

・４０代　　ベテランと呼ばれる年齢に達するも自分はまだ孤独な半無職男。
コンビニや工場で必死に働くも若い世代の活躍でクビになることが多く肉体労働で
体はすでに悲鳴を上げていた。かつて小中高校で友人だったものに借金をお願いするが
ことごとく断られ小中高校での自分の友人だと思っていた人間が「所詮お遊び」だった事に気づきショックを受ける。
自分は完全に独りになったと思い知らされ大ショックを受ける。
ついに決心しプロミスなどに借金を申し入れギャンブルで稼ごうと悪あがきするも一瞬で金は底をつき
借金だけが自分のもとに置かれる。その借金を親が必死に返すも借金の返済は長引く。

・５０代　ほとんど４０代の続きで病に侵されながらも必死で肉体労働を続ける。
資格など取っていないので荷物運びなどの肉体労働を続けるしかなかった。

・６０代　定年を向かえ完全に職を失ってしまったチャラ男。ふと気がつけば自分には
年金が下りない事に気づく。

そして孤独で切ない一生は幕を閉じるのであった。