【Winter Love】 BoA ☆ vol.85 【情熱大陸】

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585(*´Д`) ◆73WIRNrboA
本日未明で最終回を迎えた韓国初の空想特撮シリーズ【ボアトラQ】最終回は…

【あけてくれ】

日本と韓国との往復生活に疲れ果てたBoAはふと、現実世界からの逃避を思い浮かべるようになっていた。
鬱な気分で帰路を急いでいたBoAの自宅前になんと列車が止まっていた!!
車内にいる不気味な男がBoAに話しかける
男はSF作家の大泉洋だった。

大泉洋『この電車は理想の世界へのジャンプ台なのですよ。
BoAさん、最近アナタ、仕事がうまく行ってませんね?
疲れすぎて何もかも煩わしく、事務所やレコード会社からも逃げ出したい。誰もいないところに、どこか遠いところに行ってしまいたい。
そうですね?
この電車は、そんなBoAさんの願いを叶える理想郷へお連れします。
ほら、窓をご覧なさい。』

BoAは窓の外を観た。
すると窓に写ってるのは、友人、家族、スタッフの顔が走馬灯のように浮かんでは消えていった。

そして、この電車は空を飛んでいる。
車も空を飛んでいる。
その電車が飛んでいる世界は観たこともない近未来的な建築物が建っていた。

BoA『あけてください!下ろしてください!私を現実に返してください!』

恐ろしくなったBoAは大泉洋に縋って嘆願した。

大泉洋『BoAさん、また現実から逃げ出したくなったら、いつでもこの電車は迎えにきますよ。
フハハハハッ』

BoAは異次元電車から降りた。

あくる日、BoAはライブを迎えていた。
しかし、足を挫いて踊れなくなってしまった。
悔しくて泣くBoA。
そのとき、あるスタッフが言った。

『踊れないんじゃBoAちゃんはダメだね』

この一言がBoAの心を深く傷つけた。
思わず外へ飛び出してしまった。

BoA『やっぱり私はこの世界はイヤだ!あの電車に乗って理想郷へ行こう!』

その時、空に異次元電車が飛んでいた。
しかし、電車はBoAを素通りして飛び去っていってしまった。

BoA『ねぇっ!私も連れてって!
私も理想郷へ連れてってよぉ〜!!』

窓の外から大泉洋がニヤリと笑ってBoAを見下していた…

【終わり】

※なお、ボアトラQはファミリー劇場で毎週日曜日よる7時から週一放送中ですので、そちらをお見逃しなく・・・