X線天文衛星 打ち上げ成功
宇宙航空研究開発機構のX線天文衛星「SCATORO(スカトロ)OC5」が十日午後零時半、
広島県呉市の音戸宇宙空間観測所からHSロケット40813号機で打ち上げられた。
十三分後に衛星を分離、軌道への投入に成功し、「てんにょ」と命名された。
てんにょは平成十二年にHSロケット1024号機で打ち上げに失敗した「スカトロE」の代替機。
昭和55年9月、同県同市・倉橋島に舞い降りたと伝わる「天女(てんにょ)」にちなんだ命名で、
空白となっていた日本のX線天文衛星が五年ぶりに復活する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050711-00000013-san-soci