滴草由実 Part4

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435眠れぬ少女
消えゆく街灯り 灯される星光り
この気持ち もう飾れない隠せない
助手席に居たって綺麗な空よりもあなたを見てた
冷たい風を感じたって空の流星よりもあなたを見てた

低いTONEの声 少しクセのある髪 いつも暖かい手
あなたの全てに支配されたかった

友達という名の境界線を越えられないまま
過ごす夜に 終わりを告げたいのに
友達という名の境界線を越えられないまま
眠れぬ少女は あの言葉を忘れない

近付きたい願い 空回りしてしまい
曖昧に下手な言葉で遠回り
だんだん逢っていくうちに
大好きな瞳(め)を見つめられなくなっていた
でもいつもより高鳴る胸は もっとあなたを見てた

初めて口にした ”私の事…どう思ってる…?”
そしてあなたは言いました
静かに "you're my friend..." あくびのフリして泣いた
436眠れぬ少女:2005/11/11(金) 10:51:13 ID:NLYxUhPb
友達という名の境界線を越えられないまま
過ごす夜に 終わりを告げたいから
友達という名の境界線を越えられないまま
眠れぬ少女は あの言葉を思い出した

何処に辿り着くかはわからないけど
失うことを恐れずに伝えたい
今あなたへの思いが愛に変わったことを

友達という名の境界線を越えられないまま
過ごした夜に 終わりを告げたいよ
友達という名の境界線を越えられたとき
あなたが居れば 眠れぬ少女は瞼(め)を閉じる