♪宇多田ヒカル統一スレ・パート２４♪

　ヒカルはスポーツ新聞に目を通して驚いた。　「私の愛読書が『羅生門』って
書いてあるけど羅生門って何よ？」・・・ヒカルはずっと日本の学校に通ってい
たのにもかかわらず『羅生門』の作者さえまともに答えられない大ドキュソだっ
たのである。　のんきなヒカルは「私、少女漫画なら大好きなんだけどね！」と
おどけてみせたが、ヒカルを天才に仕立て上げなければならないために東芝社員
の工作活動は毎日のように続けられていたのだった。

　しかしその嘘は簡単にバレてしまった。　『羅生門』の他にヒカルが愛読書と
して列記されていた本の多くは英語で出版されていないのである。　ニューヨー
クで生まれ育ったはずのヒカルがニューヨークのどこで日本文学に親しんだとい
うのであろうか？　それにヒカルが通っていたと主張するニューヨークの有名私
立小学校では英米文学を推奨するのではないのだろうか？　愛読書詐称疑惑の渦
中に週刊誌の記者がヒカルの東京の自宅近くの本屋の店員が驚くべき証言をした。

　「宇多田さんならよく来られますよ。　漫画ばかりお買いあげになられてます。
少女漫画が多いようですね。」

　愛読書が『羅生門』のはずなのに、本屋で漫画ばかり買うとはどういうことな
のだろうか？　ヒカルの嘘は決定的になってしまった。　ヒカルに明るい未来は
やって来るのだろうか？