Mr.Children43

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130名無しの...
>>128
―練習が一段落して、外に出てきた時に、「ちょっとよろしいですか」みたいな。
「そうそう」
―やがて、ライヴハウスとかでもやるようになるんですよね。最初はやはり、身内が集まっての貸し切り、みたいなこと?
「本当にそんな感じです。友達にチケット買ってもらった、みたいな……。ただ、オリジナルを作るようになってからは、田原くんが厳しい人なんで、
 ”このぐらいのバンドのオリジナリティーだったら、チケットを人に売るなんて失礼だから”ってことで、売らずにあげて、全部費用は自腹ってことになってました。
 それ以前からデモテープみたいのはたくさん作ってて、それは来てくれた人にあげたのかな?そう。無料で配ったの、覚えてるんですけどね」
―田原くんが厳しい、というのは、いろいろな音楽を趣味で聴きつつ、自分達のレベルはどの辺、みたいな、その判断役ってこと?
「それもあったし、あの頃の自分達のチケットなんて、実はなかなか買ってくれる人もいないっていうのも、大きな理由で……」
―そういうことを何回かやっているうちに、鈴木くんともライヴハウスで出会うんですよね、対バンという形で。
「そうですね、鈴木くんがやったバンドはかなりレベルが高い、高校生とは思えないようなやつをやっていましたね。
 だけど心には、ウンともスンとも響いてこないような、小手先だけの音楽をやってましたけど(笑)」