復活**遊佐未森スレッド**

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531名無しさん
あ、少し参加していい?

「アカシア」から聴き始めたけど、私は圧倒的に今の方が好き。
昔の曲はメロディラインの跳躍のアクが強すぎるように思う。
余韻を残すべき音の響きを打ち消すような飛び方は好きになれない。

上で「最高の曲」と書かれたポプラは強くその傾向を残している。
他の曲でも良い曲は多い、でも初期の独特の音の跳躍を残したままで
洗練された曲といえばポプラになってしまうのだろう。

ソラミミ時代の曲が好きという人はきっと、オペラ曲を単独で訊く人が
その音楽が使われた物語の雰囲気も音と一緒に味わっているように、
旋律のたどる癖の強い跳躍の中に漂う、築き上げられた物語の空気に惹かれている。

外部の物語性に支えられた音楽が好きになれるかどうか、それは人次第だし、
あるいは音楽を聞いたタイミングや、個人の経験の領域だと思う。
でも物語にリアルタイムに参加できなかった人に
物語への共感を求めても徒労に終わる可能性が非常に高いだろう。

参考までに、私が一番すきな曲は「眠れぬ夜の庭で」。