>>587>>609やってみました。
Wake up!Wake up!Wake up!/the pillows
1.Wake up!dodo ★★★★
力の抜けたコミカルなリフからスタート。Aメロのやぼったいドラムとリズムギターの
鈍さが、必死に羽ばたいても飛べないドードーを連想させる。脱力気味のボーカルも
いい感じ。前半をバンドのキメ、後半を歌メロに割り当てたBメロも全体の流れを
スムーズにするのに一役買っている。
2.YOUNGSTER ★★★
レトロゲームミュージックのようなチープなギターの音が独特の味わいを出している。
ビークル+大塚愛といった感じの分かりやすいアッパーチューン。バスドラの音が
小さめで、ハイハットがやたらうるさく聞こえるような。ギターはプレイそのものは
アイデアが無く、結果的にそれが味になっているとはいえ切れ味は悪い。
3.プロポーズ ★★★★
フロアタムとギターの刻みに独特のユルさのあるミディアム曲。シャキッと弾きすぎ
ない事で詞のイメージを演出するさじ加減がバンドのキャリアを感じさせるような、
単に下手なだけのような…。ブルージーなコード進行なのにポップな曲。彼ららしい
プロポーズだが、前提として彼らについて知識がない人にすればナニコレ、な曲。
4.スケアクロウ ★★★★
ラウドなギターと雄大なシンセがオアシスを思わせる曲。Aメロから脳内でうっすら
「Whatever」を流しながら聴くと、Bメロまでオアシスが歌ってサビでピロウズに
バトンタッチするようなイメージが浮かんで面白い。ゆっくりと全体像を見せながら
昇っていくようなサビは壮大だが、歌はかなり余裕なさそう。