大塚愛さくらんぼ盗作疑惑

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159三段目
まず音は何種類あるかと言うと、12種類です。
ほとんどの音楽はこの12種類の音を駆使して作られています。
ですが、一般的には単音で曲は構成されるのではなく、複数の音を同時に
使い曲を成り立たせます。
このとき音と音の間隔で和音(音の集まり)の響きが決まります。
それをコードと言うのですが、そのコードの作り方は調べてみてください
たとえばルート音、長3度、完全5度はメジャーコードと言います。(ドミ
ソの関係です)
このコードというのが曲を作る上で
非常に重要になってきます。書店で行き、探せばあると思いますが
コードつきの歌詞の載っている本があります。CとかFとかローマ字
が書いてありますが、それがコードの種類です。
色々なコードがありますが、曲の中に使われているコードは、闇雲
に配置されているわけではないと言うことです。
たとえば曲の末尾はトニックという性質を持った、安定したコードを
使うので、曲のキーのコードを使うのが一般的です。
また不安定な性質のコードの後にはトニックが来るという原理もあり
ます。というように、コード進行の各々には決まった選び方がありま
す。最も、全てが理論上で作られるわけではないし、理論もここまで単純
ではないので創造性はもっと広がるでしょう。
160三段目:2005/12/21(水) 01:02:21 ID:75n6ft16
ここまでで曲の感じを決定付けるのに重要な役割を成している一つに
考えられるのはコード進行であるということが分かったはずです。
もちろんボーカルの声質や使用する楽器、機材など音質も曲の完成度に
影響しますが、それは聞こえ方が違うだけで音楽としては同等といえます。
音楽的に異なるものと言えるのは、調、テンポ、リズム、メロディー、そして
今言ったコード進行が主なアレンジの手法なのです。
同じ曲をアレンジバージョンで聞いたことがあれば理解しやすいと思い
ます。

わかりましたか?それではこの理論の立場からなぜ似ているのか説明します。
キーが同じである場合、その曲で使用する音階が決定します。
たとえばキーがCという曲ならばドレミファソラシド
という音階を元に作っていきます。もちろんこれ以外にも使用しますが
メロディーは基本的にはこれで作ります。
分かりやすい例で言うと童謡などはドレミファソラシドだけで構成され
ているものが殆どです。
ではキーを同じにして、コード進行の同じ部分を
同じテンポで流したらどうなるでしょうか?
実はメロディーが異なっていても違和感無く聞こえます。
なぜならコードが他方の曲にも合っているからです。
実際コード進行は無限に作り出せると言われますが、音楽がこれほど
メディアに流れている時代では事実上有限なものです、音楽的に価値
があるものは響きがよく強い解決感を求めるものが好まれます。つまり
あの曲とこの曲でコード進行の一部が似ていたり、同じだったりするこ
とは曲の多さに対して仕方ないことだと私は思います。
探してみれば、見つかると思いますがどうでしょうか。