頷かない群れ 応えない私
そこに見つけるのはいつだって狭い空間
言葉さえもこの揺れを押し殺す
うなだれ
満たして
この息を この身体を
ここには何も無いけれど私の空はいつだって四角
受け入れただ眠ることが全てなら
私は自分の根さえ焼き尽くす
ここに何かを残すようにと思うから
恐怖と期待と 朽ち傷む腕
そこで思うことはいつだって淡い平穏
実像さえもこの揺れをあざ笑う
燃やして
還して
この傷を この夢を
脚はただ絡まるけどこの身体はまだ倒れない
うずくまりただ黙ることが全てなら
私はなお身体を奮い立たす
ここに何かを残すから
ここで何かを残すから