【僕が一番】槇原敬之part30【欲しかったもの】

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718名無しのエリー
もう薬なんてしない/槇原敬之
薬が切れると何にも できないわけじゃないと
ヤカンを火にかけたけど 紅茶のありかがわからない
ほら 朝食も作れたもんね だけどあまりおいしくない
店が作ったのなら文句も 思いきり言えたのに
食後に打つときは きゅうくつに思えるけど
やっと自由を手に入れた
ぼくはもっと淋しくなった
さよならと言った壁の
気持ちはわからないけど
いつもよりながめがいい
左に少し とまどってるよ
もし神に1つだけ 強がりを言えるのなら
もう薬なんてしないなんて 言わないよ 絶対
5本並んだ注射器も 1本捨ててしまおう
ひとのカネで買った服も もったいないけど捨ててしまおう
「男らしく いさぎよく」と ごみ箱かかえてる僕は
他の誰から見ても一番 センチメンタルだろう
こんなにいっぱいの ひとの生ゴミ集めて
ムダなものに囲まれて 暮らすのも幸せと知った
僕あての郵便が ポストに届いてるうちは
かたすみで迷っている
刑訴を思って 心配だけど
電波で出せなかった 答えは
今度出会える僕の知らない誰かと
見つけてみせるから
本当に 本当に 薬が大好きだったから
もう薬なんてしないなんて 言わないよ 絶対