槇原敬之part27

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12名無しのエリー
     世界にひとつだけの花
1、2丁目の店先に並んだいろんなちんこを見ていた
  人それぞれ好みはあるけどどれもみんなうまそうだね
  この中で誰が一番だなんて争うこともしないで
  ふんどしの中誇らしげにしゃんとスジを張っている
  それなのに僕らゲイたちはどうしてこうも比べたがる
  1本1本違うのにその中で一番をしゃぶりたがる
  
  そうさ僕らは
  世界にひとつだけのモーホー。1人1人違うマラが好き
  そのマラをたたせるように一生懸命しゃぶればいい
  
2、怒ったように笑いながらずっと泣いてる人がいる
  鼻から吸った粉はとても効いちゃうもんだから仕方ないね
  やっとブタ箱から出てきたその人が抱えていた
  いろとりどりの注射器とラリラリの横顔
  名前も知らなかったけれどあの日僕に笑顔をくれた
  誰もきづかないような場所で咲いてたノグソのように。
  
  そうさぼくらも
  世界にひとりだけのジャンキー、1人1人違う注射器をもつ。
  薬代を稼ぐためだけに一生懸命に歌かけばいい。
   
 2丁目のちんこで、クスリ漬けのちんこ1つとして生きる資格はないから
Only oneになれるわけない、もともと、きたならしいホモ・ジャンキー