347 :
名無しのエリー:
525ページ/川嶋あい
地下鉄に続いている階段をひとつ跳ばして行く
8時5分、各駅の2番車両
白いスニーカーを引きずってだるそうに歩く君を
見てる時間とても好きよほんの一瞬だけど・・・
決まって指を鳴らし始めだす退屈そうな授業中の窓
何か探して空を見ている横顔が好きなの
525ページにペンで赤く印を付けたよ
今はまだまだまた叶わないけれどLOVEの文字が4つ並ぶ
挿んでる集合写真、伏目がちなあなたがいるよね
いつかきっといつか私だけに見せる笑顔に変えたい
TVから流れる着信、ドキってしたりして
絶対あるはずのない電話なのにね
放課後バスケ、土色の顔、走る君はいつでも
輝いてた汗も笑顔もみんな好きだから・・・
難しい数学の授業より恋の方程式を解く鍵を
教えてくださいよ、神様早く私だけに・・・
「100年先までずっとね一緒だよ」と海で言われたよ
今はまだまだまた夢の中の世界だけなんだ悲しいけど
本屋の雑誌占いを全部捲って恋を調べた
きっといつの日にか五ツ☆よ、ほらね予想通りね