>>714 なんか好きすぎて絶賛っぽくなりそうだけどやってみます。(相対化のためにもう一人ぐらい
書いてくれるとありがたいです)長いですやだったらゴメンね。いってくれ。
坂本真綾/DIVE
01.I.D. ★★★★★ 4分音符でコードを押さえるだけのピアノと真綾の声だけで始まり(drなし)、
浮遊感あふれるリードギター、次にアコギとベースが入ってくる。この最初がアンプラグドな感じで、
だんだん盛り上げていく感じ、真綾の声を上手く立てていてとてもよい。
まだ声が細くて、のどを絞ってちょっと無理な発声をこの時代はしているが、それが逆に懸命な感じでとても魅力的。
特にサビのところ、声に空気を含んでいて、とくに真綾自身のバックコーラス(特に3:49以降、
バックコーラスとVoで三和音を形成)が心地好い。声を伸ばすとき、独特の浮遊感がある。
坂本に関してよく言われる強いブレス(例えば4:33)も、声が近い感じで僕は好きなのだが。
02.走る(ALBUM Ver.)★★★★★ 疾走感あふれる。1曲目に続きアコースティックな響き(Vo、
アコギ、軽い音のみのdr、ストリングス)おもいきったアクセントから始まるストリングスの勢いがよい。
ストリングスは少数人数の重録ではなく生録らしく、チェロもいるので心地いい感じ。
1曲目と同じく、真綾自身の2声のバックコーラスが綺麗な3和音を形成する部分の
羽根のような軽さは美しい(たとえば2:35)。鼻歌みたいな軽い歌い方がかわいらしい。
どうして「も」とか、ふたりき「り」の最後の音でくるりと装飾を点けるところがかなりキュート。
2:45の「「あ」なたをこんなに」の「あ」ですこし音程低目から入って上に押し上げるところとかの
懸命な感じも好。真綾以外の声のコーラスが入るところはちょっと攻殻機動隊臭く嫌。
真綾コーラスだと美しく昇化されるところが、大人の女声コーラスで聞かされると、重くて。
03.Baby Face ★★☆ 能天気お気楽英語ソング。シンコペーションでスキップってなかんじ。
正直、英語より日本語のほうがいい。感情のこもり方がちがう。声の変え方とかも。
smile and you will seeあたりの真綾バックコーラス(2声or3声?)のなにもかんがえてなさそうさは凄。
最後のつぶやきも好きな人はとても好きだろう。