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名無しのエリー:
柴田淳 ひとり
1 少女 ★★★☆ バラードナンバーでの幕開け。
2 虹 ★★★ しばじゅんの曲の中では最もドラムの激しい曲。ドラムから始まるサビが
Coccoのカウントダウンを連想させる。
3 未成年 ★★★★ 年をとったからこそ言葉で表現できる未成年の気持ちを表現した詞が
賛否両論。自分はいいと思う。マイナー調の暗いバラード。
4 足跡-Piano Solo- 重いピアノインスト。1分半もないのに気分はたちまちドン底w
5 あなたとの日々 ★★★★★ 7thシングル。穏やかなメジャー調のメロディがほっとさせる。
詞はけっこうドロドロだが。
6 かなわない ★★★★ いかにもジャズっぽいポップスを作ろうとして作られた感じのアレンジ。
ベタだがしばじゅんにこういう感じの曲が今までなかったので新鮮。
7 夕日-Piano Solo- ちょっと「あなたとの日々」に似た感じのインスト。こちらは明るい感じ。
8 雪の音 ★★★★☆ ポップな感じで、シングルにも出来そうな感じの曲。サビが低い声から
始まるのもいい。
9 コンビニ ★★★ アルバムに毎回入るピアノ一本・本人アレンジ・演奏の曲。可もなく不可もなく。
10 今夜、君の声が聞きたい ★★★ 月光浴と詞の一部がかぶっていたり、シチュエーションは
かけはなれているが共通するものを感じさせる。7分もあり、アウトロも長いので
ここでアルバムが終わっても違和感はない。
11 ひとり歩き ★★ 詞つきの長いアウトロといった感じ。メロディが微妙なこともあり、ちょっと疲れる。
総評:★★★
タイトルから暗そうな感じだが、その通り、しばじゅんの暗い部分をフィーチャーしたようなアルバム。
マイナー調の曲が多く、特に前半がすごく暗い。「ため息」と違って、明るめな曲がないせいもあると思う。
サウンド面ではほぼ完全に「ため息」の延長上にあるが。
ボーカルが疲れている感じがしたところがあり、この人にとっては大きなマイナス点だと思う。