77 :
名無しのエリー:03/05/22 19:44 ID:eUFnasIN
サカゲ、ロンゲしねよ
>>59 真保裕一の最高傑作は「奪取」に決まってるじゃないか
寒いことをいう人がいるんですがどうしたらいいですか?
もうついていけません
でも会うたびに奢ってもらえるのでウマーです
80 :
名無しのエリー:03/05/22 20:37 ID:eUFnasIN
まあ、とりあえずボイル抜きに一票
81 :
堂本芭湘:03/05/23 20:46 ID:nPcfJqZ6
>>78ホワイトアウト→奇跡の人→ボーダーライン→朽ちた樹々の枝の下で
ときて4作目でちょっと萎えてしまった。
「奪取」も持っているから、暇があったら読んでみるよ。
82 :
山崎渉:03/05/28 10:50 ID:5XRv1s1W
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
83 :
堂本芭湘:03/05/29 18:08 ID:0sOhS+kc
江波戸哲夫「新入社員」。
新入社員が談合など企業の闇の部分を見ながらも、恋人と試練を乗りきっていく
作品だったかな。たいして面白くはなかったのぅ。
84 :
堂本芭湘:03/05/29 18:11 ID:0sOhS+kc
森村誠一「太陽黒点」
ゴミに出されていたのを拾って読んだ。
ハードボイルド。森村誠一は2度と読まないでええやろと思った。
85 :
名無しのエリー:03/05/29 18:15 ID:GA/G5mc5
貴志裕介の黒い家は?前読んだけどオモロかった。
86 :
堂本芭湘:03/05/29 18:20 ID:0sOhS+kc
三浦綾子「塩狩峠」
感動作。青年が自分の命を犠牲にして乗客を救う。
この青年の死に方は漏れの理想の一つである。
やや時代錯誤があるが。
87 :
堂本芭湘:03/05/29 18:27 ID:0sOhS+kc
>>85>>57 第4回日本ホラー大賞受賞作。貴志自身が生命保険会社に勤めた過去を持つだけあって
リアリティーがある。保険金をめぐる殺人劇。この作品で貴志のファンになった。
88 :
堂本芭湘:03/05/29 18:31 ID:0sOhS+kc
鈴木光司「生と死の幻想」
…全く記憶にない。
89 :
堂本芭湘:03/05/29 18:35 ID:0sOhS+kc
辻仁成「ピアニシモ」
これは全く受けつけなかった。辻仁成もこの作品で切った。
ヒカルなる存在がよくわからない。
90 :
堂本芭湘:03/05/29 18:41 ID:0sOhS+kc
立花隆「臨死体験上・下」
最後までケース・スタディーの羅列に終始していたが、なかなか興味深かった。
漏れも臨死を体験できる装置を使ってみたい。
91 :
堂本芭湘 :03/05/29 18:51 ID:0sOhS+kc
宮台真司「まぼろしの郊外」
フィールドワークを中心とする学者の本。社会学。
いろいろ書いてあったが、中高生でも高偏差値校の連中はミスチル・トライセラトップス・
グレイプバイン(やや時差あり)などのギターバンドを聴くという箇所が一番印象に残る。
92 :
堂本芭湘 :03/05/29 18:54 ID:0sOhS+kc
村上龍「五分後の世界」
出だしは最高に面白くて期待して読んだが、途中からだれる。
戦闘のシーンの記述がくどくて嫌になった。
93 :
堂本芭湘:03/05/29 19:00 ID:0sOhS+kc
宮本輝「人間の幸福」
一つの殺人をきっかけにして住人の間で疑心暗鬼が広まっていく。
人の心の闇を描いた作品。なかなか良かった記憶がある。
94 :
堂本芭湘:03/05/29 19:06 ID:0sOhS+kc
鈴木光司「光射す海」
マグロ漁船での殺伐とした人間関係が上手く表現されている。
かなりの表現力。
海での最後のシーンも良かった。よく研究しているなと思った。
95 :
堂本芭湘:03/05/29 19:10 ID:0sOhS+kc
笹倉明「漂流裁判」
レイプを巡る裁判のやり取り。
ありがちな作品で、とくに感じるものはなかった。
一応サントリーミステリー大賞受賞。
96 :
堂本芭湘:03/05/29 19:21 ID:0sOhS+kc
中井拓志「レフトハンド」
第4回日本ホラー小説大賞長編賞受賞作。
途中でRPGでもやっているような気分になる作品。
まあまあの作品。
97 :
堂本芭湘:03/05/29 19:31 ID:0sOhS+kc
三浦綾子「泥流地帯」「続泥流地帯」
感動作。積み上げてきたものが一瞬にして崩され、さらに試練がおそって来る。
人生の報いとは一体なんなのか?考えさせられる作品である。
98 :
堂本芭湘:03/05/29 19:54 ID:0sOhS+kc
高橋三千綱「カムバック」
漏れは野球は好きではないが、野球好きの友人にもらったので読んだ。
まあガチンコみたいなものや。
99 :
堂本芭湘 :03/05/29 19:57 ID:0sOhS+kc
宮本輝「春の夢」
普通の青春文学だが、トカゲが良い味を出していた気がする。
100 :
堂本芭湘:03/05/29 20:02 ID:0sOhS+kc
鈴木光司「楽園」
過去の伝記の記憶が再びよみがえる。
スケール感のあるファンタジー小説。
鈴木光司の中でも好きな作品である。
第2回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞作。
101 :
堂本芭湘:03/05/29 20:10 ID:0sOhS+kc
貴志祐介「十三番目の人格―ISOLA―」
貴志の作品の中では下のほうに入る。
多重人格障害を題材にしたホラー。
102 :
堂本芭湘:03/05/29 20:19 ID:0sOhS+kc
三浦綾子「広き迷路」
タイトルに惹かれて買ったが、内容は全く覚えていない。
103 :
堂本芭湘:03/05/29 20:24 ID:0sOhS+kc
真保裕一「連鎖」
放射能汚染食品の横流しの真相究明に乗り出した検視官を主人公にしたハード・ボイルド。
まあまあだった気がする。
104 :
堂本芭湘:03/05/29 20:28 ID:0sOhS+kc
村上春樹「ノルウェイの森」
切なさとエロイシーンだけが記憶に残っている。
105 :
名無しのエリー:03/05/30 23:04 ID:Pn/GDHwb
R&R N
B-PASS
106 :
名無しのエリー:03/05/31 16:28 ID:ltSMFzaY
108 :
堂本芭湘:03/06/02 20:14 ID:+Ksfq/cs
で、漏れと趣味合う人おらんの?
109 :
名無しのエリー:03/06/02 21:00 ID:kHZGQFxj
森博嗣「すべてがFになる」
ひねくれ者は読んどけ
110 :
_:03/06/02 21:00 ID:15pCNVXn
大槻ケンヂ「グミ・チョコレート・パイン」「リンダリンダ・ラバーソウル」
112 :
名無しのエリー:03/06/06 17:02 ID:6QX2IiEU
そう?
町田康の初期作品。
くっすん大黒とか。
最近マンネリなんで読んでない。
実は自分は彼が本当に狂人かと思っていた。
114 :
名無しのエリー:03/06/07 16:51 ID:2txMMf7o
ない
邦オタの教養の無さが露呈…。
■矢作俊彦「あ・じや・ぱん」
東と西に分断された日本の歪められた近未来的昭和史。
ボリュームはあるが普通におもろい。一気読み。
ハードボイルドが好きなら、暗闇にノーサイドあたりを勧める。
■フランツ・カフカ「カフカ短編集」(岩波文庫)
短編が良いんですよ、彼は。
暗さの中にもどこかしら寓話的な面白さがある。
うまく言えんが言葉の粒子に飲み込まれる感じ。
意外ととっつきやすいので短いのから読んでみると良い。
>>115 そんなに遠慮せずに、君のお勧めを聞かせてくれないか。
117 :
名無しのエリー:03/06/10 03:09 ID:nNzSTo+5
>>116 カポーティの「冷血」(in cold blood)推奨。
コーエン兄弟の映像にも通じる、徹底した冷酷無比な
凄惨な事件の描写と、加害者の心理描写がハードでかなりヘヴィ。
インパクト有り!ジムはこれ読んでTHE END書きました。
118 :
116:03/06/11 15:53 ID:JgtdqlYw
■見沢知廉「囚人狂日記」
右翼政治犯の著者の囚人時代を綴った日記。
時代に名を響かせる奴らの裏話など、殆ど笑い話で読みやすいが、
「刑務所を見れば国のレベルがわかる」という言葉を思い出す。
精神がおかしくなった奴らの専用刑務所にまでぶち込まれたりして大変です。
ムショから持ち出した資料なんかも載ってるよ。
■アゴタ・クリストフ「悪童日記」
もう定番って感じだが、自分は中学時代に読んだ為、人格形成に何らかの支障をきたした。
双子の兄弟の視点を通しているが、感情の一切入り込んでいない
情景描写は美しすぎる反面、残酷すぎます。
3年ほど前に弟に貸したが未だに返って来ていない。
>>117 囚人狂日記に挟まってたチラ紙『【悪】の魅力フェア』に、冷血が載ってて運命を感じた。
「in cold blood」ってジョニー・サンダースを思い出しますな。
てか、ドアーズ禿好きなんで読んでみるわ。(不純な動機)
119 :
名無しのエリー:03/06/15 21:51 ID:wgDRXlUO
ランボオ/地獄の季節
学生の頃これを山手線の中で読んで衝撃を受けた。
並んでる活字が信じられなかった。
VIRGIN PRUNES[if I die, I die]
CHRISTIAN DEATH[only theatre of pain]
UK DECAY[for madmen only]
にどっぷりの頃だったんでかなり効いた。
日本の糞ビジュファンには越えられない壁の向こうの世界。
120 :
名無しのエリー:03/06/22 22:01 ID:WtWJyQGm
おまえ等本読めw あげ
122 :
名無しのエリー:03/07/05 16:30 ID:GjtUlZ5y
この板はホント本読まないんだね
んー、冷血読んだ。
本当に冷血でした。
直後はちょっと後悔、その後反省、充実。
>>117 ありがとう。
124 :
117:03/07/11 01:43 ID:MwvqDVxu
いえいえどういたしまして。
ホントに重い一作だよね。
125 :
名無しのエリー:03/07/15 09:59 ID:ylR+5ZMk
ふ〜ん