‐ ―  ゆらゆら帝国 VV  ― ‐ 

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78名無しのエリー
>>77
ゆらゆら二つと割礼一つ、三つのアルバムをまとめてのレビューでした。
----始め----
ゆらゆら帝国/ゆらゆら帝国のしびれ(MIDI/MDCL-1439/CD)
ゆらゆら帝国/ゆらゆら帝国のめまい(MIDI/MDCL-1440/CD)
割礼/セカイノマヒル(LEE V CLEEF/LVC-16/CD)
なんじゃこりゃ。相変わらずのゆらゆらサウンドとかすっとぼけた評が
載ったりしてたけどちょっと名前が知られると大変やんねー。褒められる
だけで名にやっても聴いて貰えない。こりゃあ変。変すぎ。「しびれ」の方は
もうこれサイケっちゅうかムーンライダースでしょ。イカレてた頃の。
バンド・サウンドなんて前の前のシングルで完全に放棄しちゃってたけど
「しびれ」ん中の曲はそんなんばっか。おもろいわ。「めまい」の方は
たしかにメロの立った曲が多いけどロック・バンドの象徴たるべき楽曲に
スックと中心と立っているべきリーダーがぼんやりして見えるという奇妙さ。
ここまでやって同じに聞こえちゃったら可哀想だよな。両方買ったら6000円
という高価なシロモノですが、これ本当にスコブル面白い!
で、同時期に近い出自で近いサウンドで存在していた割礼の新譜も出た。
同じくらいの資質を持った両者だと思うんですが、スタッフィングがねえ...。
まあ物を作る人間としての向いている方向が違うってことなんでしょうが、
サウンド的な変化は一切無し。全然悪くない。音質は格段に良くなったし
レコーディング・テクニックの向上が伺える内容なんですがちと物足りないかなぁ。
ライブならこれで満足なんだけど、このアルバムを聴き続ける理由を見いだせない。
----終わり----