やっぱり☆今年も大赤字の予感!dream31

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699J-EURO肯定派のHEAVY EUROBEATER
やっとレビュー完成(遅)原曲目線の偏った考え方なので、こういう意見もあると思って読み流してください。

01.In the name of love ★★
A-CLASSのカバーもあって、DISCO復活の定番曲となりつつあるこの曲を1曲目に持ってくることで
このアルバムの方向性を示しているが、人数が多いほど・・・キツい。音は悪くないんだが・・・。
Clara好きには叩かれるだろうなぁ。2番以降の「♪あぁのぉ時〜」は実に気になる。

02.I BELIEVE IN DREAMS ★★★★☆
1曲目とうってかわって意外とクオリティが高い。といってもオリジナルの持つしっとりした雰囲気が
薄れているところがdreamらしい。サビではなぜか『XANADU / OLIVIA feat. PAULA』が脳裏に。

03.EVER AND EVER ★★☆
実際聴く前はVENICEのだったらあんな曲カバーできんのか?と思っていたが
オリジナルの持つVo.の粘っこさをなくし、弾けたPOPにうまくコンバートされている。
リフも弾けた感じで『JUMP / Van Halen』ちっくにアレンジされている。

04.E.I.E.N ★★☆
このアルバムの中では比較的オリジナルに忠実にカバーしてる感じ。といっても
春らしい歌詞とVo.で、哀愁HI-NRGをうまくアイドル歌謡曲にシフトしてるなぁと。
ここから歌謡曲3連発!?

05.Turn It Into Love ★☆
この曲が入ってることに個人的な違和感を感じるWinkでお馴染み「愛が止まらない」だが、どっちもどっち。
歌詞は今風になっているが、英語で「Turn It Into Love」と歌っているところが気になる。
どうせなら『I SHOULD BE SO LUCKY』をカバーしてほしい。
700名無しさん@テスト中。。。:03/03/04 22:17 ID:tmzWKArV
>>698
いまなら芸板のhiroスレいくといいぞ
ただ煽りをもうちょっと工夫するのと固定は止めたほうがいい
わざとなんだろうけど余りにも頭悪そう過ぎで絡みにくい
701J-EURO肯定派のHEAVY EUROBEATER:03/03/04 22:18 ID:3/H4qLyw
06.Passion ★★☆
正真正銘の歌謡曲。歌詞もぴったりあってる。曲調は『EAT YOU UP / ANGIE GOLD』を彷彿とさせる。
コーラスの位置がイイ。効果的なギターとシンセリフで音は派手になっているが、
サビ前のンッパップズンプパップペッっていうタメがないのが惜しまれる。

07.King & Queen ★★★☆
早い時期にVelで流れた(らしい)ってこともあり、火の夜以上に叩かれつつある王様と女王様なわけだが、dream史上最大の問題作!?
J-EUROでよく言われる「音が薄い」という問題については、確かにオリジナルとは全然違うし、薄いといわれても無理はない感はあるが、
そこはさすが冬野氏!メロディすら違うながらも、土曜リフと金曜リフ両方絡ませてるし。これはこれでFUYUNO Ver.としてアリでしょう。
それより、Vo.!サビの「King & Queen」違うんだよ!(BOOM SONIC SYSTEM feat. MARY DUNNEのカバーもこう歌ってたな。)
この曲をはじめ、J-EUROを語ればキリがないが、クオリティとしては「EURO BASS!」レベルってとこだな。

08.カケラ ★★★☆
メロディは哀愁なのに、オープニングから激しいビートとギターリフ! そしてタイトルは「思いがけない恋」ではなく「カケラ」!
ラストにはアコギが登場しながらも、オリジナル(のREMIX Ver.)とは別メロで、これがdream版だ文句あるか!といわんばかりのアレンジ。

09.Help me ★☆
第1次ユーロビート黄金期最大の名曲だけど、ユーロの良さを消して、完全にPOPSにアレンジされている。
低音は篭り気味。Vo.は弱々しく、気になる部分もある。カバーの難しさがわかる一曲。もとが名曲だけに実にマズい。

10.GIRL'S NIGHT ★★★
原曲はあのテレフォンオペレーター!イギリスのパンクバンド出身のピートのgroove感そのままに、
女の子集団的な歌詞を歌うという贅沢なギャップをVo.にかけられた大胆なエフェクトによってかっこよく仕上げてある。
702J-EURO肯定派のHEAVY EUROBEATER:03/03/04 22:18 ID:3/H4qLyw
11.Hot Stuff ★★★★
♪ホッホッホッホッ スタァ〜ッ ホッホッホッってとこの左右パンいいねぇ。オープニングから音的にも低音も気持ちいい。
Hot Stuffっていうコーラスもバッチシ、エフェクトもおもろい!歌唱力も意外と悪くない。
なにより、ナイスなアレンジを加えながらオリジナルの良さを残しているのが素晴らしくイイ!
(DOMINOのようなコテコテにイジったカバーもアリだけど。)

12.MUSIC IS MY THING (Album Version) ★
原曲はゆったりBPMでダンサブルでありながらも、実にしっとりしたVo.を聴かせる
珠玉の名曲たが、dreamはガラッと変わってノリきれないPOPSになっている。
聴き比べればサマンサの凄さはわかるが、dreamはやはりまだまだだなと。
このAlbum Versionは'80s DISCO便乗アルバムとしての雰囲気に似合うように
今のdreamができるギリギリのところを狙ったってとこかな。

総評:★★★★☆
このアルバムの素晴らしいところは、100%カバーってとこだ。
日本人が書き下ろした曲が入れば温度差が生じる。
(カバーを止めてしばらくすると失速という先輩諸氏が@には大勢・・・。)
が、逆に本場のプロデューサーがプロデュースすれば音は完璧になるが、Vo.の甘さが際立ってしまう。
そこへ往年の名曲を引っ張り出し、冬野氏らがアレンジ&mixすることによってdreamに合ったちょうど良い
バランスのクオリティをキープすることができている。できれば星野氏も携わってほしかったなぁ。
そしてこのアルバムの特筆すべきは、HI-BPMだってとこだ。速く派手になっているのはこのアルバム全体に言えることだが、
特に『King & Queen』の速いこと。これはSEB130に入ってるKing & Queenよりは遅いが、SEB18のオリジナルより速い。
'80sの曲ならともかく、SEB系のJ-EUROがオリジナルより遅くなることがあっても速くなることは珍しい。
'80sDISCOをコンセプトにしているこのアルバムの中でのこの速さはこの後もdreamはEUROBEATのカバーを続けることを示唆している
と俺は勝手に解釈している。
是非この勢いで、『dream world U』も100%カバーで作ってほしい。(MAXIMUMUのような中途半端にならないで!)
Vまでいけば、おそらく『BEST of dream world 〜 non-stop mixed by Y&Co.』が作られることだろう。