397 :
へろし:
背中に冷たい感触が伝わると同時に、松本の口は再び稲葉によって塞がれていた。松本が予め隙間を作っておいた部分から、稲葉の舌が差し入れられる。直ぐ様それは互いに絡まり合い、更なる刺激を求める二人を繋いでいく。
「うっ…はぁ…ん。」
息も絶え絶えに、松本が稲葉の頭を抱え込む様に引き寄せ、十分な満足が得られた所で口を離す。細い糸が間に引かれて、光に反射した。
稲葉は徐々に手を降下させると、松本のシャツに残っていたボタンを全て外し、前を割った。そのまま指を滑り込ませ、肌を味わう。
398 :
愛丸:03/02/01 22:24 ID:U1pxfscM
するりとシャツが脱げ落ち、露になった胸を中心に辺りを撫で回す。
「ふ…っん…あ。」
ゆるゆると松本から力が抜け、稲葉は首筋を軽く吸いながら囁く。
「ずるいよ、松本さん。」
びくりと反応した松本を更に煽らせるべく、今度は指を這わせた先に在る胸の飾りを摘み上げ、耳たぶを甘く噛む。
「あっ、稲葉っ!」
大きく跳ねた瞬間を狙い、稲葉が松本の胸に視線を合わせる。
「もう、こんなに勃っちゃってる。」
ずばり言い当てられ、松本は羞恥心から思わず稲葉のシャツを引っ張る。
399 :
ラテラテ:03/02/01 22:25 ID:U1pxfscM
「そんな顔しないでよ、したいって言ったの松本さんでしょ?」
至極もっともな言葉で返され、やがて抵抗を諦めた松本に、稲葉は愛撫を再開した。