シカオの山籠もりを友達にすすめよう

「サヨナラ」

最後まで僕たちはしらばっくれてばかりで　傷ついてしまうことを恐れていた
わがままなその肉体で確かめあうフリをした　僕らの体は冷たかった　そうずっと

だから君と明日サヨナラ　ちょっと勇気がいるよ
バツの悪い言葉で　君にお別れを言うよ

だから君とずっとサヨナラ　手を振ったりしないよ
ねえいつの日か　僕にも　うまくサヨナラを伝えてね


夜にだけ雨が降った　霧のように音もなく　ぬかるんだ足もとに降り続いた
ねえどれかひとつあきらめたら僕らうまくいくかな　ずぶ濡れの心は迷っていた　そうずっと

だけど君と明日サヨナラ　誰のせいにもしないよ
僕のこと世界中に　悪く言ってもいいよ

明日僕は僕とサヨナラ　ちょっと前に進もう
あのころの日々に　願いに　お別れをするつもり


いつか夢でもし君と出会ってしまったら
僕はどんな　君はどんな言葉　最初に言うかな


だから君と明日サヨナラ　ちょっと勇気がいるよ
バツの悪い言葉で　君にお別れを言うよ

だから君とずっとサヨナラ　手を振ったりしないよ
ねえいつの日か　僕にも　うまくサヨナラを伝えてね