940 :
ひざの上で:
私のひざで眠るあなたは まるで小さな子供みたい
あなたの見ている夢が 私のふとももに染みこんでくる
子猫のように丸くなって 深い眠りに落ちるころ
熱いからだの重さを残して あなたはもう此処にいない
一人きりで夢を見るの どんなに近くにいても
だからお願い夢から覚めて 新しい朝が来るとき
ほんの少しで少しで良いから まっすぐわたしの目を見て
ひざの上で 眠るあなたへ
ひざの上で 眠るあなたへ
一人きりで夢を見るの どんなに近くにいても
だからお願い夢から覚めて 新しい朝が来るとき
たった一度で一度で良いから 私の名前を呼んでね
ひざの上で 眠るあなたへ
ひざの上で 眠るあなたへ