>>280 暗くささやく系……暗くなるかどうかはヴォーカリストの特性というよりは、バンドの音楽性という気もするんだけどね。グレック・レイクも男っぽい歌い方するときあるし。でもまあ、暗くささやく系といわれて思い出したのは、有名所ではPFMとジェントル・ジャイアントかな。ジェントルジャイアントの場合はメンバーのうちケリー・ミネアって人が歌ってるナンバーが君向けじゃないかと思ったり。
どちらもアンサンブル重視で、しばらく聞き込んで真のスゴさが見えてくるスルメ系テクニカルバンド。
★ジェントルジャイアント 「ジェントル・ジャイアント」「オクトパス」
紙ジャケの再版がされててちょうど手に入れやすいと思う。変拍子多用、高度なコーラスワーク、古典音楽の影響。
★PFM(プレミアータ・フォルネーリア・マルコーニ)「幻の映像」「幻想物語」
イタリアのバンド。これはどう紹介していいかなぁ。難しい。ジェントル・ジャイアントの影響があるというのが定説。ジェントルジャイアントは知性的でスマートな音をたてるのに対して、PFMはちょっと土臭い感じの叙情的なサウンドをたてる。
★マイク・オールドフィールド 「チューブラーベルズ」「オマドーン」
レコードのそれぞれの面に一曲づつ25分程度の曲を、ほとんど独力でつくったってので有名。チューブラーベルズのイントロは映画にも使われたので有名。
演奏としては、ちょっと首を傾げたくなるトコロも正直あるけど、牧歌的といえばいいのか独特な雰囲気と味がある。アイディア勝ちといえばそう。基本的にはインスト。
Yesのヴォーカルはどうなんだろうなあ。なんとも言えない。でも、危機は本当に名盤。