殿下（プリンス）にくびったけ Disc2

ん〜。
マイテとの一件にしても、ワーナーとの契約の件にしても
「レイブ〜」が売れなかった件にしても・・・。
どうも、自分が力の無い事の言い訳にしか聞えない時が
あるんだな、今の殿下には。

「ボクはワーナーから離れたい」っていう思いの方が強過ぎて
肝心の音楽的な創造力をないがしろにしてしまった。
それが、音楽雑誌での酷評に繋がってるんじゃない？
そもそも、「音楽的な制約」がワーナーにあったとは思えない。
ただ殿下がデビューした時から居た、お偉いさんが退職して
殿下の知らない、若い人の元で仕事をしたくなかっただけだろ、本当は。
それが、莫大な金額で契約した直後だもん。
ワーナーも怒って当たり前。

ボクは逆に、ワーナーにいたからこそ、８０年代にアレだけの完璧な作品が
発表できたと思う。
「最低限の制約」はアーティストにとって必要なんだ。
皆と同じ、狭いグラウンドで走り回るから、プリンスの凄さが実感できる。
それを、制約の無い広原の大地で走ったって、ちっとも凄さが伝わらないのと同じ(笑）