【総合】ザ・ローリングストーンズ2014年来日公演

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404名盤さん
バンドは完全に一体化している。
ミックの踊りも狂っている。
50年のキャリアの中でもここまで入っているミックジャガーを少なくとも私は知らない。
そして、シンパシーフォーデヴィルさながらの裏声で雄叫びを上げる。
キースもなにかしなきゃいかんとA10前方へ歩いて来る
ミックは驚異的な体力と鍛えられた肉体で、瞬時に健全な精神に
戻ることができるのだ。トォキョー トキョウー
ウィガットゥ、 ガットゥ、 ガットゥーゴー。ここにミックジャガーの気持ちが表れている
もうマジでマジでマジで行かなきゃならないんだ。怒涛のあおりはまだ続く
マイクをスタンドにかけ両手でミックがあおる。おわった!
と思ったらチャーリーが
スローでシャッフルを叩き始める
即オルガンが合わせる
ミックがA8方面でカッコイイポーズを決める。
チャーリー始動で動いているようだが
ここは長引かずに終わり
最後の挨拶でステージでミックテイラーが拍手をしている。

それは観客に向けられたものではなく明らかに
ミックジャガーに向けられていた。
ミックジャガーと肩を組みお辞儀をし
離れた後もまたテイラーは拍手を始めていた。
最前線を今だに突っ走る畏怖の念からの
拍手であろうか。

もしもこれがストーンズとして日本最後の
演奏だとしてもそれにふさわしい演奏だった。
サティスファクションこそストーンズの代表作であり
まさかこの曲で目頭が熱くなるとは思わなかった。