>>500 規制されたので遅くなりました
最近の作品の方が、元のマスターの劣化もなく
各国でアナログ用のマスターを勝手に使っているような可能性もなく
わかりやすいと思うので、
2005年発売のOasisの「Don't Believe The Truth」ってアルバムをサンプルとして紹介します。
「Let There Be Love」という曲が一番わかりやすいのではないかと。
イントロからピアノとギターのバランスが全然違うので。
ただし、このアルバムは
「日本盤とそれ以外」よりも「UK盤とそれ以外」の音の方に差があるらしいので、
比べるには輸入盤だったらなんでもいいわけではないのですが。
UK盤(オリジナル)の品番はRKIDCD30(もしくはDVD付のRKIDCD30X)
です。
PCのプロバが規制されているので、PCからメールで携帯に転送して書いているので、
改行がむちゃくちゃになるかもしれないけど、ご容赦を。
まあなんかまた荒れそうで責任を感じますが、書きます。
親会社がレーベルもやっている、あるオーディオ・メーカーの友人に聞いた話で完全な伝聞なので証拠を出してと言われると困るんだけど、
ROCK/JAZZ/CLASSICその他色々ジャンルはあるわけで、JAZZやCLASSICは特に昔の音源を使うケースが多いから、全くの横並びにして話は出
来ないんだけど、
JAZZ、CLASSICっていうのは、概ね高価なオーディオで聴くことが多いものの
ROCKは老若男女が、色々な再生環境で聴くことが多いという認識で、トラックダウン後のマスタリングは、色々なスピーカーや再生環境で最もよく鳴るよ
うに行なわれているそうなんだけど、
J-POP、J-ROCKっていうのは、高価なオーディオよりもラジカセのような安価で手軽
な再生環境で、しかも小さな音で聴いてもよく聞こえるようなマスタリングをすることが一般的なんだと。
それで、欧米のROCKの日本盤でも、特に若年層が好むバンドっていうのは
送られてきたマスターをスタンパーを作る前に調整することが一般的なんだそうだ
よ。
そういう意味でOasisを例に出させてもらったんだけど、ファンの人ごめんね。
>>469なんかを見てもわかるように、ROCKでも日本盤と輸入盤でバイナリが一致しな
いCDっていうのは、
そういったことをやってはいけないバンドやアーティストに偏っているはずなんだ
な。ビートルズとかね。ビートルズは高価なオーディオで聴かれる可能性も高いし、英国のEMIがそういった
ことを禁じているということも考えられると思うんだ。
波形が出る、音源の編集ソフトなんかを持っている人は、そこに音源をブチこんでみ
て欲しいんだけど、輸入盤と違って日本盤で隙間のない波形になっている場合は、大
体コンプレッサーで「日本での理想の波形」にしちゃっている場合が多いというこ
と。
だから、もしかしたら日本盤と輸入盤を聴き比べた場合に、小さい音で聴いたら日本盤の方が良く聞こえる場合っていうのも起こりうるかもしれないね。