DEPECHE MODE part4

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724名盤さん
空気ぶったぎって僭越ながらディスコグラフィ+レビュー書いてみましたよ・・・
ベストとライブ盤は除いてます。思い入れ強すぎでくどいとこもあり。校正よろ。

Speak and Spell(1981)
天性のポップソングライター、ビンスを筆頭にバジルトンの4人組は
EMI等大手メジャーのオファーも蹴り弱小インディのMUTEからデビュー。
しかしファーストにしてメジャーチャート入り、成功を収める。
25年の長い歴史の始まりはここ。
代表曲:Just Can't Get Enough, Photographic

A Broken Frame(1982)
2枚目にして早くも最大の危機は、メインソングライターの脱退に
よって引き起こされた。しかしマーティンはビンスのポップ路線を
引き継ぎつつ、今に繋がるマイナーコード主体のサウンドで、
新たなDMの幕を開ける。現在と同じ3人のメンバーで製作。
代表曲:See You, Leave in Silence

Constraction Time Again(1983)
アジアツアーでの見聞による社会主義的な歌詞、そして新メンバー
アランの硬質なサウンドプロダクションにより、再び音楽シーンを
驚かせたサードアルバム。このアルバムで男ファンも増え、アイドル
バンドとしての印象を完全払拭。まだ方向性の模索途中といった赴き。
代表曲:Everything Counts
725名盤さん:2006/05/12(金) 01:37:38 ID:RA4NjScW
Some Great Reward(1984)
最初のシングルこそサード路線を引き継ぎ、人類愛について説いたが
次シングルではSMに例えて普遍的な不平等を歌い、続くシングルでは
キリスト教非難、と物議を醸した1枚。ノイバウテンやエイドリアン
シャーウッドとの親交によりサウンドは鋭角に、マーティンは女装、
アランはモヒカンに。最も尖ったDM。ヨーロッパでの人気を確実に。
代表曲:People are People, Master and Servant

Black Celebration(1985)
デジタルリバーブの霞に浮かぶ退廃的世界観。マーティン・ゴアという
一人格の完成。アナログA面はデイブよりも、マーティンボーカル曲が
多いという異常事態。鋭角さは陰を潜めたが、DM以外の誰にも作れない
サウンドを極めた、初期〜中期のマスターピース。デイブの金髪という
黒歴史もこの頃。
代表曲:Stripped, A Question of Time, A Question of Lust

Music For The Masses(1987)
それまで頑なに拒否していたギターを大きくフィーチャーし、サウンドも
オーガニックに。先鋭性を好むファンは離れたが、大きく成長した文学性
高い歌詞と、アントン・コービンによる短編映画のようなPVで、
Xジェネレーションの支持を得る。米でアルバム/ライブアーティストと
しての評価を確立。
代表曲:Never Let Me Down Again, Behind The Wheel

Violator(1990)
最高傑作。ギターを弾き始めたマーティンの音楽的嗜好変化が大きく
反映され、サウンド面ではデモを簡素にした分、アランのアレンジ要素が
増え、作曲・サウンド構築の分業化が極まった。ギター、アナログ、
デジタルの絶妙な調合。
代表曲:Personal Jesus, Enjoy The Silence
726名盤さん:2006/05/12(金) 01:39:40 ID:RA4NjScW
Songs of Faith and Devotion(1993)
前作で明らかにひとつの頂点に到達したDMが選択した新たな道。
激しいノイズの中からヘヴィーなギターリフに導かれ生ドラムが響く中、
長髪髭面のデイブが叫ぶオープニングは、前作とは全くの別バンド。
しかし、このサウンドで全米全英初登場1位という大成功を収めてしまった
のは幸か不幸か。神ではなく悪魔が味方したDM。
代表曲:I Feel You, Walking in My Shoes

Ultra(1997)
大成功で得たものは富と名声ではなく、多大な疲労とメンバー不和だった。
デイブの自殺未遂と心停止、そしてアランの脱退。DMの大ファンという
プロデューサー、ティム・シムノンはアランのサウンド意匠を引き継いだ
音作りを試み好意的に受け入れられたが、逆にアラン不在が際立っている。
佳曲揃いだが前作からのリハビリ色強し。この年はツアーなし。
代表作:Barrel of a Gun, It's No Good, Home

Exciter(1999)
同じくDMのファンであったマーク・ベルは、過去のDMと全く決別した世界を
構築。モデリングシンセ主体の人工的なサウンドにDM史上最高のデイブの
ボーカルが乗ったサウンドは明らかにDM新時代を思わせたが、そのギャップ
ゆえか何故か評価が優れない1枚。くどいが、ボーカルは最高。
代表曲:I Feel Loved, Freelove

Playing The Angel(2004)
前回マーティンがソロを出した後Violatorという傑作が生まれたが、今回は
メンバー全員がソロ活動を経た後、やはり傑作誕生。
楽曲、サウンド、歌、全てにおいてDM以外の何者であろうともしない、
自信に溢れたサウンド。デイブが25年目にして初めて3曲を提供、全く
違和感がないのもグループの結束の高さの現れか。
代表作:Precious, A Pain That I'm Used To
727名盤さん:2006/05/12(金) 02:13:04 ID:D2avjud9

【どうでもいい質問】

みなさん、DM好きになったきっかけの曲って何ですか?

私は、FMから流れてきた、Everything Counts
当時、英語の偏差値37だった私は、歌詞の意味は一切不明だったが、
あのメロディーとサウンドに魅了されてしまいました。

その後、DMのおかげで、世間の人よりは多少英語もできるようになった。

マーティン、アラン、デイヴに感謝!
728名盤さん:2006/05/12(金) 04:32:35 ID:NuiznRBB
志村〜ひとり、ひとり〜
729名盤さん:2006/05/12(金) 08:25:49 ID:2tJRiLrs
>>727 エブリシング・カウンツ、鉄琴みたいな音と変形ラッパみたいな音が
入ってるのが面白いよね メロも爽やかだし

私は'Blasphemous Rumours'だなぁ 「The Singles81-85」(私が最初に買ったDMのCD)に入ってた。
サウンドも歌詞も物凄い感動したよ…

…あの、メンバー一人忘れてないですかw
730名盤さん:2006/05/12(金) 09:42:27 ID:qYY/PzHp
>>727
学生の頃 MTVで何気なくshake the diseaseのPV見かけてショックを受けた。
ぐるぐる回る天地、化粧したメンバー、ムチうつアラン、何もかもがカルチャーショックだった。
ソレ以来ずーっとDM漬けです。

>>729
>…あの、メンバー一人忘れてないですかw

えーと、クリスチャン?w
731名盤さん:2006/05/12(金) 12:28:50 ID:cW9gDc3I
thx!>>724-726

こういうの入れてみない?

トータル:****
ソング:***
サウンド:*****