Radiohead57

このエントリーをはてなブックマークに追加
247セイル
冴子「何よこんな時間に突然来て」
博光「わりぃ」
冴子「びしょびしょじゃん。はい、これタオル」
博光「おう、さんきゅ」
冴子「で、相談って何?」
博光「あのさ、俺らもう付き合って2ヶ月じゃん?」
冴子「そうねぇ。もうそんなになるかしら」
博光「普通の男女のカップルなら、もうそろそろあれなわけだろ?」
冴子「Hしに来たんならお断りよ」
博光「おい、ちょ、ちょっと待てよ冴子」
冴子「何よ、離して」
博光「誰もHしに来たなんて言ってねぇだろ」
冴子「じゃあ何よ」
博光「俺さぁ・・・」
冴子「何笑ってんの」
博光「いや、ちょっとな」
冴子「何かあった?」
博光「特に何も無いよ。何も無いからこそあれなんだけどな」
冴子「あれって何が?」
博光「一人街歩いてるとさ、無性に悲しい気分になることないか?
何か胸の中にぽっかり穴が開いたような」
冴子「寂しいの?」
博光「いや、そんなんじゃねえよ」
冴子「じゃあ何であたしのとこに来たの?慰めてもらいたいんでしょ?」
博光「ふふ・・・まさか」
冴子「正直に言いなよ」
博光「俺はそんなやわじゃねえよ」
冴子「あんたって母性本能くすぐるタイプよね」
博光「・・・中入っていい?」