【ﾎﾞﾝﾍﾞｲ】増井修 part2【ﾛｰﾙ】

【ﾎﾞﾝﾍﾞｲ】増井修 part2【ﾛｰﾙ】

かつてのロッキングオン編集長。
新雑誌出した直後、休暇といいつついつの間にか引退した。
引退後、突然不当解雇の裁判起こした。詳細な事情は不明。

現在は朝日系の雑誌なんかに書いてるらしい。ﾏﾀｰﾘ語ろう。

(前ｽﾚ)
http://mimizun.com:81/2chlog/musice/piza.2ch.net/log/musice/kako/960/960079298.html

　　 .＿＿
　　J＿†_|　　　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　 (,,ﾟДﾟ)　＜　 悩める2ゲッター達よ、集いなさい。
　　ﾊ￣￣`つ　|　自らの罪を告解し、逝きなさい。
　　し　╋｜ 　 |　大いなる2ゲット神のもとに…ゲットー！
　　 |＿_＿|　　 ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　 ∪ ∪

３

　クロスビート６月号に次のような文章が載っている。
「やはり、というのが偽らざる心境だ。ロッキング・オン誌６月号の
『ラスト・インタビュー』のことである。小誌今月号を読んで頂ければ
わかるように、あれは『ラスト』ではない。無論問題は、どちらが後か
先かということではなく、あれ以降の取材記事の存在を知りながら
（知らなかったのなら、そりゃ怠慢だ）、ラストと堂々と打ち出す姿勢
にある（公式云々は逃げ向上だろ？）」。
いくらバカバカしく自家撞着に満ちたものであるとはいえ、一応は批判で
あるから何らかの対応をしてあげるのが礼儀と考えて書く。もっともこれに
対するＲＯ読者からの反響は微々たるもので、クロスビートへの批判が
２通、どういうことなんだろうという疑問が２通にとどまった。要するに
クロスビート編集長森田の言っていることはほとんど解読すらされなかった
のだろう。
読者がそうであるならばわざわざこういうめんど臭いことを引き受ける
必要もないのだが、こうした批判はＲＯとクロスビートを明確に線引き
するもので、この機会にクロスビートの歪んだ体質を露にするのも無駄
ではあるまい。

（続き）
　まずタチが悪いのは、森田はここでいっぱしの良識家を装っているわけ
だが、それならば「ラスト・インタビュー」という文字は中見出しにも、
広告にも使わないことだ。ＲＯのように堂々とやるのはダメだが、コソコソと
やるのはいいというわけか？　カートが銃口をくわえた写真もヘンな言い訳を
したりせず、載せるなら堂々と載せる、悪趣味だと思うならやめることだ。
　こういうヘタな言い訳を打ちながらマーケットだけは気にするという
ミエミエの態度がクロスビートの最大の特徴で、これはストーン・ローゼズの
取り上げ方に始まりスウェードに至るまで、一貫して読者を不快にするやり方だ。
スウェードはライブは作為的で良くなかったがレコードは良かったなどと
正体不明の酔っ払いでも言わんようなことを書いて表紙をやっていたが、
森田さん、スウェードが嫌いなら嫌いって言えばいいじゃないの。ストーン・
ローゼズの時はもっと悪質でウンザリしたが、それはまた今度の新作の
対応を見さしてもらってからにしよう。どうせまた愛情のかけらも見られない
ようなことをするんだろうから。

（さらに続き）
　今回の批判は、読者に向けたというよりＲＯに向けて本を作らざるを
得ない主体性の欠落したクロスビートにとって唯一の反撃手段だったの
だろう。確かにクロスビートのインタビューはＲＯのものより一ヶ月後に
行われたもののようだ。しかしラスト･インタビューと判断するのは
編集部の責任と権利においてであり、それが妥当かどうかを決定するのは
読者である。12月にＭＴＶで行われたカートのインタビューこそが本当の
ラストだとか、ストーン・ローゼズが今死んだら「ちょっと待っててね。
二時間後に話をしよう」というのがラスト･インタビューになるとは誰も
思わないことを考えてみたらいい。要するに期日も含めての総合的判断が
必要とされることであって、内容のはるかに劣るあんなものを持ち出して
『あれはラストではない』などと言ったところでむなしいだけだ。
　ただ一つはっきりとクロスビートがアピールしたことがある。それは
*カート・コバーン追悼号*（ここ傍点で強調してます）にこんなことを
平気で書いてくる神経である。
（引用ここまで）

昨年暮れ、ロッキング・オンを普段より一週間も早く作り終えてしまったぼくは完全に暇であった。
業界も邦楽系は年末のイベントで忙しく、洋楽系はクリスマス・シーズンで出すタマがない。
ぼくの所には人っ子一人来客がなかった。会社に居てもすることは何もないし、
誰一人やって来ないので新入社員達の背後に回って脇腹をチョンチョンつついたりしていたずらしていたが、
最初は笑っていた彼らもそのうち迷惑だからやめてくれと怒り出してしまった。
広瀬は泉谷の単行本で徹夜続き、佐藤はファイルで忙殺されているし、山崎も慣れない営業職で気が立っている。
あんまり暇なので一人で歌を歌っていたら「お願いだから邪魔だけはしないでくれ」と彼らに制止された。

社長が帰ってきた時だけ、とりあえず仕事のふりをするのだが、
うつむいて８の字を書いているだけなのですぐバレてしまう。怒られる。
いたたまれなくなってぼくは外に飛び出した。
しかし寒風吹きすさぶ師走の暮、飛び出したとてどこに行くあてがあるのだろう。
父親とケンカして泣きながら家を出た小学生のようにあてもなく街をさまよいながら、
これから先どうしようと考えた。今にも雪が降ってきそうな鉛色の空に東急のネオンがやけに華やかだ。
――その時ふと思い浮かんだのだった。前々から不思議に思っていた事をアンケートにとってみよう！と。
これならば仕事としての大義名分も自らの主体的パッションも十分に満たされる。

それは「あなたが好きな果物を好きな順に３つあげて下さい」というものである。
少しなさけないかもしれないが、これは意義深い成果を生み出すはずだ。
各人各様の果物順位、それはその人の生い立ち、コンプレックス、帰属社会、
といったものをものの見事に精神分析してしまうと同時に、
その人がその人であらねばならなかった必然と自明性を一目瞭然にしてくれるだろう。

まず最初に社長の渋谷陽一。先陣を切ってやってくれると思いきや、
「そんな小学生以下の低級なアンケートに答えている暇はない。だいたいお前は
そんなくだらん事をやる暇があるんだったらリヤカーで本でも売ってこい！」と激怒された。しかし少し経つと
「俺はそういう順番つけたりするのって面倒くさくて大嫌いなんだ、年間ベスト・レコードとかよォ……」
と言いながら、よほど恥ずかしかったのだろう、真っ赤な顔をして提出してきたのは、
「一位すいか、二位柿、三位いちご・なし」だそうである。
この、三位のいちご・なしというのはよくよく考えても順位がつけれなかったそうである。
一位が、すいかなんだそうだ。いい年こいた会社経営者がすいかが一番好きなんだそうだ。
ギャハハハ。バカじゃねーだろーか。

次、広瀬。「もも、すいか、バナナ」
昭和２０年代ならともかく、このバナナというのは一体何考えているのだろうか。
他も、歯がなくても食べられますみたいなものばかり。
さすがに敬老の日を誕生日に持つ男、早くも老人である。

山崎。「柿、なし、バナナ」
訳がわからんが単なるしょんべんたれであろう。

佐藤は「マンゴー、マンゴスチン、なし」
マンゴーはともかくとして、このマンゴスチンというのはどういう食い物なんだろう。
食ったことがない。不愉快である。

本誌カメラマン斎藤陽一。「とまと、すいか、さくらんぼ」
好きな果物を書いてくれというのに一位に野菜を挙げてくる大胆不敵な返答。失格。

大久保青志は「りんご、みかん、すいか」
殊勝なまでの凡庸さの中に人生を投げていることが見てとれる。

この他、業界人三十人ほどからアンケートをとったがその結果、
二位になしを持ってくる人間が非常に多かった。別に分析はできないが。
それから全般的にすいかの人気が高く、三位までに投票した者が全体の８割を超えた。
いかに多くの人間が過ちを犯し、しかもその自覚もないまま毎日を送っていることか。正しい解答は左記の通り。
「一位ぶどう、二位なし、三位ざくろ」

どうもすいません。

増井修のロッキン・ブリーフ・ファイル（95年3月号）

　年末進行が終わってホッと一息ついた12月暮れのある日。JAPAN編集部から
（株）ロッキング・オン全男性従業員へ向けて奇妙なアンケート用紙が
回ってきた。「あなたが普段着用しているパンツの種類はトランクス、
ビキニ、ブリーフのいずれですか？また何故それを好むのか、理由も教えて
下さい」などと書いてあり、男性従業員の名前、パンツの種類、その理由が
一覧表になっている。
　　一体誰がこんなバカなことをやってるんだと思わず私は叫んだ。これは
疑うべくもない純度100%のセクハラではないか。もし私が全女性従業員に
向けて「あなたのパンティの色は今日は何色ですか。またその色にした
理由と持っている枚数を教えて下さい」などというアンケート回覧板を回したら
どうだろう。訴えられても文句は言えないどころか、ヘタをすれば新聞ネタに
なってしまうではないか。

　それをこともなげに、しかもJAPANの記事に使用させていただくなどと
万人に向けて開陳する意図まで添えて強要してきたのは、井上貴子と
中込智子の極悪コンビだ。この二人は社内でもバカで有名な二人で、
井上は先月号のJAPAN自社広告にもあったようにミスチルも知らなければ
カズも辰吉も貴乃花も清原も、あまつさえストーン・ローゼズも知らない
バカ女で関心があるのは呪術だけという生きる時代をすっかり間違えて
いる人間。中込というのもこれもお墨付きのバカで、麻雀のメンツが一人
足りなくて困っていたら「私はプロ」とか言うので連れて行ったら、
東南北とポンをして西を２枚を切り、ただのトイトイ5200点で上がって
喜んでいる、救いようのない女。ところが、この天然バカ二人だったからこそ
気を許したのか、回覧板にはすでに多数の回答が記入済み。

鹿野淳＝ブリーフ、理由「"物"をこれみよがしに誇示できるから」とか
　
兵庫慎司＝トランクス、理由「いんけいといんのうが体に押しつけられる
暑苦しい感じが嫌」

などとウケを狙って積極的に協力する者もわずかにいるが、
他は悲しいとしか言い様のないものばかりだ。

中本浩二＝トランクス「残尿によりパンツが黄ばむということがないから」。
そこまで書いてどうする。
　　
宮嵜広司＝トランクス「色や柄に個性が打ち出せ、脱がす側の鑑賞に耐える」。
どういうセックスしとんじゃ、ぬしゃ。

井村純平＝ブリーフ＆トランクス「外ではトランクス、家に帰ると
ブリーフ」。パンツまではき替えてどうする、この変態。

　意味不明というか非協力的なそぶりを示しながらその実、女子の関心を
得ようという回答も見られる。

山崎洋一郎＝ブリーフ「トランクスには甘えがある」。なんだかなあ。　

大橋敏彦＝両方「その日の"状態"によって決める」。

今回一番謎の答えがこれ。"状態"とは具体的に何を指すのであろうか。一体
チンチンがどうなっているとトランクスになるのであろうか。男の我々にも
わからない。なお、タナソウは何故か回答を拒否し、回覧板を握りしめながら
青ざめた顔でガタガタと震えていた。よほど恐ろしい秘密を下半身に宿している
のだろう。
　それにしても、これが今後エスカレートしない事を私は願うばかりだ。
どちら向きにしまうか？とか、いやもしかして長さとか太さとかまでやりかねん
からな、あの二人は。

以下、ロキノン９６年１１月号より

あちゃー。読者からのタレコミで知った。ＴＶＢｒｏｓのディスクレヴューでスエードの
新作「カミングアップ」が次のように紹介されている。
「どうでもいいけど全然面白みがねえなあこの人達。もちろん聴くの初めてだけど。
このつまらなさが何らかの取るに足らない記号みたいな評価を得て、その密室的なやんわ
りとしたイメージに煽られて、なんとなく金を払わされてしまうという市場構造は犯罪に
近いんじゃねえのか？ていう今更なにいってんの的戯言を確信させてくれる格好のグルー
プでした。なんてもうつまんないからどーでもいいことばっかり書いてんのね、あんま気
にせんといて。グループのファンのみに向けられたファンクラブの会報ってところか？」

これはレコードレヴューなんて上等なものでなくて、単にスウェードとファンを中傷した
だけのろくでもないものだから、もはやこの井上薫というのをまともに相手してもしょう
がないんだろうな。「どうでもいい」と思ってるんだったら書くだけ無駄というより書くべ
きでないし、「あんまり気にせんといて」などとさらに挑発する前にキチンとした批判を書
くべきだとか言ったところでチンプンカンプンのはずだ。

それにしても「市場構造は犯罪に近い」と書くからにはスウェードとそのファンとそれを
肯定的に取り上げたメディア、さらにレコード会社の全てに喧嘩を売っているわけだから、
せめてその喧嘩を売られた相手が何らかの反論ができるような、その根拠と相手くらい明
示するのが礼儀というか義務なのだが、そんなこともわからんとこいつは単に書き殴って
おしまい。困ったバカである。
要するに「つまんねえ」からというシロウト以下の表現しかできなかった無能を、人の嫌
悪感を増大させる挑発という装飾で隠してあるだけでどうしようもないね、もう。

それからもうひとつ。クロスビートの森田敏文のクサレきったニルヴァ―ナレヴューだ。
あんたがニルヴァ―ナにもう何の興味も関心もないのは衰弱しきったあんたの勝手だし
（これがまた死んだ直後にはもっともらしいことを書いてんだから笑える）、そのことを白
目の下にさらけ出してしまったことによってニルヴァ―ナファンのド顰蹙を買おうであろ
うこともこっちは知ったこっちゃないが、ケツの３行は何とかならんかったのか？
「ライヴアルバムが出るらしい。が、正直ほとんど聴く気がしない。新曲はあるの？」だ
と。その後ろにはしっかりアルバムレヴューが載ってるというのに、聴いてみる気もない
どころか。内容も調べもしない。その怠慢とおちゃらけの理由も書かない。クロスビート
の読者はここまでなめられて何もいわんのだろうか。大谷君、コイツ、クビにしたほうが
いいよ。

1991年11月25日　ポール・ウェラー・ムーヴメント＠川崎クラブチッタ、ライヴ評

11月25日、川崎クラブチッタ。ただ良かったとだけ書いて終わりにしたいが、少し説明しよう。
電化製品がうまく作動しない時、暴力をもってそれを制圧することはないだろうか。
どうしてもスイッチが入らない。そういう時に回路をもう一度点検するのは愚の骨頂、たとえ本体が修復不能に破壊されようとも、とにかくボードがへしゃげるまでスイッチを押す。
そうすることで機械は作動せずとも、とりあえず「スイッチを入れた」という事実は残る。

ジャーの蓋が閉まらない。そこで、しゃもじがつっかえているかもしれないと覗き込むのは人間としてストレートではないと思うことはないか。
なかなか蓋が閉まらんなあという怒り、これはしゃもじの存在を確認することなく、強引に力によって何らかの金属音とともに蓋をねじふせた時、初めて解決されるのだ。

コンサートが終了した時、これとまったく同様の気持ちになった。他人と感想交換してる奴は強引に引き離して後ろ手にしめあげ、口蓋を密閉して一つ所に連行し「最高っす」と書かれた巨大なボードを提示する。
確認を求めてくる者や、意見を訊きにくる者も同罪。あまり良くなかったとこぼす者がもし万が一いたとしたら、脳外科手術。
したがってどこがどう良かったのかなどとこの場でもっともらしく解説してやるつもりは、これっぱかりもない。

ロキノン1995年10月号『増井修のロッキン・ファイト・ファイル』
　私は父が酒乱だったため、自分だけは死んでもああなるものかと幼心に
誓って育った。だから私の酒はかなりのスケベにはなるものの、いたって
温和で明るい楽しい酒である。酒を飲んで失敗したという話はよくきくが、
私にはそういう経験はほとんど記憶にない。第一、ゲロを吐いたことすら
一度もないのだ。家に帰って新聞を読み、さて寝ようとすると天井がグル
グルと回り、眠くて仕方ないので喉に指をつっ込んで吐くということなら
何度もあるのだが、人前では一度もない。理性のタガをはずさないというか、
むしろ普段思っている事が屈託なく上手に伝達できるようになるという気が
する。要するに酒が入った時の自分はフレンドリーでとってもいい奴だと
自分では思っている。それだけは自慢というか、自分で自分を信用できる
数少ないことの一つだったのだ。ついこの前までは。

　あれは５月の末の出来事だった。友達と酒を飲んで12時頃、会社に戻ろうと
社の前を歩いているとノロノロと運転している車があった。会社の前の道は
もともと異常に狭いのでノロノロするしかないのだが、車の通過を待たないと
人は通れないことがある。その時だ。私は何を思ったか、別に不愉快なこと
など一つも抱えていなかったのにその車に「モタモタしてんじゃねぇ、この
トンマ！」と、わざわざ運転席の方に回って大声で怒鳴りつけてしまったのだ。
すると運転していた男は「なんだと、コラ」と目をむいてドアを開けると、
いきなり襟首をつかんで、前蹴りを入れてきた。私はとっさに持っていた
カバンでブロックしたが、そのアホウは間髪入れずに狂ったように蹴りを
浴びせてくる。そのうちカバンは天高くハジキ飛ばされてしまったので
それからは肘でブロックしていたのだが、相手はブーツをはいていてかなりの
衝撃だ。しばらくそうして防戦していると騒ぎをききつけた近所のおばさんが
降りてくるのが見えた。そこからは私の偉いところで「おいテメー、これ
だけやっといてタダじゃすまんぞ、これから正当防衛やらしてもらうからな」
とそのおばさんにもわかるように宣言すると、右、左とワンツー・パンチを
顔面にヒットさせた。翌日拳をみると見事に内出血していたから、かなりの
パンチだったのだろう。きっと鼻が折れたんじゃないだろうか。すると
そいつは何を思ったか鼻血をタオルで押さえながら車に戻って携帯電話で
百十番したのである。

法的には百％こちらが正しいのでバカじゃねーかと思いつつパトカーを
待った。到着した警官がどうしますかときくので私は「治療費、慰謝料の
請求はもちろん、暴行傷害で刑事告訴します」と答えた。「テメーはブタ箱
行き、前科一犯だバカ」と見下げてやるとさすがに平常心に戻ったらしい
バカもあわて始めた。しかし私も裁判は面倒臭いというのが本音だったし、
こちらは腕を打撲しているだけだから、土下座させて放免してやった。
　そういうわけで、これで終われば良かったのだが、ついこの前またやり
かけてしまった。ヴァージンの人達に飲みに誘ってもらって、いつの間にか
部長に「これから命のやりとりをしようじゃないか」と真顔でスゴんでいた
のである。悪い、佐々木部長。ああ、親父の狂った血が今になって……。

昔のRO引っ張り出して見てみたんだけど、97年５月号に
『増井修の「マイ・エバーチェンジング・ムーズ」-「ロッキング・オン」「バズ」編集長交代のお知らせ』
として増井自身の言葉が載せられてるわ。「実は首」とは絶対分からないトーンで書かれてる。以下抜粋。

(ROについて)-----------------------------------------
・・・辞める理由は、私がいなくても彼（宮嵜）が立派に本を作ってくれることをそろそろ確信したからである。
それと、ロッキング・オンは誰か一人が抜けたからといって即瓦解するようなやわな作りなんぞしていない強力なメディアだからである。・・・
・・・今回の編集長交代はそういう意味で自分なりの人事管理の学習の成果であるようにも思え、嬉しい。・・・
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(ラジオについて)--------------------------------------
・・・しかし、とりあえず番組は終わったし、確実に復帰するめどが立っているわけでもないので・・・・
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(バズについて)---------------------------------------
・・・ただ、同一編集部内でバズとロッキング・オンの編集長が違うというのは非常に不健全な競争意識を生むことになる。
だから、これも早すぎるとは思うし、もっと完璧な本にして月刊化したいという欲求はとても強いのだけれども、
第２号をもって次からこれも宮嵜にゆだねることにした。・・・
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(まとめ)---------------------------------------------
・・・実を言うと、まずラジオの方が終わり、ロッキング・オンを私の手から手放すことを決めた段階で、
私は長期のリフレッシュ休暇をとるべきだとおもったのである。・・・
・・・自分の中で何がどう変るか今はまだわからないが、一度全てを生産して再び私は１から出直すつもりだ。・・・
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ギャング・オブ・フォーの1st『ENTERTAINMENT!』の95年頃の
CD再発国内盤のライナーが麻酔でした。いつものように資料的には
役に立たない印象批評だけど、けっこう面白かったのでぅpします。


　　本来ならこういう歴史的名盤の再発用ライナーというのは、当時
　の時代背景やら後世への影響など、いわゆる歴史的考察が必要とさ
　れるのかもしれないが、事このレコードに関してはとてもじゃない
　けれども分析的にはなれない。それは発売から15年経った今でもだ。
　　1979年、当時まだ10代だった私は、このレコードをむさぼるよ
　うに聴いた。それこそ中毒患者のように、毎日毎日聴いた。レコー
　ドの魔力にとりつかれたというより、これがないとやってられなか
　った。
　　多くの人は自分の10代をどう回想するのかよくわからないが、
　私の場合は単に恥辱であるから想い返したくもない。とにかくいつ
　も焦っていた。こんなところでこんなことをしていてはダメなんだ
　ともがいてばかりいて、その実、ほとんど何も実行できなかった。
　今となればそれも美しき想い出とか、笑い話とか言える人は幸せだ。
　私は10代のあの頃の心境を振り返るのが苦痛ですらある。今は充
　実とまではいかなくとも、生活にそれなりの方向性とリズムがある
　からまだいい。しかしあの頃は、何をどうしたら満足できるのか、
　それすらわからなかったものだから、カラ回りしている自分がみっ
　ともなくてみじめで全くもうどうしようもなかったのである。人生
　とか社会といったものに対してポジティヴにもネガティヴにもシニ
　カルにもなれない、そういうときだった。つまり反抗するにはもう
　遅すぎ、前を向かざるをえないほどには早急の必要はなく、達観す
　るには早すぎた。学生時代というのは、やはり今考えてもロクなも
　んではない。（↓続き）

（続き）
　　ギャング・オブ・フォー、リーズ出身のこの４人組のデビュー作
　『エンターテイメント！』は、そうした観念だけが肥大したアンバ
　ランスな精神の、本当に数少ない拠り所だった。偽善を粉砕するい
　かにも学生的観念的な歌詞、なんの装飾も許さないムキ出しのアレ
　ンジ、針のような緊迫感。何といっても衝撃だったのはアンディ・
　ギルのギターである。ギターとはこれ程自由な楽器だったのかと刮
　目させられるそのプレイは、それまでのギター・ヒーロー達の弾き
　方とは全く違って、まさに原始的な衝動そのものを切りつけるよう
　に鳴らしていた。生きていても死んでもどっちでもいいような当時
　の私の心境にとって、この音は、自分が本当は「生のエネルギー」
　を本能的に探知しようとしていることを確認させてくれるものだっ
　たのだろう。
　　しかし、このアルバムは今聴いても少しも風化していない。もと
　もとが少なからず観念肥大症の人間というものにとって、こうした
　原初的な情動はいつになっても、あるいはいくつになっても必要な
　ものだからだ。そしてこのレコードは、黒人音楽の翻訳という作業
　を通してそれを奇跡的な綱渡りで実現させているところに、後にも
　先にもこの一枚といえる重みを今では背負っている。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　（ロッキン・オン　増井　修）

私は、イアン・ブラウンの、人生に対する、臆するものかというアティテュードが大好きだった。
彼の歌はさんざん下手だ下手だと言われたが、まぁ、確かに今、『クリムゾン・トゥナイト』を
聴いて上手だとは思わない。だが、彼のヴォーカルにはその不安定さを反転させる刃の戦慄が
あったではないか。あれは、本来、優しい人の覚悟を決めた声なのだ。
そして、ジョン・スクワィア。本当の事を言うと彼も下手だ。しかし、あのひかえめな
インテレクトを音符にのっけることが、他の誰に出来るというのだ。
イアン・ブラウンとジョン・スクワィアのストーン・ローゼスは私にとって唯一無ニのバンドだった。
それが、今、変質しようとしている。残念だ。
私は、残されたレコードがあるじゃないかという考え方は嫌いだ。バンドが消滅した時、
それらは結局、芸術品になっていくのだ。そんなお芸術が生きる勇気や喜びを
与えてくれるわけがない。
しかし、彼らの音楽から受けた感動の記憶、それだけは一生忘れられない。いつまでも残っていく。
その記憶の鮮度を取り戻す時のためにのみレコードは有益になる。
そしてもしもそうした輝きを知覚させてくれたローゼスに恩返しが出来るとするなら、
いつもその記憶を糧として、へこたれてたまるかという決意を日々の中で実践していく事しかない。

みなさん、お元気ですか。お魚死滅のショック（＊転載者厨　増井は熱帯魚が大好き）から
ようやく立ち直りつつある増井です。先月号の読者コーナーに「愛があるなら何故食わない！？」という
主旨のハガキが掲載されてきましたが、この場を借りて全面的に反論したいと思います。
まず、魚への愛情の定義ですが、私には自ら飼育魚に名前を付ける等という少女趣味はありません。
単にラテン語の学名で呼ぶだけです。何故かというと魚類には個体差という物を殆んど見出しえない、
僅かに見出しえた場合でもそれは飼育者との関係性においてではなく、頑強さ、色彩においてぐらいが
関の山というのが実情だからです。したがって魚を美しいと愛でるのは、もっぱら自身の感性を
リフレクトしているに過ぎず、その固体そのものに向けられたと考えるのは君の悪い擬人化であるばかりか
倒錯した自己愛の裏返しであると思います。死魚をゴミ箱にブチ捨てるのと、墓を立ててやる事のどちらが
自然であるかは紛れもなく前者であり、そんな物で愛情の深さを計るのは、自己満足のタワゴトもいい所であります。
さらに当然ながら、高水温で死亡した魚を喰らうなどというが、いかにバカげたことであるかは、
冷蔵庫に入れずに腐った果物を、好きで買ったのに何故食わないのかと非難するのと全く同次元の話です。

私は無神論者ですが、多少なりとも擬人化する余地のあるものへの無益な殺生は好まないという点では
仏教の影響を受けているかもしれません。したがって、自ら捕獲した魚を喰わないという事はまずありません。
しかし、ショップで購入した魚はあらかじめ殺生を目的としてません。長期飼育することを目的としているのです。
それが事故死した場合に喰らう事が供養になると考えるのは、個人の趣味と好奇心の問題です。
最後に投稿者は、愛情という物を人間になぞらえた範囲でしか見ていないのではないかと思われるので警告しておきます。
私の愛情はお魚あるいは水中に棲息する動物全般への愛情であって、人間になぞらえる事が出来たから愛する
という物ではありません。あなたの態度は、鯨は頭がいいから大事にしろ、イルカは人に近いから保護しろ、
ブタはバカだから殺してもいいという圧力的保護団体の欺瞞論理と非常に近い物があります。
ただし、この文章はアンケート掲載を決定した担当者への非難でもなければ、もちろんアンケートを出してくれた
本人への罵倒では決してありません。むしろ両者には、このようなムキになる私への、うぬぼれに近いかもしれませんが、
愛情が感じられて嬉しかったというのが本音であると付け加えておきます。

会うたびに思う事だが、デヴィッド・ボウイっていうのは本当にいい人だ。
あれだけのビッグスターでありながら、奢ったところも気難しいところもなく、必ず破顔一笑で自分から握手を求めてくるのだ。
どんなヘヴィーな質問にも、あるいはどんなネガティブな質問にも、まずその意見を受け入れ、ジョークで返した後、
相手と対立関係に陥らないように周到に計算された心配りで、しかも本音を語ってくれる。
ジェントルマンとはこういう人のことを言う。
しかし、そのボウイの２０数年前を考えてみると、およそそのようなやさしい人でなかった事は当時のインタビューからも明白である。
だいいち眉毛をそって、髪の毛は赤ツンツン、衣装は赤フンドシ一丁でステージを這いずり回っていたのだ。
常軌を逸しているのを屁とも思わないどころか、世界を塗り替えるんだと傲慢な思い込みで持って。
表現としてどちらが切実さに満ちていたかはこの際完全に置いておくとして、今のボウイは人間として確実に成長した。
彼の今の優しさは、決して何かに目をつむったり、迎合したりしているうちに身に付いてしまった曖昧さの事ではない。
一つ一つ責任を持って積み上げてきた成果なのだ。
はてではこの自分は一体２０歳の時と比べてどう変化したのだろうかと考えてみる。

うむ、２０歳の時。あれは確か渋谷陽一に連れられてレコード会社に挨拶回りをしていた時の事であった。
なぜか私は彼と別ルートで５５０ｃｃのバイクでレコード会社に乗り付け、靴は白いエナメルのツッカケであった。
頭はパンチパーマで真紅のアロハシャツを着ていた。その上、ガムを噛んでポケットに手を突っ込んだまま、渋谷が紹介する部長さんとかに
「よろしくゥ！！」とか言ってた。渋谷も渋谷で、バカかお前は！　くらい言って教えてくれりゃ良いのに
「今度入った奴なんですけど危険でしょう？見るからに。広告打ってくんないと何しでかすか分りませんからね、コイツでけは」とか言って
一生懸命ギャグにしようとしている。私は苦笑いしている部長さんに、これはウケていると思い込み、
さらに「よろしくゥ！！」とか言ってメンチまで切っている始末。どうしようもないバカであった。
会社は６時の報と同時に飛び出し、朝まで飲んでそのまま会社に行って、ひとフロ浴び（自宅にはフロがなかった）ていると渋谷が来て
早いなあ、と誉められる事が何度もあった。渋谷もアホであった。
ま、当時に比べると私も大きく成長したものである。たまにはスーツ着たりするし、フロは自分んちではいるし。
ただ、デヴィッド・ボウイとは出発点が少し違うキライはあるが。

いやはや、ひどいことをしてしまったものだ。いくら太っているとはいえ、世界各地でレコードを売り、
ついさっきまでクアトロのステージで一身に注目を浴びていた堂々たる“アーティスト�≠ﾉ、音楽の話はまったくせず、
いたずらにものを喰わせてその様子をレポートしようというのだから。
いや、ものを喰わせるならまだしも、体の脂肪分を計測するべく4名の調査員が何食わぬ顔で克明にいじくるわ、
あたかも珍しい動物に出くわしたかのように一人ずつ記念撮影に及ぶわ、ダイエット中だというのに無理矢理口の中に食物を放り込むわ、
酒とビールはかきまぜて飲むのが日本ではクールだとかなんとかデタラメを大まじめでかますわ、特に私はすぐ隣に座ったのでいろいろな会話をした記憶があるのだけれども、
酔ってくるにしたがって「どうして太ったんでしょう？」とかメチャクチャを言っていた。
と、ここまで書いてクロスビートに出ていたインタビューを読んでみたらアホの小野島大が
「フランク・ブラックは心底根性のネジ曲がった、とにかくエゴイスティックでサイテーにイヤな奴にちがいない。
しかも、彼のロックンロールにおいて、その性格の悪さはそのまま比類無く強力な、破壊力抜群の凶器と化して、聴き手に襲いかかるのである」なんて書いてある。

あのなあ、どういう憶測でイヤな奴だなんて書けるんだ、おまえは。噂の真相か？
それだけならまだしも、その性格の悪さこそが彼の音楽の迫力だなんてもっともらしいことを書くに至っては、あいた口がふさがらんぞ。
言っとくけどフランク・ブラックさんはなあ、2年前に私がボストンで会った時には観光案内までしてくれるし、今回も怒るどころか終始笑顔をたやさず、君の英語はとてもエレガントだなんてお世辞を真顔で言ってくれる人なんだよ。
食えと命令すればイカもコンニャクも茶ソバもガメ煮も食うんだよ。
刺身のツマも健康にいいからってんで食わしたんだよ。
そればかりか飛行機の中で勉強してきましたっつって、ポール・ウェラーの75倍くらいの日本語を操るんだ、初来日なのにだぞ！
私はとにかくこの一様に変わらぬ笑顔にこそ秘密があると思う。
この笑顔が訴える徹底的な無個性。アーティストとしてのエキセントリシティーの排除。
これこそが彼の漂白された音世界と同義のものなのだ。（増井修）

渋：増井、お前初日観るとか言ってたのに居なかったじゃないか。
増：居ましたよ、社長の隣に居たんです。何度も「社長、社長」って呼んだのに必
　　死でステージ観てて気付かなかったんですよ。何かアンコールの”ロックンロ
　　ール”で涙ぐんでましたね。
渋：なんで涙ぐむんだよ。あんな老人のライブ観て。
増：また、また見えはって。いいですよＲＯの読者は優しいから、素直に感動を語
　　って下さいよ。たとえ笑ったとしても馬鹿になんかしませんから。
渋：思いっきり馬鹿にしてるじゃないか。
増：だけど。翌日会社で社員に「うちは社則にペイジ・プラントのライブは最低２回
　　は行く事って書いてあるんだけど、お前はいつ行くんだ」とかチェック入れたじ
　　ゃないですか。鈴木なんか「チケット代は経費から出るんですか」とか、僕のと
　　ころにききに来ましたよ。
渋：お前、ムチャクチャ言ってんな。読者が信じたらどうするんだよ。
増：だけど、良かったんでしょう？

渋：良かったじゃないか。最初、サポートギターなしで、ジミー・ペイジだけだと知
　　った時、思いっきり不安になったけど、立派に弾いてたしな。
増：それってストーンズのライブ観てミック・ジャガーが歌詞憶えてて良かったとか
　　馬場がちゃんとリングの上に自分で立ってて凄いとか、そういうレベルの感想
　　じゃないですか。
渋：何言ってんだ、凄くうまかったじゃないかギター。
増：社長、あれは高い金を客からとって行われている興行なんですよ。老人ホー
　　ムの無料の慰安会じゃないんだから、ギター弾けなきゃ客は暴れますよ。だか
　　ら、そういう低いレベルの感想じゃなくて、ＺＥＰの極東担当スポークス・マンとし
　　てのコメントを下さいよ。
渋：お前はどうだったんだよ。
増：最低でしたよ。俺は再結成モノとか一切観ない人で、この手のものには初めて
　　行ったんですけど、思いっきり失望しましたよ。
渋：お前、それはペイジ・プラントを高く評価しすぎだよ。
増：ハァ？どういう意味ですか。

渋：あれはＺＥＰじゃなくてペイジ・プラントなのよ。そんなＺＥＰと比較しても不毛だぜ。
増：だって全曲ＺＥＰだったじゃないですか。
渋：だってペイジ・プラントの曲なんか演奏したって客は喜ばないじゃん。
増：じゃんって、じゃあ社長は何が良かったんです。
渋：だから、ジミー・ペイジはギターちゃんと弾けたし、ロバート・プラントも声が出て
　　たじゃないか。
増：だから、それって思いっきりペイジ・プラントの事を馬鹿にしてません？
渋：そんな事ないよ、だって俺はＮＹまで観に行ったんだぜ。
増：じゃあ社長は、昔の同窓生の元気な様子が確認出来て良かった、っていうレベ
　　ルの良かったなんですか。
渋：まあ、そんなもんかな。
増：それって、昔から社長が批判してた反動的なロックファンの姿勢そのまんまじゃ
　　ない。ちゃんと言うべきでしょう、ペイジ・プラントはゴミだって。
渋：ゴミは過激だろう、ゴミは。チリとかホコリぐらいにしろよ。

増：つまんないボケをかましてないでちゃんと評価すべきですよ、さあ、ちゃんと言
　　って下さい、ちゃんと
渋：お前はどうしてそう杓子定規なんだよ、言いたくない俺の立場も分かるだろう。
増：分かりませんよ。だけどマジにＺＥＰファンは社長の評価を聞きたいと思いますよ。
渋：俺は正直言って、本当に多くのものを期待してなかったから、あのステージは
　　あれで良かったと思うよ。客の求めているものを、つまりＺＥＰナンバーのことだ
　　けど、真面目にやってたし。
増：つまり懐メロバンドとして誠実であったと。
渋：まあね。
増：現役のミュージシャンとして完璧に終わってたと。
渋：そこまで言わすか。
増：言わなきゃ評価にならんでしょう。

渋：それは分かんないけど、あのステージには確かにＺＥＰの本来の姿はなかっ
　　たよ。プロモーション来日した時、ロバート・プラントが何故ＺＥＰに距離感を覚
　　えるか説明してたじゃないか。その時に言ってたのは「俺は曲書いて、詞を書
　　いて。歌を歌っていただけだから」って事だったんだよ。俺は最初、何変な事
　　言ってんだ、冗談なのかな、と思ったんだ。だけど、あれって本音だったんだよ。
　　つまりＺＥＰというのは曲でも詞でもなく、あの一種不思議なエネルギーなんだな。
　　ある一定の環境、そこに四つの要素を入れて化学反応させた結果なんだよ。
　　だから、それを再現するには、同じ環境と四つの要素全部が揃ってないと駄目
　　なんだよ。
増：じゃあ、永久にＺＥＰの再現は無いじゃないですか。
渋：そういうことだな。そのかわりと言っちゃなんだけど、ＣＤにはちゃんとそのエネ
　　ルギーがパッケージされていて、いつでも再生出来るじゃないか。
増：ライブ行く奴が馬鹿だと。
渋：過剰な期待はしちゃ駄目って事だよ。

増：社長はそれでいいんですか。本人達はそこまで自覚的だとは思えないんです
　　よ。だってエジプシャンバンド入れたり、ストリングス隊とやったり、あれはＭＣ
　　でも言ってましたけど、新しい価値観の提示のつもりでしょう。
渋：困るよな、あれが懐メロの免罪符だと思われちゃ。”カシミール”なんてスピル
　　バーグのサントラじゃねえか。
増：おっ、だんだん本音が出て来たな。
渋：うるさい、そういうお前は。あのコンサートに何を期待してたんだよ。
増：そりゃもうジミー・ペイジに決まってんじゃないですか。俺はね、ＺＥＰの曲はソ
　　ラで全部歌えるしね、社長なんか足元にも及ばないくらいＺＥＰに関しちゃ詳し
　　いわけですよ、実際は。
渋：本当かよお前。
増：いや、どっちが詳しいかなんてことはどうでもいいんですけど、とにかく人生で
　　一番多感な時期にＺＥＰの洗礼を受けて、はっきり言ってＺＥＰがいなかったら
　　確実に２０歳前に自害して果ててたわけ。

渋：なにもんだ、お前は。うす気味悪い奴だな。
増：生まれて初めて暴力という思想を学んで、それで俺はサバイヴしてきたんです。
渋：ＺＥＰはヤクザか、おい。
増：ところが、そのＺＥＰを私は「ザ・ソング・リメインズ・ザ・セイム」でしか体験出来
　　てないわけですよ。これがどういうことだか分かりますか。ええ、おっちゃんよォ。
渋：増井君、私は社長だよ。
増：そんな人間に過剰な期待はするなとか、カスとかアカでも許してやよって、許せ
　　ますか！
渋：アカとは言ってないだろう、アカとは。
増：だいたい俺はね、ＺＥＰ神話が何故この９０年代に至っても延々と生き延びてい
　　るのか、それはボンゾとペイジのリフ攻撃のファンキーさにあると言われてるわ
　　けで、だとすれば仮にボンゾがいない今であっても忠実な再現性さえテーマにす
　　れば、いくらルーシーちゃん人形みたいなジミー・ペイジだとは言え、それなりの
　　興奮を喚起してくれるはずだと踏んでたんですよ。ところが何ですか、あれは。
　　”移民の歌”から”ワントン・ソング”への導入部、あれだけじゃないですか。ロバ
　　ート・プラントはただのヘビメタオヤジだし、”胸いっぱいの愛”は宴会芸だし、む
　　ちゃくちゃかったるいもんじゃないですか。

増：つまり俺がああ残酷だなあと思ったのは、パッケージとしてのＺＥＰもすでに
　　９０年代には通用しないもんなんだという悲しい発見だったんですよ。
渋：バカ言うなよ。最先端のヒップホップとかブラックミュージックには未だにＺＥＰ
のサンプリングがあふれ返っているじゃないか。
増：それは基本的なリフ部分だけの話で、誰も今や”天国への階段”を丸ごとや
　　ろうなんてバカはいませんからね。だいたい社長、ストーン・ローゼズとかニ
　　ルヴァーナとかビースティーズとかベン・リーとか聴いてしまった今、ＺＥＰだけ
　　は別格とか言うのは絶対おかしい。我々の認識論はＺＥＰの冗漫さと大時代
　　性とロック・ヒロイズムを葬ったからこそ変わったんじゃなかったんですか？
渋：だからな、増井な、あれはＺＥＰじゃなかったんだって。ペイジ・プラントなの。
　　本物のZEPが登場したらな、お前なんか失禁してるよ。だいたい何度も言っ
　　てるけどペイジ・プラントにそんな過剰な期待を持つ方が変なの、そういう原
　　体験を持たない世代の連中の物欲しげな発想が、ろくでもない懐古趣味を
　　呼ぶんだよ。ざまあみろ、俺なんか大阪フェスティバルホールで４時間のライ
　　ブ体験してんだからね。

増：何わけのわからんことをくっちゃべってるんですか。懐古趣味どころか、俺は
　　今回のコンサートは決してパフォーマンスとしては酷いもんじゃなかったと言っ
　　てるんですよ。社長も言うようにジミー・ペイジはほぼ完璧に弾けてたし、ロバ
　　ート・プラントの声も出ていた。今演れる範囲の比較的コンパクトな選曲をして
　　、目一杯やってくれてましたよ。それなのにあれはＺＥＰじゃなかったなんて言い
　　出す方がよほど懐古趣味じゃないですか。問題なのはある程度再現されたＺＥ
Ｐそのものがもう時代遅れだったという、歴史の風化に逆らえるものじゃなかっ
　　たということなんですよ。
渋：バカヤロー、ＺＥＰを真の意味で超えるバンドがいつ出て来たんだ、言ってみろ。
　　だいたいお前はオアシスとかスウェードとか、ああいう懐古的なバンドばっかり
　　やってるから、そういうアホな錯誤を起こすんだよ。
増：オアシスとスウェードが懐古的だなんて言ってんのは社長だけですよ。それこ
　　そ現場感覚と当事者意識の欠落、ジジイのたわ言以外の何物でもありませんね。
渋：もういい。お前みたいなバカはクビだ。
増：社長こそ解任だ。
渋：ああもうツラも見たくない。出て失せろ。
増：さようなら。

以上。
完全復活ｷﾎﾞﾝﾇ。

>>40
激しく乙。
俺の提案したスレタイが採用されてﾁｮﾄ嬉しい

>>4-39
大変乙ﾃﾞｽﾀ｡

ゆくゆくは増井に関しての資料的な意味が大変大きいスレになりそうですね

>>1 凄いな・・乙！

あれっ、これどっかで見たなぁと思ったら
ギャング・オブ・フォーのライナー、オレが打ち込んだんだ。

増井アーカイヴズ賛成！

>>1 乙
よいね。増井おもろかたーよ

果物いいな♪
ムール貝きぼんぬ！
ハハ！

>1に感謝。しかし立て続けに読むと内容の濃いことったら（ｗ
何度読んでもロッキン・ブリーフ・ファイルは笑える。

このいちびりっぷり・・・
麻酔は本質的にバカでガキ(褒め言葉)なんだよね。
いまやZEP以上に死に体だからな・・・・惜しい人を亡くしたよ。

>>1

乙！！
誰か面白いのをもっとうｐしてくれ

>>1
乙
さすがにおもしろいな。
もっと資料ｷﾎﾞﾝﾇ

>>１
乙！朝から笑いすぎて死にそうだ。

増井修の今月のロッキン・ホット・ファイル

　最近ラジオでパートナーの平尾美保に無理矢理ワイセツな単語を言わそうとして
真剣に嫌がられている。こっちは「ファック」だの「ディック」だのそんな単語は
単にカタカナであるが、バイリンの彼女にとっては、恥ずかしいというより、
やはり積極的に口に出したい言葉ではないのだろう。
しかしそういう彼女のかたくななお嬢様姿を見るにつけ
「何言ってんの、平尾さん。ロックなんてもともとそういうエッチでダーティーなものじゃないの。
　あなたの好きなストーンズにしてからが、そもそも隠語の固まりみたいなもんじゃん」と追いつめ、
目の前で「キンタマが」とか「濡れそぼったヴァギナが」とか連呼してしまう。
これは完全なセクハラだ。リスナーからも「美女対性獣」とか
「平尾さんに本当にハラスメントをやってるんなら許しません」とかいった類の
リアクションを多く頂戴するようになった。

しかしセクハラというのは、陰湿なものは本当にタチが悪いが、
そもそもは性急なコミュニケーション願望なのである。
小学生が女の子のスカートをめくってしまうのが手っ取り早いコミュニケーション衝動以外の
何物でもないように。もしも、３５にもなっておまえはまだそんな幼稚な方法でしか
コミュニケーションがとれないのかと問われれば、自信を持って「そうだ」と言えたい。
なぜならそういう部分での接近が冗談として機能しない限り、
人間はなかなか安心できないものだからだ。

　ところで、初期のスウェードが意図的にやろうとしていたのは正にこれである。
きっとイヤらしくて目をそむけた人も多かっただろう。下品なグラム・ロックと
思って嫌った人も多かっただろう。だが、彼らの意図はそこにこそあった。
無理矢理チンチンを顔に押しつけてしまうことだった。
俺達は誰も差別しない、裸になろうとしない人間だけを差別すると宣言するために、だ。

　だからブレットの「ホモ体験のないバイセクシュアル」発言はロック史上に残る
潔いものだったと言いたいのだ。私はバイセクシュアルの可能性のない人間は嫌いだ。
文化的衣装とも知らずに性差を丸ごと受け入れ、自らの行動規範とし、
属性と信じて疑わぬ奴は、人を平気で差別するし。第一、退屈だ。
「精神的バイセクシュアルだ」と言う事は、コミュニケーションを疎外する
文化の衣を脱ごうと言っているわけで、そこに「ホモ体験のない」とつけたのは
現実での性体験がたまたまそうなっているという偶然性を強調したものである。
つまり、その初期においてこの言い方でしかスウェードの本質は語れなかったとすら
言っていい。だから私はこのブレットの言葉を百％支持するし、
問題にしてしまう方が卑しくて狭量だと思う。

>>52-54
乙！
白を黒だと言い張って、いつのまにか黒にしてしまう手腕は神そのもの。

すげえ！白が黒く見えたｗ

やっぱ神はおもろいな
ぶっ飛んだ暴力性と屁理屈こねまくりの頭でっかちが同居してて良い

なんでスレタイにボンベイロールがつくの？
リアムならわかるんだけど誰か教えて

シャークサンドイッチの方が良かったのかな……。

どこかでモリシの新譜を批評してくれると嬉しいや

■ギヴ・イット・アウェイEP / レッド・ホット・チリ・ペッパーズ評

ラクダ男の小咄を知っているだろうか。
ラクダに乗って砂漠を旅する男がいた。照りつける太陽、幾日にもおよぶ砂また砂の
単調な長旅は、男に女体への激しい渇望をうえつけた。やりたい。やりたい。
頭の中が妄想と幻想で一杯になり、狂わんばかりの耐え切れない状態になった時、男は
砂の中に魔法のランプを発見した。フタを開けると中から絶世の美女が言うではないか。
あなたの望むことを何でも一つさしあげようと。男は目を輝かせ、だらしなくもゆるんだ
口許からヨダレをたらしながら美女につかみ寄ると言った。
「こいつぁ助かった。そいじゃひとつお嬢さん、ラクダを押さえといてもらえませんか」
　誰でも一度は悩みまくる問題だと思うが、太いのと長いのとはどちらがいいのか。
私はこれを学生の頃10人ほどの女子に面接調査を行って解明したことがある。
それによると、ある程度の経験を積んだ者は「太さ」が重要と答え、さほど体験のない者は
「長さ」と答える傾向にあるのだという結論を得た。ところがその直後、さほど経験がない
にも拘わらず、堂々と「太さ」と回答する者、あるいは逆に経験豊富でありながら
「長さ」を訴える者が出現し、私は途方にくれてしまった。そして、そのまま今日に至る
わけだが、今朝方ふと、「しっかり奥まで入れた上で」という付帯条件が抜け落ちていた
事実に気付いて愕然とした。何事も奥まで入れてからなのだ。レッチリは見事である。

今週の週刊朝日にコラムあったぞ。

>>61
微妙

微妙じゃないよ
増井王道路線だ！

>>63
だな

>>61
最初の620文字いらない。

そゆこと言うわれるとこのスレの妙味、薄れちまうんだよな。

てか滑ってるじゃんこれ

このスレは確信犯のみ参加しる！
テキストの内容については、道義的視点とか
放送禁止用語が含まれてる、とか
そういう視点は排除して参加しる！

もちろん、ツマンネってのはありだ

おながいしまつm(__)m

麻酔のくされまんこ野郎きぼんぬ

おえいしすの朝立ちのライナーノーツきぼんぬ

ライナーをまるまる載せちゃうのはまずいんじゃないの？
著作権的に。

wikiで増井修の文章ｱｰｶｲｳﾞｽでも作るとおもしろいかもね

>>61
まぁまぁだな
やっぱ本人が好きなバンドについて書いてるやつのほうがおもろい

増井は正直ものだから…。増井がレッチリのライナー書くというのは、
渋谷陽一が、メタリカのライヴレポートを書く事に近いものがあるような気がする。
ただ、今ロキノンで書いている柴や古川とかは悪くはないと思うが、何か熱のようなものが
いまいち伝わって来ない。本心がつかめないところがあるというか…。
まあ、自己陶酔的になりすぎるよりはいいのかも知れないけど。

松村雄策がアウトキャストについて書くようなものか

うっ…それも凄いね（というか想像できん）w

>>72
ライナーに著作権？
つまらん制限をするな。
ライナーのギャラ自体いくらだ？
おれが払ってやるよ。（嘘、二千円でも払わん）
マッスー本人は取り上げてもらって、宣伝になると喜んでるよ。

転載したら、自分のコメントを載せよう。
すると引用ということで、法律的にはまったく問題なくなるんだな。
ニュー速でも、記事を出したら記者のコメントを載せてるじゃん。
まぁ、怠っている香具師も多いけど。

たまに「輸入盤買ったから日本盤のライナーと
歌詞うPしてくれ」とかいうやつがいるよな。
誰もしないけど。あれはJASRACがうるさいから？

>>78
著作権がつまらん制限ってことはないだろ。
「増井本人が喜んでいる」とか余り痛いこと言うな。
増井は好きだが勘違い信者はうざい。

72がつまらん制限と言ってるんだ。
著作権がつまらん制限とは誰も言ってない。
勘違い信者どころか、文意を勘違いするヤシは話にならん。
「増井本人が喜んでいる」わきゃねーだろう。
短い文なんだから、よく嫁。

まあまあ…。マターリ行きましょうよ、マターリ。
こないだブックオフの百円コーナーで見つけたロキノンにビースティボーイズに関する、
渋谷と増井の対談があったので写します。
これガイシュツではないですよね？
もしガイシュツだったら誠にスマソ。

ロキノン１９９５年１月号より、９０年代型メッセージ・ロック・バンドとしてのビースティボーイズ
＜渋増対談＞ライヴレヴュー、ビースティボーイズ。余りにも生真面目なビースティを
限りなく生真面目に語り尽くす　渋谷陽一ＶＳ増井修

増井　いやあ、お元気でしたか、ごぶさたしてます、会長。
渋谷　ごぶさたしてますじゃねえだろ、それに俺は会長じゃねえよ、社長だ。
増井　へぇ？　俺はまたてっきり、もう俺が社長なんじゃねえかと思っとりました。
渋谷　何、調子こいてんだよ、お前は。
増井　はぁ。で今日は何の御用で？
渋谷　実はこのところのロッキング・オンを見てると俺は不安で夜も眠れなくなってくるんだ。
増井　不眠症ですね。一日、何時間くらいしか眠れないんですか？
渋谷　俺の心配してどうすんだよ。俺が心配してんのはお前の編集方針の根幹なんだな。
増井　はい。おかげさまで社長が経理上からも一切手を引いて下さってから４年。順調に推移しております。
　　　今年は特に目ざましい部数、利益の更新を達成。ありがとうございます。
渋谷　なんか久し振りにお前と話してると調子狂うな。あのな、
　　　俺が言いたいのはビースティボーイズだよ、ビースティボーイズ。
　　　お前、なんでああいう革新的なもんをやらないわけ？
増井　ビースティボーイズですかあ。ああいうクズ聞いてんですか社長は。
渋谷　クズどころか、あれは現在、ロックがロックでありうる為の
　　　実にまっとうな努力をしてる数少ないバンドのひとつだよ。
増井　そうですかあ。なんか社長、浅ヤンのシロウト・ラップのど自慢見て、
　　　おお最近のナウいヤングはこれかあ！とか思ったんじゃないですか。
渋谷　バカ言ってんじゃないよ。多少遅れたかもしれないけどな、俺は今回のコンサート観て
　　　改めてちゃんと位置づけないと取り返しのつかない事になると、あせったわけよ。
　　　今は他のメディアもアホな事しか書いていないからいいけど、こういうもんに逸早く
　　　お前が取り組まないのは問題大ありなんだよ。　

>>82
＞マッスー本人は取り上げてもらって、宣伝になると喜んでるよ。

と言ったのは>>78だよ。短い文なんだから、よく嫁。

すみませんっ！出かけなければならなくなったので続きはまたいつか。

>>85
で？

>>87
お子ちゃまだねキミ…

>>84
おっと乙を言うの忘れてました！
続き待ってます。

>>84
まだ途中だけどとりあえず乙。
ガイシュツじゃないよそれ

増井　俺アイツら、嫌いなんですよ。
渋谷　どういうところが？
増井　去年インタビューしたら、俺の事さっぱり憶えてねえんだもん。
渋谷　お前な、俺がいない間に、なんかすっかりメタル業界のメンタリティを身に付けてしまったようだな。
増井　だってですよ、「ライセンス・トゥ・イル」が出た時俺は５日間も連中と寝泊りして、生死の淵をさ迷ったんですよ。
　　　初来日の時だって、あっちでもないこっちでもないって引っ張り回されて結局インタビュー出来なかったんだけど、ＭＣＡは彼女を紹介してくれるし、
　　　次は必ずお前の期待に添えるようにするとか言ってくれて、それで去年会ったら、「知らねえ」って。頼むから思い出してくれつっても「知らねえ」って。
渋谷　お前、マジに酒井康に弟子入りでもしたんじゃねえか。批評に仲良しこよしの関係性を持ち込むなってあれだけ俺は教えただろう。
増井　裏切られた気がしましたよ、本当に。ところで会長ビースティ・ボーイズの何がそんなに革新的だと？
渋谷　お前のアホ話を聞いてたらマジで話をする気が失せて来たよ。
増井　まあ、そんな事を言わずに会長。

今ワードで書類を作成中なので、この続きはまた後で…。
とぎれとぎれですみません。　

＞＞増井　だってですよ、「ライセンス・トゥ・イル」が出た時俺は５日間も連中と
＞＞寝泊りして、生死の淵をさ迷ったんですよ。

この時のインタビューってビースティのメンバーが
『マーマレードの瓶に突っ込みたい』言ってたやつか。
しょぼくれた増井の写真が載ってたなぁ。


続き期待してまっせ。

>>84
乙。全然覚えてねえなこれ。
続きよろしくです。

1992 / 3月号　TAG RANDOM
増井修 vs 田中宗一郎
鼻毛とジャージ、どちらが自堕落なのか？
新春企画91年ロックシーン総括。今年を占う出来事ベスト5

増井　今回から俺の相手はタナソウ。
田中　田中宗一郎です。
増井　略してタナソウ。
田中　営業をやっています。
増井　田中は２人いるからタナソウ。
田中　そんな風に呼ばれた事はないですが、まあ、結構です。
増井　田園都市線田奈に下宿をかまえたわけでもないのにタナソウとはこれいかに。
田中　連発しますねぇ。
増井　読者の人も朝晩一回ずつ口に出してみるとなかなか気持ちのいいタナソウ。
田中　発語の快感を呼ぶんでしょうか。
増井　営業の主任だもんね、タナソウは。
田中　やめて下さいよ「主任」だなんて。
増井　営業部はもう４人もいるんだからね、やっぱ「主任」でしょうタナソウ。
田中　なんか恥ずかしいんですけど。
増井　名刺に入れたか、ちゃんと。市川は恥ずかしがっちゃって「広告大王」なんて入れてたけど、あいつのマネしちゃダメだぞ。
田中　やっぱり肩書きは重要ですか。
増井　重要だねえ。特に「編集長」は重要だと思うな。
田中　そうですか。
増井　何だよ。
田中　いえね、先頃出た「噂の真相」でも渋谷編集長と表記してあったもんですから。
増井　・・・・・・。
田中　だからもう、いいじゃないですか。肩書きの件は。
増井　知りたくなかった。
田中　まあまあ。肩書きにこだわったってろくな事はないですから。そんなことしてるのはオヤジ臭いですよ。
増井　何だオヤジ臭いって。

田中　昔いた広告代理店で某カネボウを扱わしていただいてたんですけど、ここの「宣伝部長」というのがすごい。
　　　　たかが、広告校正戻しのために丸二日、温泉旅行につき合わされ、マッサージやら背中流しやら強要され、
　　　　それ以外の時は極寒にもかかわらずコタツにさえもいれさせてもらえず廊下に立たされているという。
　　　　キンタマまで拭かされた時はさすがに悲しくなりました。
増井　キンタマでかいのか？
田中　だから肩書きなんか作るとろくなことにならないんです。
増井　うるさい。俺は「編集長」でおまえは「主任」なんだバカヤロウ。
田中　ままごとやってんじゃないんですから、この人は。「私、お医者さんね。あなた、患者さん」てか。
増井　そりゃままごとじゃなくて「お医者さんごっこ」だろうが！
田中　はあ。で、本日のテーマは。
増井　勝手に仕切るんじゃねーよ。
田中　新春を迎えたことですし、昨年度重大事件ベスト５てのをやりましょうか。
増井　何故タナソウが決めるか。
田中　まず第１位は久方振りのエバーグリーン・サウンド、リヴァプールより登場。鮮烈の日本デビュー、ザ・ラーズ！
増井　ラーズ・ウルリッヒ・オブ・メタリカ。
田中　はっきり言ってザ・ラーズ以外はなーんにも必要ないですよ、僕は。初期衝動の枯渇だとか、ルサンチマンだとか、レイブ・オンだとか、偽バカだとか、確信犯だとか、ぜーんぶ自堕落なエクスキューズに過ぎないんですよ。
　　　　大体が不幸や病いを契機にして、人は表現に立ち向かうなんて屈辱的な構図を当たり前のように受け入れてしまうなんてのは自堕落の極みです。それにひきかえ、ザ・ラーズがひたすら追い求める「あの気持ち(フィーリング)」。
　　　　方法論の革新性だとか、シーンにおける影響力なんてものぁ、どーでもいいんですよ。僕の愛するピート・タウンゼントもこう歌っています。「この歌の向う側に何かがあるなんて素振りはできない。僕は"音�≠ﾈんだ」って。
　　　　ザ・ラーズはサウンドの持つピュアネスというのは結局「あの気持ち」を感じるという一点だけに賭けているという潔さなんですよ。ザ・ラーズを聴かない奴は馬鹿です。
増井　馬鹿はいいんだけどさ、ラーズは自堕落じゃないのか？
田中　そうです。

増井　じゃきくけどさ。ラーズってさ、成田着いてから帰るまでインタビューの時もギグもずっと同じジャージ着てたんだよな。
田中　それが何ですか。
増井　臭かったらしいぞ、しまいにゃ。
田中　・・・・・・。
増井　それにだなあ、せっかく作ったレコードを散々こきおろしてリスナーとの幸福なコミュニケーションを踏みにじったあげく、じゃあ「あんたは何が理想なんだ」ってきいたら小汚いジャージのパケットから出してきただろう。自信満々のカセット・テープを。
田中　ええ。
増井　あれほど良くない音楽はきいたことなかったもんな。なに考えてんだか。
田中　自堕落な人間にはわからんのです。
増井　だいたいなタナソウ、1位から始めてどうするんだお前は、5位から始めないか普通。俺の5位はだね、エリオット・マークスが訴えられた事かな。
田中　何者ですか、それは。
増井　公式ザ。スミス・コンベンション仕掛人。
　　　　モリッシー＆マーのいにしえのグッズを販売、会場にには満杯の花をあしらい、ジョニー・マーそっくりさんが奏でるスミス時代の珠玉の名曲でカラオケ合唱、しかる後に84年のハッシエンダ・ライブ公開。
　　　　オールナイトで語りあかした後に、スミスゆかりの地めぐりのコーチ・トリップ。
田中　百害あって一利なしのイベントだ。
増井　これをチッタあたりで彼と一緒にやろうとしてたんだけど、まさか来るわけないと踏んでたモリッシーが来てしまったからね。
　　　　当分やれないなと思ってたら、精力的にライヴを続けるモリッシーが「もう止めてもいいだろう」ってストップかけちゃったんだな。だから日本における夢の公式スミス・コンベンションは無くなってしまったと。
田中　めでたしめでたし。そんなくだらないニュースは５大事件でもなんでもないと思うんで次ぎ行きます。やっぱり、ポール・ウェラー復活。
増井　おお！！タナソウ！
田中　違いますよ。あんな鼻毛伸び放題の金ネックレスちらつかせたロートルが必要以上に持ち上げられるのが僕は気に食わんのです。
増井　鼻毛が出てますよって誰が注意できる？

田中　まあ、彼がザ・ラーズを評価している点は買ってますけど。僕が腹立たしいのは、あの程度の平穏なギグで狂喜乱舞してしまうロートル・ファンの自堕落さですよ。
　　　　今回のギグを持ち上げてしまうのは、今までの彼のキャリアを矮小化してしまうことになるんです。
増井　バカ言ってんじゃねえ！常に明日に向かって羽ばたかねばたちまち失速してしまうポール・ウェラーの痛みを解せぬ者に、彼を語る資格はない。
　　　　水面下の白鳥の足の動きが見れずして平穏とはタナソウ、自堕落はウヌのことよ。
田中　忍者ですか、あんたは。そこへいくとファイブ・サーティーなんかは達観してますよ。
　　　　タラ・ミルトンなんて、あんなコテコテのポール・ウェラー崇拝者なのに彼とは違った独自のスタイルを模索しようとしてるんですから。
増井　まずまずのバンドではあるが、何だ、この「タラ」ってのは。スケソウかマダラか。それともドンコか。ああ？
田中　どんこはタラですか？
増井　タラに似てるよ。
田中　そうですか。
増井　いや、ひょっとするとコチの仲間かもね。アイナメかな？まさかソイってことはないだろうし。
田中　何でもいいですから、早く1位行ってください。
増井　ジ・アザー・ツー
田中　はあ？あのニュー・オーダーのその他2人が作った自虐的バンド名の？
増井　人間、ここまで自分を客観視できるもんじゃないってのが偉い。そして、ＮＭＥ作成「ジ・アザー・ツー」チャート。これが最高。
　　　　1位マイク・ジョイス＆アンディ・ルーク、2位リンゴ・スター＆ジョージ・ハリスン、3位ブルース･フォクストン＆リック・バックラー、4位マイク・ストック＆マット・エイトキン、5位マニ＆レニときたもんだ。面白くない？
田中　・・・・・・。タッグ組んで社内のジ・アザー・ツーになりたくないッスね。

>>94-97
乙です。
ﾀﾅｿｳって昔からこんなのだったのね。
正直ﾛｷﾉﾝ時代はあまり記憶が無かった。

昔のﾀﾅｿｳはある意味今以上に凄かったぞ。
ﾚﾃﾞｨｵﾍｯﾄﾞの2ndのときとか。

渋谷　ウルセエ！　大体ビースティのメイン媒体が日本じゃ「ファイン」だって現状は
　　　ロック雑誌として恥だよ、恥。それに専門誌のアプローチも白人ラップの革命児みたいな
　　　オソマツなもんばっかりで、全くゴミだよな。
増井　ゴミとか恥はいいですから、じゃあ何もんなんですかビースティは。
渋谷　だから未だに日本じゃ「ライセンス・トゥ・イル」のイメージでビースティを語っているから駄目なんだよ。
　　　本来のまっとうでシリアスなロック・バンドとしての日本以外じゃ当然のものとなっている認識から始めなくちゃ。
　　　今度の「イル・コミュニケーション」の歌詞なんかほとんど牧師の説教じゃないか。
増井　「俺は袋一杯に詰めたマリワナを吸うのさ、年上の女に言い寄って、下着を脱がせてやるぜ」
　　　っていうのがそれですか？
渋谷　そういうのもあるけど基本は「ボブ・マーリーは、自由を勝ち取るための闘争を予言していたんだ
　　　”踊ることで神への祈りになるのなら、きっとサイコーの気分だろうな”オレだってそうしたいよ、
　　　だから涙が溢れて来るさ」とか「マーティン・ルーサー・キング牧師と彼の非暴力の思想に心から
　　　尊敬の念を払うよ、オレの夢、そして希望を決して忘れない」というようなものが基本トーンなんだよ。
　　　中には「オレの中で自覚が芽生える時輝く仏陀の像を崇めるのさ」なんて本当に説教になってんのもあるけどな、
　　　まあこれはMCAの世界だからしょうがないけど。
増井　あ、なーる。アナル・セックス。
渋谷　……。
増井　続けて続けて会長。

８４と９１の続きです。まだ終わりません。とぎれとぎれスマソ。　　

田中宗一郎は営業だったのですね
スレ違いスマソ

タナソウの名付け親は増井だったのか。面白い。乙。
それにしても渋谷はよく増井を編集長にしたな、と今まで何回思ったことか・・・

渋谷と増井は近親憎悪の関係にある

>>102
名付け親は増井っていうかﾛｷﾉﾝ社の人々。
田中宗一郎と田中宏明が同期入社で名前が
紛らわしく面倒くさいのでタナソウ・タナヒロと
誰かが呼び始めた

対談は実はどちらか片方が一人で書いてる罠。実は渋末もおなじ。
麻酔、まんせー。棚祖ー、師ね屋。

増井最高

増井と宮嵜とのからみはなかったかな。
タナソウと宮嵜だっけ。

増井さん！この名前久しぶりだなー、
この人のおかげで色々CD買う羽目になってた頃がなつかすぃ…

>>107
スミスのことで対談してなかったか？
確か巻頭のカラーページで。

増井、お前昔R.E.Mのライヴで爆睡してたろ

増井がまだﾛｷﾉﾝ編集長やってたらUK馬鹿の俺には天国
US偏重の今の山崎ﾛｷﾉﾝは宮嵜時代より地獄
もう買ってないけど

誰か「デペッシュ・モードが嫌いだ」原稿あげてくんないかな

>>111
粉川ﾀﾝにすがりなさい
漏れも増井時代みたくしてほしいけど

渋谷　とにかくこいつらもともとがハードコアのパンク・バンドだったわけじゃないか。確かに黒人音楽も凄くすきなんだけど、
　　　ラップへのアプローチは基本的にその直接的なメッセージ伝達スタイルが欲しかった欲しかったからだと思うんだ。
増井　ステージに巨大なチンポ立ててライヴやってたんですよ、こいつらは。あれがメッセージなんですか？
渋谷　だから、あの時は単なるガキだったわけで、リック・ルービンに乗せられてただけなんだよ。本人達も反省してるじゃん。
増井　反省？
渋谷　そうなんだよ！　日本のラップかぶれの連中なんかスタイルからハマっていくアホの典型なんだけど、全く逆なんだよ。
　　　ハードコアでさえ歯がゆかったんだよ連中は。何かロックって股の上からケツ掻いてるみたいでイライラするじゃん。
増井　４３のオヤジから、じゃん、とか言われても非常に困るわけですけど。
渋谷　そうなんだよ。ラップ最初に聞いた時、オー凄え、気持ちいい、と思ったもんな俺なんか。
　　　ただ長く聞いてると単調で退屈しちゃうんだよな。
増井　俺も飽きます。
渋谷　それは要するに言葉が分からないから飽きちゃうの。ただ本当の直接性が欲しい若いロック・バンドは絶対興味持つよ。
　　　ビースティ以外そんなに出て来ないのが逆に不思議だよ。つまりポイントはビースティは白人のラップ・バンドじゃなくて、
　　　ラップへの強い興味を持ったシリアスなロック・バンドって事なの。
増井　何がシリアスなもんですか。「日本人はアメリカ人のキンタマがデカ過ぎて怖がってる」とか
　　　「日本人はフェラチオしないのか？」とかそんな事ばっかり言ってるバカですよ。
渋谷　それはお前が一枚目のイメージでしか連中を見てない怠慢だからだよ。　　　
　　　
　　　８４と９１と１００の続きです。次回で最終回にしたいと思います（多分）。とぎれとぎれですみません。
　　　それにしても「ちんぽ」を「チンポ」に変換しようとした時「辞書に載っていない単語が表示されています。」
　　　とパソコンが教えてくれた時は少し悲しい気持ちになりました。
　　　
　　　このクソ忙しい最中に俺は何をやっているのだろうかと……。

増井と宇野ってあるわけないよなあ

その2人だと97年頃に入れ替わりみたいな感じになっちゃってるんじゃないか
対談やったら終始オアシスﾏﾝｾｰな形になりそうだな

>>114
乙です。

辞める直前の増井は当時新人だった宇野を
たいそう可愛がっていたと聞いたことがある。

>>118
とうとうこのスレにも宇野さまご光臨

今週のAERAでクイーンブームを解説していた

増井は今、朝日に食わせてもらってるの？

たぶん例の裁判でうやむやに和解して
贅沢しなけりゃ死ぬまで困らないぐらいの金は
貰ったんじゃないかって気がするな。

一人暮らしのマンション、友達は熱帯魚。

sage

>>121
浅い。。。

何が？って。それはキミの人生全般のいろいろが、だ。
りんごの表面ばかり見てても中身の構造を知ることは不可能なんだぞ。
りんごは白くて、甘くて、中に蜜が詰まってるんだぞ。
一度、縦割りにしてみよう。
りんごも、みかんも、もももなしもトマトもだ。
そしてキミを取り巻くいろんなことをも。スイカも忘れるなよ。
穴がぼっこぼっこ空いてたりするんだぞ。

ふぬっ！

そもそも一出版社相手の不当解雇裁判？で
原告が一生食える金をもらえるというところがあり得ない。
一生食える金なんて、億単位だろう。
どんな出版社なんだ。
不当解雇でしかも和解でそんな金払わせられるなら
出版社も最後まで戦うだろう。

95年11月号 TAG RANDOM
増井修 vs 井上貴子

増井　井上。
井上　ひっ。
増井　井上！
井上　ひいっ。
増井　まともに返事も出来んのか、お前は。追い詰められた乙女の断末魔の悲鳴を聞いて
んじゃねえんだからさ。
井上　は、はひー。
増井　あのさ、これからロッキング・オン読者のみんなにおまえをよりよく知って
もらおうっていう対談なんだからさ、頼むから落ち着いてくれよ。
井上　ボンベイ・ロールだけは堪忍してくださいね。
増井　アホか、お前は。なんでおまえに俺がボンベイ・ロールしなきゃいけないんだよ。
だいたい、おまえ谷間がねえんだからやろうたって土台無理じゃねーか。
井上　はい。助かりました。
増井　助かりましたじゃねえよ。だいたいおまえ、俺をなんだと思ってんだ。
先月号の「会社発」にもろくでもねえこと書きやがって。体育会系男子部室だの
デカ室だの。
井上　ちがうんでしょうか。
増井　あたりまえだろォ。だいたいロッキング・オン編集部の半分は女じゃねーか。
井上　確かに形式上はそうかもしれませんが。
増井　何だ、その形式上はってのは。

井上　産休で長く休んでた片岡さんがこの前、愛児連れてやってきたじゃないですか。
あの時、スヤスヤ眠ってる赤子を見て、橋中さん、
開口一番「これ、死んでるんじゃないの」って。言います、普通？
増井　ま、アイツの場合は、ちょっとな。
井上　それに片岡さんも片岡さんで、「ちょっと乳しぼってきていいですか？」って、
いちいち増井さんに言うことでしょうか。
増井　突然消えるより、やっぱり報告すべきなんじゃないか。
　　　 俺だってウンコしに行く時は必ずアルバイトの妹沢に「ソークぶちこいて来ます」って言うからな。
井上　あー、いやっ。こんな恥しらずな編集部には馴染めなあい。
増井　そのうち馴れるよ。それより俺が心配してんのはお前の驚異的とも言える
洋楽ロック知識の欠落なんだよ。
井上　それほどでもないですよ。
増井　ウソをつくな。パール・ジャムのことをついこの間まで、パール・ナカグロ・ジャムが正式名称だと思ってたじゃねーか。
井上　あれはウケ狙って言ったんです。
増井　じゃあ、ストーン・ローゼズの元ドラマーがレニー・クラヴィッツだと思ったっててのは何だ。
井上　名前が同じだから混同しちゃったっていうか。
増井　オアシスにイエスのドラマーが入ったとか騒いでたしな。
井上　あれは仕方ないです。実際いるんだもん。
増井　じゃあ、リアムとノエルどっちが兄か言ってみろ。
井上　えーっとぉ、ノエル。
増井　・・・・・・・・・・・。
井上　え？　え？　違うんですか？
増井　バカヤロー、そんなの違ってたらクビだ。
井上　ああ、ドキドキした。

増井　でも、おまえ佐竹雅昭の写真見て兵庫に「佐竹チョイナチョイナってうたけし軍団の人だよ」って教えられてそのまんま信じたらしいな。
井上　・・・・・・・・・。
増井　単にロック知識ゼロじゃなく一般教養そのものが壊滅状態だもんな。
　　　 カズも知らん、清原も知らん、武村大蔵大臣も知らん、ムルロア環礁も
上祐史浩も渋谷陽一もミズタマサンゴも、なーんも知らんもんな。
井上　ムチャクチャですよォ、それ。
増井　ちなみにこのバカ女は知りませんが、全女の井上貴子とは一切無関係です。
井上　あっ、その人、知ってる。去年、電車の吊り広告で「井上貴子、脱ぐ！」って
書いてあってびっくりしたんです。私、脱いでないのに。
増井　・・・・・・おまえさ、何か人に自慢できるもんってないの？黒魔術の本ばっか
机の上に並べてさ。
井上　さんざんボロカス言ってくれましたね。こう見えたって私だって増井さんなんかよりずっと詳しいこと、一杯あるんですから。
増井　エコエコアザラクエコエコザメラク。
井上　そういうのじゃなくて、例えば「美」に対するセンシティブな感受性。
ちなみに増井さんは絶対、
　　　 メンズウェアのよさなんて理解できないでしょう。
増井　そんなことない。俺はメンズウェアのことはよーくわかってる。
井上　うそです。"デイドリ−マー"で子供部屋の床をなめるように徘徊するジョニー・ディーンなんてムシズ走りまくりでしょう？
「僕を見て〜！」なんてナルってポーズ取ってる姿なんて見ちゃうともう「しゃきっとせんかい！」と叫んじゃうでしょ？
増井　そうじゃねえよ。俺はあのフェロモンムンムンって感じが恥ずかしいんだよ。
　　　 特にあのクリスの顔付きにはいたたまれぬものがあるな。もう一日中やりまくってます。っていうかさあ。
　　　 ドナもドナだっていうか。

井上　あら？そんなこと言うならオアシスの方がよっぽどヤリマクリじゃないですか。
　　　おまけに尿道も太いし。
増井　尿道は関係ないだろ。だからさ、例えばね、10代の頃って一日9回やっちゃったり
　　　するじゃん。で、もう精も根もつき果ててニンジン入れて遊んでたら
　　　また立っちゃった、みたいなさ。そういう若い頃のセックス思い出しちゃって
　　　もうどうしようもなく恥ずかしい気分に陥ってしまうわけだ。つまり甘美、
　　　なんだよなあ、なんか。
井上　はあ。なんでニンジンが甘美なんですか。
増井　いいんだよ、ニンジンはもう。だから俺は初めての時はちゃんとできたんだよ。
　　　できたんだけど、あんまり気持ちよくなかったっつってんの。
井上　あ、私もです。
増井　そうか。とにかく俺はメンズウェアからモ〜ンモ〜ンと漂ってくる、青臭い衝動が照れくさいっつってんだ。なんか人前でいちゃいちゃしてるカップルみたいで
見ちゃいられないんだよ。
井上　なるほど。メンズウェアのアドレッセンスなフェロモンは、増井さんのような
　　　オヤジの感性には耐えられないと。しかしいちごみるくのようにまったりと
　　　甘美な風味だからこそ、女の子が蟻のように群がるのですよ。
　　　そういう意味ではまさにジャパンの初期作品『アドレッセンス・セックス（まんま思春期のセックス）』『苦悩の戦慄』を彷彿とさせますよね。
　　　彼らがジャパンの再来といわれているのもわかる気がします。
　　　パンキッシュ＆グラマラスなサウンドも含めて。

増井　ま、そういうこった（リアム似）。
井上　しかし、増井さん。5年振りにようやく新譜をリリースする増井さん寵愛の
　　　岡村ちゃんだって桃色甘美じゃないですか。どこが違うというんですか。
増井　だから岡村ちゃんは切実なんだよ。あんなテーマを歌わなきゃならない切実な
　　　理由があるから、どんなにしとどに甘くても同時に痛々しくもあるわけだ。
　　　メンズウェアの場合は歌ってるテーマとは別に、すさまじい量の青汁が
　　　垂れ流されてんだよ。
井上　いや青汁は出さんでしょう。
増井　じゃ何出してんだ、あれは。まさか、おまえ・・・・・。
井上　何言わそうとしてんですか。だからオヤジは嫌いなのよォ。来週からこのコーナー
　　　「ちんちんシスターズ」にしようかしら。
増井　それだけは止めるように。

乙
こんな深夜に増井原稿をうぷしてる君も謎だが、
それを読んでるおれも何なんだよ、つう疑問は残るわけだが
はは

＞増井　ま、そういうこった（リアム似）。
増井さんこれはアイタタタタ。
メンズウェアがジャパンの再来って、また微妙な・・・
とにかく乙！

乙です
いやあ、面白い。井上貴子も貴重なタレントだったなあ。
こないだダークネスのインタビューで久々に出て来ていたけど…。

>>132
ていうか書籍部でチーフやってます

メンズウェア乱発は今読むとこっちが恥ずかしいな

メンズウェアの1stは未だ好盤ってタナソウ最近言ってたな。

編集者ヲタは洋楽の１ジャンルですね。ぷぷぷ

この頃の増井が一番面白かったな〜。

（＾−＾）

増井か・・・。
「文系の坊ちゃんが体育会系に憧れて必死にDQNぶってる」典型的なタイプだったな。
常にピンと気を張って「体育会系の自分」をアピールしているさまは
デビュー当時の篠原ともえのようで痛々しかった。
いつかは糸が切れるだろうと思っていたが、やはりという感じだったな。
このタイプは一度糸が切れると絶対に元には戻らないので
おそらく返り咲くことは二度とないだろう。かわいそうだが仕方ない。

重症な恥ずかしい編集者ヲタですね。ぷ

（＾−＾）

いつも髭の濃さが気になって仕方なかったな

レニー・クラビッツの1.5倍はあるヘッドにはびっくりしたな。

　　　　　　＿＿＿＿＿＿　
　　　 　　　,;i|||||||||||||||||||||||||||||||ii;､　　　　　　　　　＿／
　　　　　／||||||||||||||||||||||||||||||||||||||ii;､　　　　　 　　＼
　　／￣￣＼||||||||||||||||||||||||||||||||||||ii;ﾞヽ,　　　　　　／
'￣ヽ　　　　　ヽ!!||||||||||||||||　　||||||||||!!ﾍ　　　　 ＜　　あっぱれ　あっぱれ
ヽ　　　　　　　　　 ﾞ!!!||||||||||||　　|||||||!!　　 iヽ──　/
|||ｌ　　　　　　　　　 　　ﾞﾞヽ､ｌｌ,,‐''''　　　　 | ヽ|||||||||　キスして　GATO　！！
|||ｌ　　　　　＿＿＿＿　　　ﾞｌ　　　＿＿　　　＼|||||||||　　
||!'　　　 ／ヽ､　　　　 oﾞ＞┴＜o　　 /＼　　 |'￣| HIT　PARARE　HIT　PARADE
＼　　／　　|ミﾐヽ──‐'ﾉ≡- ﾞ'──''彡| |､　|　　 |
　 ￣|　　　　|ミミミ／￣ ､,,／|ｌ￣'''ヽ彡|| |､/　　 /　恋愛メドレー　！！
　ヽ､ｌ|　　　　|ミミミ|　 |､────ﾌヽ |彡ｌ| |/　　／＿
　 ＼/|ｌ　　　 |ミミミ|　＼_/￣￣ﾌ_/　 |彡|ｌ/　　　￣／ いつもいっしょが嬉しい　☆
　　＼　ﾉ　　 ｌ|ミミミ|　　＼二二､_/　 |彡|　　　　　　ﾌ　　
　　　￣＼　　ｌ|ミミミ|　　　￣￣￣　　|ﾒ/　　　　　　 ＼恋する女の子の　VICTORY―――
　　　　|　＼　ヽ＼ミヽ　　　￣￣'　　|/　　　　　　　　/
　　　 /　　＼ヽ､ヽﾞ''''ヽ､＿＿＿＿_／/　　　　　　　／＿―――　Ｖ　！！！
　　／　　ヽ　ﾞヽ─､──────'/|　　　　　　　　￣／
. ／　　　　　　　ﾞ＼　＼　　　　 /　/ ＼＿＿
　　　───'''￣￣￣ﾞﾞヽ､__,,/,-'''￣　　　ﾞ''─

／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　|　 全員そろったようだな。かねがね思っておった。最近ココのスレがすこぶる
　|　 面白くない。このスレには話題提供者をくさして貶める風潮がある。
　＼　この問題について、今日は諸君に考えてもらいたいんじゃ。
　 　￣￣￣￣￣￣￣￣￣|／￣￣￣￣　　　　
　　　　　　　 ／■＼　　　　　　　 8888
　　　　　　　（　・∀・）　 lヽ_/l 　（・≦・ ）
　　　　　　　（ li;;ill呂l） （ﾟДﾟ ）　（li;;ill呂l）
　　　　 .／Vヽ 　＿＿ /l;;;!::::|)　＿＿　∧_∧　
　　　　（　 　 ´）　 　 (u'──-, 　　　 <´　　 >　
　　　　（:;;;;;;;;;;;;）　　/　:::;;; 　 /　　 　 （::::::::::::::）
　　 （丶_/)　　/　 /　:::::;;;::: / 　　　/∧∧　
　　 （　　｡）　/　　｀─── 　　　/（-　　）
　　　|::∧∧ |二二二二二二二 ,、　,、:::|
　　　 （　　 ） ∧∧ 　 　∧∧　（　　　 ）
　　　　　　　（::::::::::）　　（::::::::::）

定期的に増井を貶しにくる人って誰だろう
ロキノン関係者？タナソウ？

渋谷だろ

タナソウ、スヌーザー一派でしかありえないでしょ。
あるいはほとんど洋楽を知らない荒らしとか。

>>147
渋谷さん、こんにちは

俺は全ての音楽評論家、音楽雑誌編集者、音楽記事ライターをけなしたい
特にロックの

＞１４８
バレた？てへっ。

そういえば増井、ベックのこと「ベックちゃん」って呼んでたよね。

増井のことけなされてる？
他のスレとか見る限り全然ｱﾝﾁが少ないくらいだと思うが

脳内で貶してるやつが多いと思われ。

そうかあ…。(´･ω･｀)ｼｮﾎﾞｰﾝ

編集長になったからってちょっと調子こきすぎちゃいましたね。

　＠ノハ＠
　 　　　⊂（　‘д‘)y-~~　さすがウチの師匠やで
　　　 ／／/　　/　:::/:::/
　　　 |:::|/⊂ヽノ　|:::|／」
　 ／￣￣￣￣￣￣／|
／＿＿＿＿＿＿／ | |
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　　　　　　＠ノハ＠
　 　　　⊂（　‘д‘)y-~~　さすがウチの師匠やで
　　　 ／／/　　/　:::/:::/
　　　 |:::|/⊂ヽノ　|:::|／」
　 ／￣￣￣￣￣￣／|
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>>156-157
わざわざ貼り直す厨房根性に乙。

>158
ありがとw

増井って今いくつ？

前に編集ヲタって言ってた人いたけどさ
不思議と増井以外のﾛｷﾉﾝ系ライターって好きになれないんだよな
増井の自分語りと妄想なら面白いから許せるっていうかさ
他のライターの自分語りには少々うんざりする。なぜって面白くないから。

ああ・・・。俺はおだじまんが、ちと苦手。なんかいやなんだな。
どうしてなのか分からないけど。生理的に受け付けないのかな？
あと外部のライターだけど昔ロキノンに書いてた梯一郎（でいいんだっけ？）
とかいう人の自分語りもキビシイものがあった。
最近見かけないけど。

増井以外のﾛｷﾉﾝライターだと山崎とか中本とか岩見とか神谷が好きだけどな
おだじまんは俺もダメだな　きつい

梯一郎はスマパンについての原稿を書いた時に
ゴタゴタがあって以来ﾛｷﾉﾝに寄稿しなくなった
クラブKも終了しちゃって今はどうしてるんだろね
借金がすごいって聞いたことあるけど

小田島は何でもかんでも男とか女とかに結びつけて語るのが嫌。キモ杉

>>163
梯のゴタゴタ詳細ｷﾎﾞﾝ

>>163
あれ以来書いてないのか。文体が雄々しかった印象があるけど、
ちょっとしたことですぐ止めるもんなんだな。

しかし、増井といい欠けといい、ローゼズに関わったひとらの
いまって…。

「増井はマンコ野郎」って記事書いたの誰だっけ・・・・
オアシスのライナーが自己満オナニーだって批判する内容だったんだけど。

>>167
それは読者の投稿だったような気がする

失速したなあ
あげとこう

ソークぶちこいて来ます

増井解雇の理由を知ってる人っていないのかな？裁判傍聴した人とか？

>>164
梯がスマパンの武道館ラストライブに関して「嘘くさかった」みたいなこと書いたら
レコード会社のスマパン担当の何某が切れたらしくて次の号で怒りの反論文を載せた。
んでその次の号で梯が一応釈明らしきものを載せておしまい。
でもそれ以降梯の文章が載ることはなかった。

ROは、創刊当時の同人誌的ノリから、段々、商業誌として洗練されて来たのだが、
その両者の緊張感が高く、面白かったのが、増井の頃だと思う。

未だに買い続けているが、いまや、読むのは渋松対談と松村の記事くらいだ。

まっすー、がむばって。

>173
チョー惰性

>>173
低能ですか?

昔の雑誌を処分するため、漁ってたらロッキング音が出てきたので
読んでいたら増井氏が来月はメンズウエアだから期待してくれとか書いていた。
で田中と井上と宮なんとかがめんズウエア最高だぜと書いていた。
これでもう音楽的センスがどういうものかがわかろうというものだ。

で、増井氏が近況として車に乗ってて喧嘩を売ったら、兄ちゃんが車から降りてきて
殴りかかってきたので、見ているおばさんに聞こえるようにこれから正当防衛するからな
といってボコボコにして血だらけにしてやったけど、
法律的に自分が１００パーセント正しいからおまわりさんに暴行傷害罪
で刑事告訴して損害賠償も求めますといったとかいていたが、
このケース、法律的にみて１００パーセント正しいということはない。
正当防衛の要件は厳しい。まず自招危難で急迫不正の侵害にあたるか問題となるし
やむを得ず反撃を加えたとはいいがたく、その程度も相当性を超えており
過剰防衛にあたる。この程度の知識もなく、なおかつ調べようともしないのはプロとして失格。
チェックする人もいないのかという疑問が生じました。

ネタにマジレス(ry

当時はケミカルやアンダーワールドを完全に無視してメンズウェアはねえだろと思っていたけど
今となってはメンズウェアはいい思い出だ（ｗ
それともＺＥＰやデヴィット・ボウイがお気に入り？

和田ラジヲは増井人脈？あれ好きだった。ものすげー下手なんだけど、
なぜか誰だか分かるんだよな

和田ラヂオのあれ、雑誌でやってたころはめちゃ面白かったけど
今単行本で読むといまいち。

梯は自分のHPで山崎をメタクソに書いてて面白かったな
スマパン反論文は是非はともかく小物だってことがバレちった

基本的に増井は好きなんだが、メンズウェアの件ではホント騙されたというか…
社長にとってのパリスみたいなもんか。

>>176
その通り。
低脳だが、金はあるので、とりあえず惰性で買ってる。

俺も金欲しい・・・。

まぁ今のヴァインズとかストロークスとかその辺も
メンズウェアみたいなもんだけどな　

あとバビロン・ズーな

おいおい、メンズウエア1st悪く無いじゃん。
むしろRoがプシュしたバンドの中では良心的なもんだと思う。
騙されたと感じたアーティスト、ディスクは人それぞれあると思うけど。

俺はブラインドメロンのスープとか。ダフトパンクは犯罪。立ち読みもしなくなった。

当時この雑誌読んで買ってよかったのは一つもなく
苦痛になり、やがて聞かなくなった。
いいのないかと読む。
レニクラ・サーカスを結構でかくのっけているがいいかなあと懐疑的に思いつつ
買ってきて一聴、だめだこりゃ。
がエラスティカはいい女でファッションはかっこいいが曲はいまいちではないだろうかと
思いつつ買ってきて聞いてみるとやはりそうである。
ぺイヴメントやべっく、アージオーヴァーキル、バットホールサーファーズなどおるたなけいも聞いてみるが
少しは光るところもあるもやはりつまらん。結構シャンプーとかも載っていた。
で雑誌と関係なくだいぶあとになって聞いたシェリルクロウやアンダワーるどはよかった。

デビッドボウイのアウトさいどとかよくないよ。
当時一回聞いてみてはじめの２曲は渋いけどつまらんという感じ。

レッチリのバイザウェイ
オアシスのヒーザンケミストリー
レディオヘッドのHTTT

終わったバンドの終わったアルバムを年間ベストアルバムに選ぶこの体質。
やる気がないなら「やる気ないです」とはっきり言え。

やる気ないです。

旬の過ぎたバンドのニューアルバムをプッシュするのはむしろ伝統ではないかと

アンダーワールド、ナインインチ、ケミカル、スマパン、ランシド、コーン、リンプ、プロディジー。

あと>>189はセンスなさ過ぎ。
レニクラは当時あきらかにレコード会社のプッシュで仕方なしに扱ってますトーンだったぞ。

レニクラこないだブックオフの２５０円コーナーにおいてあったぞ。
ジーザスジョーンズもあったな・・・。

で、それって増井と関係あるのか？

196
ない。

今フジでオアシスのホワットなんたらが流れてる


いやそんだけ

今の増井にエミネム、マーズ・ヴォルタ、レッチリ、リンキンパーク等々を処理する
一つの雑誌にまとめる気力、能力は残っているのだろうか？

ロキノン一のオナーニ隊長だった。

確かにあの時代、まっすーは洋楽界の日本代表監督自慰子、だったのかも知れんな。（ああ我ながらクダラネエ・・・）

しかとすんな

？(´�D｀≡´�D｀)？

｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡

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─ ‐-' ､;_;;;;;l:::::::::ｌ;;;;;;l::::::::l::::::::::;!　　　　　　　　 　 ／
　　 　 　 ｀ヽ;::::::::l;;;;;;l::::::::ﾄ､::::::l 　 u　　　　　　　/ﾞヽ　 ,　-─−- ､
　　　　　　　 ヽ;:::l;;;;;;l:::::::iﾞ ｌ::::::!　　　　　　　　　 | 　 Ｙ´　　 　 　 　 ｀'ｰ ､,_ よ〜し、とりあえずしゃぶれや！
　 　 　 　 　 　 ヽ;;;;;;;!:::::;l､.l:::::!　 　 　 　 　 ,.　-ﾍ,　 l　　　　　　　　　　 　 ﾞヽ　　 　 ,. -−-､
　　　　　　　　　 ヽ;;;/'ﾙ'　`!::i、　　　　　,／　　　ヽ､,!　　　　　　　　　 　 _, -'､_, - '´　 　 　 !
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小田島久恵に慰めて貰う、増井修。

いったん上げますよ。

>>125の
「増井　あたりまえだろォ。」
は、
「増井　あたりまえだろうォ。」
のはず。

小田島はなんつうか・・・もっとイケてないだろう。

イケてないっていうか、必死なオヴァ

イエローモンキーのレビューで「今までの自分の最高のセックスの体験は
相手にモノ扱いされた時の事」

小田島最恐。つーかもはやレビューになってない

常に必死だよなw小田島って。
よっぽどもてないんだろうな、男に。w
なんか大して恋愛経験もないのに、さも経験豊富のように
セックスや恋愛について書き散らすのがイタイと思うのは、俺だけだろうか？

ウザイ割に、意外と批判が少ないのはしょせんどうでもいい香具師だからという事に加え、
ちと哀れ、というか同情をさそうからなんだろうな・・・。
いや、単なる個人的な独断と偏見に過ぎないわけだけど、これはw
小田島ファンの人いたらｽﾏｿ。スルーしてやって下さい。

でもおだじまんってなんなんだろな
俺もキモいって思うけどみんながみんなそう思ってたら
あんな存在になれないだろうし
支持する奴の顔見てみたい

キモイから支持される場合もある。
人間の弱い部分を利用してるわけですな。

小田島ファンです。
岩手の小娘だった頃から応援してます。彼女の文章は濃い。
坂本なんかの薄〜い文章に比べたら１００倍くらい読み応えあるね。

彼女と増井があんまり接点がなかったのは、お互い似たもの同士だからだろうね。
悪く言えば品がない。良く言えば”熱い”。
田舎もんのコンプレックス裏返しの下品なパッションの炸裂具合がいい塩梅なのだ。

おだじまんは確かにキモイし、イタイし、正直ムカツクときもあるが、
だからといって面白くないわけではない。ある意味突き抜けてる。
>>210当時は引いたが、今でもしっかり記憶に残ってるからな。

単に小田時間って、ぶすじゃん。
わだいにしたくねえ。

おだじまんってさあ、昔、SULTANS OF PING FCの広告か
何かにすげー格好して出てたよねｗ
目立ちたがりなのは確かだと思われ。
あの写真、自分で見ていて恥ずかしくないんだろうか。

男に嫌われる典型的なタイプの女だよなー。

男に嫌われる＝女に好かれる、ってのが一般的なパターンだろうから、
女からの需要はまだあると思われ。
男からしたら最低の馬鹿ライターにしか見えんがな

＞悪く言えば品がない。良く言えば”熱い”。

うん。そうかも知れないね。でもこの小田島という人が増井と決定的に違うのはロキノン用語w
で言えば自分自身を「対象化」（つうか国語辞典にのってんのかね？この単語）出来ているか、出来ていないかだと思うよ。

悪いけど、増井は自分自身が、自分の書く文章が、どのように読者に受け止められるかという相対的な認識において
非常に自覚的だったし、それが彼独特のパワフルなサービス精神をいやみなく発揮させる事に寄与していたと思う。

小田島はなんつうか・・・ひとりよがりなだけなんだよ、悪いけど（たまにそうじゃなくて面白い事もあったけど）。
ただまあ、彼女が好きな女性読者がいるっていうのは理解できるね。
女から見て安心できるって事もあるんだろうな。
イケテない女という意味で。

リリーフランキーの文章が好きな男は多いだろうけど、女はほとんどいないだろう。
「臭いマンコは古い10円玉のニオイがする」なんて書かれちゃ女は相当不快だろう。

われわれ男が小田島の文章に吐き気を催すのも同じことだ。
さしずめ小田島は女版リリーフランキーってとこだな。

まあ異性に嫌われようと同性の需要があるうちはいいさ。

いや、リリーは基本的に頭ｲｲが、
おたじまんは基本的にｱﾌｫだ（ﾜﾗ
しかもそれに自覚的だと思われ

漏れは女だが、おだじまん嫌いだ。
「女」であることをやたら強調してる割に、実際には
男たちから避けられてることに気付いてない。
哀れな女の典型だね。
多分、自分では「私は最高の女」って自信持ってるんじゃないの？
じゃなきゃSULTANSの広告に、あんなﾎﾞﾝﾃﾞｰｼﾞっぽい格好で
出れないでしょ。

あらら・・・おだじまんは、とうとう女性にまで・・・。
そういやずっと前に松嶋奈々子を引き合いに出して、
松嶋は論理的、合理的で、単純、ユーモアセンスのない女だからかえって男達は安心出来る要素があるが、
自分は松嶋と違って、もっとユーモアセンスがあって、大人で、色々な男女の機微を知り尽くしているから、
かえって男達に嫌がられてしまう、というような自説を必死に展開していたなw
そういう問題じゃないと思うのだが・・・。つうか自分語りをするのに、
お前が松嶋奈々子を引き合いに出すのは・・・無理があり過ぎるだろうw

>>224
松嶋菜々子ぉ!?
図々しいにも程があるぞ。
おまいの目には、鏡に映った己の姿がどんな風に映ってるんだ？
読者は皆、おまいの顔を知らないだろうと思って書きたい
放題書きまくってるんだろうけど。
もう少し、己を知りなさい。
誠に見苦しい。

「自分はもてないから、男にもてる女が気に食わない」の一言ですむものを
あれやこれやと屁理屈こねて自分語りに終始する神経が実に醜い。

JAPANの場末のクソ（この言い方も懐かしい）ページに
井上貴子が男性ミュージシャンの家に行って家事をする、みたいな連載があったんだけど
毎回、隣りにコケシがくっついてるなぁと思って、よく見たら人間だった。

それがおだじまん。

なんか、おだじまんの単独スレでも立てた方が良さそうな勢いだなw
このレスの付き方はw

【キモイ自分語りを】小田島久恵【いい加減やめてくれ】
こんな感じか？

>>228
まかせた

>>229
いや、俺スレの立て方分からないんだw恥ずかしながら・・・。
半分冗談で言ったんだけど、面白そうだから誰か能力のある、有志の方お願いします・・・。
もし可能なら２２９さん、お願いしますです・・・。

>>227
こけし、かなりﾜﾛﾀ　よく見たら人間、ってw

俺もその言い方好きだったよ！『場末のウンコ』
岩見か山崎がよく使ってたよな　あと中本もか

増井さんについて語るはずが、いつの間にかおだじまんに
ついて語るスレになっちゃったねｗ
おそるべし小田島久恵。

増井age

習慣朝日置いてないよ

それはまずいな。習慣だというのに。

ＡＳＡに言えば配達してくれるよ。

ANA？

あなーる

せくーす

おぱーい

おけーつ

このスレ、ｲｲ!

増井さん、自画自賛ですか？w

分の最新号見た？今度はｼﾞｮﾝｽｸﾜｲｱにインタビュー。

分が巣か麻酔
売ってねーよ！たけーよ！

>>244
またイアンとはどうたらとか言い出してんじゃねーだろな

分って何？

分ってどこに行けば買えますか？
あちこち捜し回ったんだけど見つからなくて。
Suedeインタビュー、見たかった…。

ttp://www.u-combo.com/bu/index.html

まだ生きてて原稿書いてるってとこがすごいよな。言動のアホっぷりはシド以上だから
今月号のロッキンオンの若死に特集に出ていてもおかしくない。

リアムとタメ張れるのはやはり増井しかいない

>>249
248じゃないけどありがとう

>>120
AERAには洋邦問わずに寄稿してるみたいだね。

　

　　　　　　　　　|　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿＿　　　　　 　 /
　　な　そ 　 　 |,､_,.､_　　　　　　 　 　 _rvﾍ-''"´..:::::::::::..￣｀ヽjヽ　,'　　い.　そ　 立　 糞
　　い　り 　 　 l::::::::::::`〜-､　　　　　　>...:.:.:.::::::::::::::::::::::::::::.:.:... ﾉ　|　　 　う　 の 　て　.ス
　　だ　ゃ　　 〈::::::::::::::::::::::::ヾ、　　　 （rｿ:::::::::::::::::::::::,ィ:::,､:::::::::.ヽ. |　　 　の　ま　 て　　レ
　　ろ　あ　　　L＿:::::::::::::>>1}｝　 　 　 （/::（:r'ﾊ::f（/ノィノｲ(::::::::::! |　　 か　ま　 お　 を
. 　 う　　　　　 厂ト､:::::::;;::::;;:rｼ　　　　 ゝ(.ﾝ=≧-､`lﾆニ二r |r-､! |　　 い　逃.　い　
　　？　　　　 /::::}｝　`'´＿,､!　　　　　　　ﾊ!'´liﾞ}ﾞf|　　'´lリ｀ |l}、l| .〉　？　げ　.て　
＼ 　　　　　 /.:::ﾉ′r'フ'⌒´ト　　　　　　 l l;　￣.ｿ　 　 ￣　j｢ﾉﾉ! |.　　　 る.　　.
::::::.`ー一 ＜､::::)　　 ´,ｆﾘ　　＼、　　　　　ヾ!　　Lｬ- 　 　　,!r':::ﾘ｜ 　 　　 っ　　
::::::::::::::::::l ｆﾍ〉l::}　　　''""　　_´丿　　　　　　 ',　　ｰﾆ-''"　 ﾊ::::ｆ′＼ 　 　 て　　 　
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ヾ:::::::::::::::::::ゝr-､ 　i,　　 ∠´｢　　　　　　　　 _」 ＼＿／　,!　 ｀ヽ､　　　 ￣￣)厂￣￣
　`(::::::::::::::;;F′ヽ　　 　 　 ｬ′　　__,,､-‐''"´ ｜i　　　　, ′　　　　`ｰ- ､..__
　　Ｌ;;::::::广′　　`ｰ- ､._　 ）　／　　　`‐-　_ ′!　 　 /　 !　　＿,..､　''"´　 ｀`丶､
　　 ��ツ　　　　　　　::::::i￣__/　 _ 　　ヾ　　　￣｀` r┴'''"´￣　　 -''ﾞ　　　　　　　ヽ.
　　 _､-''|　　　　　　/　　>'´,　,｀´　￣＼へ　　　　,i　　　　　　　　　　i′　　 　 　 　 ﾞ;
=ﾆ´_ 　 j　i　　　　/　　i′/　/　/　 ｨ‐-L.._＼　　,!　　　　　　　　　　:l　　　　 　 　 　 i
　　　`ｰ ､_'　　　＿,,⊥-ヽl''　{　j=　r′　　 ｀ヽ､　l　　　　　　　　　　 ' ､　　　　　　　.::|
　　　 　 　 ヽ　'´　　　　　 ＼ヽﾉ .ノ　　 　 　 　 ヽ|　　　　　 　 　 　 　 ﾞ!　　　　 ::::|

ふぁっきん・めが

神age

冥土の土産age

>>231
　中本ってやめたの？

age

>>259
ちょうど一年前に辞めたよ　そんでBUZZ休刊　今はなにしてるんだろね
鹿野も辞めるし、どんどん世代交代してくな

>>261
鹿野もやめるんすっか？
まぁ、あんだけ叩かれりゃ、辞めるかぁ…。
なんか、ここ１〜２年で辞める人急増してるのは、なんでだろうね？
ちなみに、他、辞めた人っているんですか？
兵庫とか、宇野もレッドゾーンなのかな？

どんどん人が変わっていくんだなあ
あの頃とは

増井の現在の仕事ってもはや週刊朝日のみ？

この世界もいろいろ厳しいんだね。
まあ他人の作ったもんに感想書くだけの仕事で
いつまでも食っていけるわけがないもんな。

去年、イギリスで公開されたブリットポップのドキュメンタリー映画が
６月に日本でも公開されて、サントラの国内盤が５月に出るらしい。
映画パンフの解説とサントラのライナーは、当時の暴露話も交えて増井に
書いてﾎｽｨ。

広告代理店の営業になったって噂は本当だったの？

>>266
『LIVE FOREVER』の事？
もうタイトルからして増井が解説書くしかないよな

いま265がいいことをいった

>268
うん、それのこと。
ソースはここ
ttp://www.sonymusic.co.jp/Music/International/Special/FusionMusique/event/index.html

>>269
あの、もう十二時間近く経っているんですが……。w

ひさびさ増井書いてます。
ネタはボウイの来日

　ttp://www.asahi.com/column/aic/Mon/d_aera/20040329.html

>>272
文章にもはやかつてのキレがないな。

コクは？

ロキノンのＢＢＳに、増井についてのレスが削除もされずに残っていた。
和解の兆候か？……まさかな……。

今の丸くなった増井なら喜んで和解しそう

丸くなった増井なんて増井じゃねぇ！！

丸井に改名すればいい

ちんぽう、なめなめ、
ますういい、てけてけえ。

ボウイはセールス五万枚程度なのかあ。

今日健康診断書を作りに病院に行ったら、待合室にアエラがあった。
そしてまっすーの書いた文章を読んだ。なんだかまったりモード（？）だった。

増井ﾀﾝ
あんたの嫌いな輸入盤が日本で買えなくなりそうですね

分のインタビュー誰かうｐして

ちんぽう、なめなめ、
ますういい、てけてけえ。

増井と井上って仲良かったんだろうな。

ちんぽう、なめなめ、
ますういい、てけてけえ。

ちんぽう、なめなめ、
ますういい、てけてけえ。

>>281
何それ!?どーゆーこったい!?

>>287
もう……手遅れなのかもしれないよ……。

>>287
これだけ騒がれてるのに知らないのか。ってか釣りか？


【音楽】洋楽輸入盤CDを全面輸入禁止にする方向で著作権法改正へ ★４
http://news6.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1081179503/
1 名前：失恋レストラソ＠LOVELESSφ ★[] 投稿日：04/04/06 00:38 ID:???
8日に民主党の川内博史・佐藤謙一郎の両衆議院議員が提出した
質問主意書の答弁が30日に小泉首相名義（実際に書いたのは
文化庁の担当者）で通知された。表向きは「輸入権」は安価な
邦楽の逆輸入CD対策で導入するとされてきたが、従来から一部で
指摘されていたとおり、実は今回の法改正により邦楽だけでなく、
洋楽の日本盤よりも安価な輸入盤も全面的に輸入禁止する方向で
動いていることを文化庁自身がはっきりと認めた。今後、この方向で
著作権法が改正され、安価な輸入盤の洋楽CDも入手が不可能に
なるものとみられる。

・答弁書全文
http://blog.melma.com/00089025/20040331002604

◆「逆輸入ＣＤ」禁止で洋楽海外盤も消える？ 欧米の会社にも適用可能
http://www.yomiuri.co.jp/net/news/20040323ij21.htm

関連は>>2-10ぐらい？
★１が建った時間）04/04/02 03:02
ヽ（｀Д´）ﾉ　＜禁止推進＝自民、公明、民主の一部　反対＝民主（の一部）

ちんぽうななめなめえ
ますいいてけてけえ

最近うｐ職人来ないなあげ

増井といえばザ・スモーラー
あ〜い　へいと　みゅうーじっく♪　

新雑誌どうなっちゃったんだろうねえ・・
頓挫しまくっちゃったのかな
まあああいう人だからねえ・・
自分で自分の夢をぶちこわしちゃったっていうか

他人の夢だろうがね自分の夢だろうが、
夢は全てぶちこわしますが、なにか?

ちんぽうななめなめえ
ますいいてけてけえ

　 　　　,.-‐''＾＾'''‐- ...,
　　　　; '　　　　　　　 　 ' ,
　　　.;'　　　　uvnuvnuvn ;
　 　 ;　　　　j 　　　　　　　i
　 　 ;　.,, 　ﾉ　,.==- 　 　=;　　　　　すべてシナリオ通りなんだよ
　　　( r|　 j. 　ｰo 、　 ,..of
　　　 ': ヽT 　 　￣ 　i ￣｝ 　　　　　ククク・・・
　　 　': . i ! 　 　　.r _ j　/
　　　　'; |　＼　 'ｰ-=ゝ/
　　　　 人、　＼ 　￣ﾉ
-‐　￣　　　 ' ーｲ￣ー-- 、
　　　　　　　　ヽ | ;'　　　　　ヽ

まだ２ｃｈレベルの噂なので真相の程はどうなのか知らんが
なんかロキノソ社が今、退社祭りの様相を呈してるみたいだし
今こそ復帰のチャンスだ！増井さん。

退社祭り？
どういうことだ？
増井さんが、復帰するてことか？

お前ら、このスレ↓もよろしく！
http://music3.2ch.net/test/read.cgi/musice/1081593208/l50

多分ここには当てはまる奴が多いと思うので（プププ

今時プププってのもすごいな
ﾘｱ？

何度見てもパンツ調査の話笑える
何で棚層は固まったんだろう

2004年4月21日（水）
（CDジャーナル）
　いわゆる“日本通”と呼ばれるミュージシャンは多いですが、彼ほど、日本をこよなく
愛するミュージシャンはいないかも知れない、日本大好きミュージシャン“モーマス”。
最近では日本に住んでいる時間も長くなり、あの浅草キッドの水道橋博士とも仲が
良いというモーマスは、ひょっとすると日本人以上に日本に詳しいかもしれない、と思わ
せるほど日本をよく知る人物。そんなモーマスが、なにを思ったか、あの“志村けん”に
インスパイアされた新曲を制作してしまったそうで、自身のblogページにその新曲を発表
してしまいました！
　「Corkscrew King」と題されたこの曲は、サビの部分で、♪バカ殿、バケモノ、ヘンな
おじさん　がむしゃら、セクハラ、ヘンなおじさん〜と、音頭調のリズムに合わせて、
彼自身が日本語で歌っているという、いかにもモーマスらしい一風変わった曲。わざわざ
同ページにて、「バカ殿」を“裸の女性と跳ね回るハレンチな王様”、「ヘンなおじさん」を
“恥を示さないスケベ親父”と紹介していることから、どうやら、モーマスは志村けんの“
スケベな部分”に多大なるインスパイアを受けたらしく、この曲の詞もスケベなもので統一
されています。ただ、そこは一筋縄ではいかないモーマスのこと、この曲についても“
志村けんとフランケンシュタイン、そして、W.B.イェーツをミックスした曲”と解説するなど、
凡人にはその意味が分からない発言もしています。その発言はともかくとして、日本人で
あるならば、是非とも聴いてみて欲しい面白い曲となっているので、アナタも是非とも聴い
てみてください！　出来れば、志村けんにも聴いて欲しいものですね？

[CDジャーナル 2004年 4月21日]
http://music.yahoo.co.jp/rock/music_news/cdjournal/20040421/cdjent004.html

増井と関係ないけど、志村けんが出てきたからついでに。
ここんとこの一連のドリフ番組見てたら、東村山の歌を志村は
いっちょめいっちょめ、げろっぱ！なんて言ってた。ファンク通だったのかな

恐縮するぐらい話がそれるんだけど。
志村のドリフにおける担当楽器って何？

>>304
ハミング

>>304
いかりや長介がベースで、加藤茶がドラムで、
仲本工事がリードギターで、高木ブーがリズムギターで、
荒井注がキーボードだったから、
荒井の後釜として入ったんだからキーボードじゃないか？

社長とくっつけてやるぜ。

志村けんて、たしかスゴク音楽通て聞いたことがある。

>308
ｼﾑｹﾝはものすごいオーディオマニアで、自宅に音響システムか何かがあると聞いたことがある。

age

未だにｸﾘｽﾋﾟｱﾝミルズが好きなようだな

典型的キモオアシスヲタの例↓

「（うれしそうに）リアムのやつ、ま〜た逮捕されやがった。本当にしょうがねえ奴だなあ」

未だに>>312で煽っている人間がいることに素直に驚く。

不当解雇ってなーにー？

どこかで読めるの？

単行本にして欲しい
少年ロックってどこにいっちまったんだよ

ガンバレ松井

age

はあ
５０位まで読んじゃった
無駄な時間過ごしたー

輸入盤禁止やCCCDには何か言わないのか？

それもそうだなage

このまま何も言わないのか？

ボンベイロールてなによ

>>322
おっぱい大きい？

パイずりボンバー

b

ボンベイロールして欲しいよ〜