98 :
名盤さん:
[Verse 1]
手のひらは汗ばみ
膝が震えてる 腕が重い
ヤツは緊張ですでにセーターにゲロが付いてる ママのスパゲティだ
すげー緊張してるが、表面上は落ち着き払って
(ラップを)かます準備が出来てるように見える
でも書き留めたものを忘れまくってる
群集が騒ぎ出す
ヤツは口を開いてみるが、言葉が出ない
息が出来ない。なぜだ?みんな笑いものにしてる。
時間は流れタイムアップだ ブーム!!
意識は現実にもどり、重力を感じるぜ ラビットがいくぜ
また息が出来ない、奴は自分に腹が立つが
簡単に諦めたりはしない するか?いやしない
そんなわけには行かない
自分がロープを背負ってるような状況だって事は良く解かっている
関係ねえ、自分がドープだって知ってるんだ
でも一文無しだ
悲しいことにヤツがまたこのモバイルホームに戻ったときは
またあの実験室に逆戻りってワケだ 悲劇ばかりだ
奴はこの瞬間を手に入れなきゃならない
通り過ぎてしまわないように祈りながら
[Chorus]
この音楽とこの瞬間に夢中にならなきゃならねえ
手に入れろ、手から離すな
一瞬しかない、爆発するチャンスをものにしろ
こんなチャンスなんて人生に一回しか来ないんだから
×2
99 :
名盤さん:03/05/08 19:08 ID:xp66UecM
[Verse 2]
ちょっとした隙間から魂が逃げていきそうだ
この世界は俺が手にする。俺のものだ。
俺を王にしてくれる。進んでいけば、そこは新世界だ。
普通の暮らしなんかウンザリだけど
スーパースターの地位なんてものも
死後の世界みたいなもので、どんどん辛くなるばかりだ
取り巻きはどんどん有名人ばかりになり
女どもが群がり 西から東にショウをする毎日
世界を又にかける男と知られるようになる
それを引き換えの孤独は誰にもわかりゃしない
家じゃいい年の父親のはずなのに、父親なんてもんじゃない
家に帰ってきて,娘の顔を確認するのもやっとなんだから
でも準備しろよ、苦しい時期の到来みたいだ
もう女どもは相手をしなくなった。もう流行おくれになったんだ。
女どもは次の最新のおしゃれな奴の所へいった
奴は一気に人気を失い、まったく売れなくなった
恋愛スキャンダルばっかり耳にするようになった
昔の女に逆戻りしたみたいだ
それでもビートは鳴り続けるんだ ダダラダラダラララ
(他の所ではもう相手にしなくなったのは女ではなく
「ボス」と書かれてる。hoesかbossか。聴くのめんどくさいので
自分で確認してくれ)
100 :
名盤さん:03/05/08 19:08 ID:xp66UecM
[Chorus]
[Verse 3]
もうゲームは終わりだ、
「怒りのラップ」なんて言われるものはもう止めだ
檻に入れられた2匹の猛犬みたいに屋根を突き破るんだ。
最初はこの(HIPHOP)ゲームで調子良かったが、いつの間にか
そんな楽勝ムードは終わったようだ
(業界と客に)上手く味あわれて、吐き出されて、ステージから放り出されちまった
それでもライムを踏み続けて 新たな始まりまで漕ぎ着けた
だれかが俺のものに金を払ってくれると信じるしかない
9時から5時の仕事をして金を稼いで、家族に正しい人生を
歩ませてやれないことで、この痛みは大きくなるばかりだ。
だってこの糞みたいな(提供される)食券じゃ娘のオムツも買ってやれないし
(DANGEROUS MINDという)映画のミキファイファー(おちこぼれ生徒を救う教師役)
も現実にはいないんだから。これは俺自身の人生だ。
辛い時間がすぎ、更にどんどん辛くなる
101 :
名盤さん:03/05/08 19:09 ID:xp66UecM
(続き)
自分の才能の種に水と食料を、同時に赤ん坊にも与える
父親とプリマドンナ的存在の狭間でもがき苦しむ
子供の泣き声にはもううんざりだ
それが自分を一点でずっと動ずにいたい衝動を呼び起こす
単調な1日1日が自分をこの一点に追い込んだんだ。
俺はカタツムリみたいな存在だ。リリックを書くか(カタツムリの足跡が比喩)
牢屋にブチ込まれるか 銃弾で撃たれるしかない
成功なんか俺にとって下らない人生の選択肢に過ぎねぇ けど
失敗はしたくない
ママの事は愛してるけどこのトレイラーはどこかに行かなくちゃならない
セーレムズロットでは生きていけないよ
だから俺は行くんだ これが俺の生きる道だ しくじらないよう踏ん張るよ
これだけが自分にとって唯一のチャンスみたいだから
[Chorus]
[Outro]
自分のこれと決めたとおりのことをやっていいんだぜ。なあ。