新しく詩を書いたのだけど感想きぼんぬ

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202メガネ君
君も喰われた 作詞:メガネ

僕の背中は地獄の味がするそうだ。
「うん、まさしく地獄の味だ」
と、みんなは言った。

でも僕は、
自分の背中を舐めることなんかできやしないから
(中国の軟体の人だったらあるいはできるかもしれないけど)
それが本当に地獄の味かどうか知れないし、
ぼくはみんなが嫌いだし、信じなかった。

でもある日、
君が、嬉しそうに 「うん」 と頷くもんだから、
ぼくは調子にのっかって、
「これぞまさに、地獄の味だ!ぼくの背中は地獄の味だ!」
と、言うことにした。
すると、その瞬間、、どうだろう、
ぼくの背中はみるみる実体化して、
深い深ーい闇が、墨汁をこぼしたみたいに、
周囲をじゅわじゅわとにじませ、じゅわじゅわと勢力範囲を広がらせ、
ぶおーん、びいおーん、と、意味深な音とともに、
みんなの魂を、、
ぶおーん、びいおーん、喰っちゃった。
ぶおーーん、びいおーーん、ぼーーん