■■ Mr.Soul　我らがSam Cooke ■■

今の感覚とちがって昔はアルバムっていうのは基本的に寄せ集めだ
ということに、ビートルズ＝コンセプトアルバム以降の人間には
わかりにくいですが、プレスリーもマイルス・デイビスもアルバムは
プロデューサーが録音された曲から何曲かをセレクトし発表していたわけです。
基本は372さんのいうように、シングルだったわけだから。

>>372
ボックスものは意外に聴くのが億劫で、聴かなかったりするからね

なるほど〜。そういえば手軽に好きな音楽が聴けるジュークボックスなんか、
若者が集まるお店にはきっと必ずあったでしょうからね。
アルバムよりシングルっていうのも納得です。

>>375
当時の若者はラジオとシングル中心だからね。アルバムは金持ちか
大人が購買層の中心で、だからサムもアルバムはスタンダードナンバ
ー中心のポピュラーな内容のものだったんでしょ。

サムクックの購買層も黒人ばかりだったろうしなあ。
ファンの年齢層が高かったとしてもアルバム買う余裕は
なかったかも知れないですね。

>>そうなのだろうか。コパでの成功もあるし、
決して黒人しか聞いていないというのは。
それに、黒人にしか聞かれなかったのでは何のためにポップスに
転向したのか・・・。そのあたり詳しい人、解説してください。

Sam Cookeの購買層が黒人だけだったなら，pop chartsで，
１位(You Send Me)や２位(Chain Gang)になることはできなかったはず。

ただ，アルバムチャートの最高位は，その"You Send Me"が収録された最初のLP
"Sam Cooke"(Keen 2001)の１６位が最高で，
"Sam Cooke At The Copa"でも，最高は２９位。

時代感覚が混乱してしまうんだけど、「チェンジ・イズ・ゴナ・カム」って
ディランの「風に吹かれて」に触発されて書いた曲ってほんと？

>>380
ほんと！

「時代感覚が混乱してしまう」と言っても，
"Blowin' In The Wind"が，１９６３年３月でのリリースで，
"A Change Is Gonna Come"は，１９６４年１月末の録音。

>>381
どうも、380です。
でもでも、そのころが「上を向いて歩こう」やピーナッツの「恋のフーガ」が
流行った頃と同時期だってことは年表では確認できても、感覚的には
「ひょっこりひょうたん島」の放映がはじまり「武道館」ができたころって
なかなか頭の中で繋がりにくいんです。
特にディランは現役バリバリでやってるし、サム・クックは知ったときには
すでに死んでいたし。ブラックミュージック、ロック、邦楽を同時代的に
見ていくと歴史的な意味合いまでもっとわかるんだろうなぁ。

「恋のフーガ」はだいぶ後。細かい指摘スマソ。

>>379
完全なクロスオーバーに成功する前に死んじゃったって事だな

＞382
そうですね。社会背景とかそういうことにもどうしても目が行ってしまうし、
自分の不勉強が身に沁みまつ(´･ω･`)

スマン。「恋のフーガ」じゃなく「恋のバカンス」だった。

やっと伝記本買った、よ〜しこれで勉強するぞ。

age

保守

うわーお

本読むのもいいけどやっぱり映画でやって欲しいなあ

上げときます

しばらくは保全活動に専念かな

＜最近の収穫＞
「ゴスペル・イン・マイ・ソウル／サム・クック」(UPS-2265-V)
1984年に出された日本盤ＬＰ(VJ原盤？)で，タイトルは異なっているけれども，
内容は"Gospel Pearls"(SAR 503)という，'62年にSARから出たものといっしょ
という不思議なアルバム。
SARのオリジナルの相場がいくらしているのか知りませんが，
日本盤ですので，歌詞カードや解説も付いて\1,800。しかも帯付?!

12曲収録されていて，その内Sam CookeはKeen録音の４曲だけで，残りは，
Jimmie OutlerがリードをとるThe Soul Stirrersと，
R.H. HarrisのGospel Paradersが各４曲という構成。
例の伝記本日本語訳のディスコグラフィは，印刷ミスが多いね。

Jimmie OutlerやR.H. Harrisの曲はどちらも，４曲中３曲まで
"Sam Cooke's SAR Records Story"で，ＣＤ化されていた。

age

a

>>394　のＬＰの日本語解説は，中河伸俊教授が書いていたんですが，
その一部に，R.H. Harris→Sam Cooke→Otis Reddingと続くシンガーの
系統を，簡潔にうまくまとめた一節があったので，引用しておくと，

> ハリスの自在なフレイジングを真似ようとして，真似そこねた結果が
> クックのヨーデリング(ウォウウォウウォー)・スタイルだということ
> ができる。そのクックを，昔リトル・リチャードに心酔していた男が
> 真似ようとして，上手くいかなかったためにできたのが
> オーティス・レディングのメリスマ唱法だとすれば，まったくもって
> 失敗は発明のもと，なのである。

age

>>352
ラストの新宿ではyou send meもやってました
今後もソロ活動はやっていくようですが、それならいっぺん
すべてサムクックのカバーなんてのをやってくれないかなと思ってみたり。

400ダーリン

>>394
ＳＡＲのオリジナルは４万円から上が多分相場でしょう。レア度が更に
高い２枚目となると幾らなのか…。Sam Cooke's SAR Records Story
にも収録されていない重要曲が２枚目には入っているから是非聴いて
みたいんですけどね。Jimmie Outlerは好きなｼﾝｶﾞｰなので、全部聴い
てみたいけど、そんな日が訪れるのだろうか…。

>>394
Jimmie OutlerがリードをとるThe Soul Stirrersの曲名を教えていただけ
ませんか？　参考までに

トータスのアルバム聞きました。曲すごいいいですねぇ。
ソウルの名盤２，３枚教えていただけませんか？

いっぱいありすぎてとても２，３枚には絞れまへん
とりあえず、トタ松くんのアルバムの中で一番気に入った曲の原曲あたりから
聞いてみてはどうでしょう？

>>402
いい加減なことを書いてしまって申し訳ありませんでしたが，
あのLPに収録されているThe Soul Stirrers名義の４曲のうち，

A4 Heaven Is My Home
A5 God Is Standing By
B2 Must Jesus Bear The Cross Alone
B3 Lead Me Jusus

Jimmie Outlerがリードをとっているのは，A5とB3の２曲のみです。
どちらも"SAR Records Story"に収録されている曲です。
B2も同じくCD化されていますが，リードは，Paul Fosterです。
残りのA4"Heaven Is My Home"は，曲自体は，Specialty時代の
>>225　のCDに収録されているのと同じ曲なんですが，
語りとコーラスみたいな構成になっていました。

>>405
詳細どうもありがとうございます。自分の持ってる輸入盤ＣＤがそのＰヴァイン
から出たのと同内容のである事もはっきりしました。タイトルは"Heaven Is My
Home”です。 StirrersはSam Cookeがいた時代かR.H. Harrisがいた時代がや
っぱり絶対なんでしょうが、この時代も好きだし、まだ掘り尽くされもしてないの
で凄く興味が湧くんですよね。

上げ

保守

サムクックのＣＤ大人買い。
さあ、聞くぞ〜。

age

保守

age

ハーレム以外のライブの名盤を教えて下さい

サム・クック名義では「ハーレム」と「アット・ザ・コパ」しかありません。

ありがとうございました

喋ってる声もいいね。つか歌声と同じなんだな。

ハーレムを聴くまでは特別好きではなかった。
ハーレム最強！！

スターラーズ時代のライブも是非。シャウトするサムは最高。

age

モハメッド・アリの写真集の中に、サム・クックと談笑している一枚がある。
ボクシングと音楽、それぞれの道で後裔に与えた影響は計り知れない。

保守

いつもお世話になっている，例の The Ultimate Sam Cooke Web Site が
久しぶりに更新されていて，今回もKeen時代のレアな音源がアップされてます。