★洋楽板住人が小説を語るスレ★

なんか顔を変える男の話ってなんだっけ？

>>316
大江の代わりにノ−ベル賞とって欲しかったな〜。
｢燃え尽きた地図｣や｢飛ぶ男｣、｢箱男｣に｢ユ−プケッチャ｣がお気に入り｡
｢第四間氷期」や｢飢餓同盟｣なんかもいいね。

>>318
｢他人の顔｣じゃない？　それも好き｡

阿部公房好きな人って､イヨネスコやベケット､カミュ､倉橋由美子にサルトル､
カフカなんかも好きですかね？

>>319
あ、そうだ「他人の顔」だね。あれは面白かった記憶がある。
ほかもいろいろ文庫とか持ってたはずが、いまちょっとさがしたけど
無くなってるよー

カフカは読んでみたけど、やっぱりよく分からなかった（ｗ
洋楽で例えるならジャミロクワイは好きだけどスティービーワンダーはよく分からないみたいな

>>320
｢他人の顔｣、好きだったな｡終わり方､ちょっと不気味だけど｡
芥川賞受賞した｢壁｣っていうのも面白かったなー。

>>321
阿部公房の作品ってユ−モアあるから、普通に読み物として読んでも面白い｡
｢カンガル−・ノ−ト」の中の賽の河原の話､ﾜﾗﾀ。

安部公房は「砂の女」以外はほとんど尻つぼみで終わってるような･･･
後半がグダグダってゆうか。それが狙いなのかもしれないけど
「箱男」のラストはちょっとなあ。納得いかないよなあ。
「カンガルー・ノート」はよかった。

洋楽板の文学スレでビートニクにひとことも触れられてないってのは、
ちょっと驚きだなあ。個人的にはさほど興味もないけどさあ。
あと「異星の客」とか、「グリンプス」とか、基本中の基本はぁ？

ジャック・ケルアックとかバロウズとか読んだことのある人います？
どうです？

「路上」「裸のランチ」は読んだよ。
押さえとかないと…という読み方だったせいか、
そんなに衝撃的でもなかったなあ。
リアルタイムで、ムーヴメントとして体験した人とは
感想もおのずと違うよなあ。
いや、バロウズは生き方自体すげー。
ﾔｸやり続けて、あんなに長生き（ｗ
去年、映画の「ビートニク」も見たけど、
おいしい出演者…の割には退屈だった。

ビートニクってあまり読んだことないです。
とりあえず、「現代詩手帖特集版　ビート読本」ってのは持ってるんだけど。
これに幾つか作品も載ってるから読んでみようかなぁ。

地下街に〜を持ってたけど、初めだけ読んでうっちゃった。


安部公房は「カンガルーノート」と「砂の女」は好き。
「箱男」はなんか最後まで読めない。
「飢餓同盟」は中学のころ読んでわけワカメだった。
くらいかな。
「ユープケッチャ」って名前がよいね。よんでみよっか。

初期短編集の「水中都市〜」は結構好きで風呂場で読んでたな。
「手」ってやつがなんかよく覚えてる。てか、短編は一部筒井康隆
と頭の中でごっちゃになってるかも。

＞KOKI
阿部公房ってのは、意図的にやってるの？
野暮だったらごまん。

>>316
全集が高いです。

あ、俺も「砂の女」は面白かった。後期はよく分からなくなった。
「カンガルーノート」はいかにもって感じで苦手。「箱男」「壁」は最高。
人気あるのね、カンガルーノート。
倉橋由美子はいいよ、いい。よく考えると違うかもしれないけど、
一番好きかも。
カフカの感性ってちょっとすごいね。まぁ、皮肉たっぷりなのかな？

>>329
実は僕の場合、中・長編はカンガルーノートから入った（読めた）のです。
そんなに安部公房読んでないから、いかにも、って感じを持ててない
のがよいのかも。

倉橋由美子って人は、読んだことないなぁ。
小説トリッパーになんか書いてたような記憶が（別人かも）。

僕はカフカと安部公房は違うぞ、と思うんだけど、
どう違うか説明できないし、たしかにいっぽうを読む人は
もう一方をかなりの確率で読むだろうなという気はする。
別人だから違う、でよいか。

>>323
尻つぼみで終わることは確かに多いよね｡『方舟さくら丸』とか。

>預言茶
名前に関してはこっちの勘違いです(^^；　
『水中都市』は面白かったな｡
父親から魚が脱皮したり(？)と、発想とか突飛な所とかが特に。
初期の短編って意外に残酷だと思うのは俺だけかな？「R62号の発明｣とかね。
｢カ−ブの向こう・ユ−プケッチャ」は読んでみていい短編集だと思います｡

>河童
倉橋由美子なら今日、散歩がてらに図書館に寄って｢シャンポリオン｣借りてきた。
面白ければいいけど｡｢壁｣は安部真知さんが描いてる挿絵が好き｡

安部公房ファンには、ナンシ−・K・シ−ルズ著の｢安部公房の劇場｣という本がお薦めです｡

なぜに興亡でそんなにもりあがる・・・洋板っぽいのいこうぜ！！！なあ！！！
１なんてもうこなくなっちゃたじゃんかよ！！！ってことで
僕は「ランボー詩集」をあげます。

>>332
ランボ−は好きな詩とそうでない詩の格差が激しいな｡
『地獄の季節』の詩は割と好きなんだけど・・｡
という訳で､詩人はシェリ−とヴェルレ−ヌでｹﾃｲ！

太陽と月に背いて　なら見たが
あれはプリオくんの中で最高の演技ではなかろうか

「地獄の季節」はぶっ飛んでて大好きです。
ああいう、過激かつエネルギッシュなのも好きなんですが、
イェイツのイニスフリーなどにも、心惹かれるのです。

>>335
93でもやりながら書いてたのかな？＞地獄の季節
イェイツって大江サンがやたら持て囃すけど、どんな内容の詩が多いの？

エミリ・ディキンスンの高潔さ

裸のランチはどこから読んでもいいような途中で放り出してもいいような感じが好きです

オースターのリヴァイアサンってどうですか？

清水アリカって生きてます？

トマス・ハ−ディの作品なんていいですな。『テス』とか。
読後､マジで大泣きしました｡

東野圭吾

>>342
「秘密」いいね。映画のほうは見なかったけど｡

マニアとしては秘密はいまいち。
パラレルワールドラブストーリーは面白かった

>>344
うん、それもよいね。でも一番好きなのは｢変身｣。

変身好きな人多いね。

>>346
そうなの？　この作家には異色作だから嫌いな奴の方が多いと思ってた｡

そう言えば､最近ミステリー読んでないな・・｡

理系の友達には変身好きが多い。
ちなみに今は「宿命」を読んでるとこ

>>345
俺も「変身」好き。あれは切ないなー。あと「悪意」もかなり好き。

>>336
大江、イェイツもてはやしてる？最近読んでないからなあ。
ブレイクをやたら引用してたのは覚えてるんだけど。
大江は初期〜個人的な体験あたりまでが好き。
ほとんど読んでる。最近はｻｯﾊﾟﾘ読んでないっす。

イェイツは、2・3篇しか知らないのですよ。
英詩の授業に出てきたﾔﾂのみ。

前にこのスレで筒井のエロティック街道すすめられて
読んでみたら面白かった
発表当時前衛的だったと思われるヤツ（早口言葉とか宇宙人のとか寝る方法とか
歩く方法とか）は逆に古臭い感じがしていまいちのれなかったんだけど
表題作とか「遠い座敷」とか最初のヤツとかは素直にすげーと思った
こういう発想はどこから生まれるのかなーと心底感服した
レス遅くてすまんがすすめてくれた人ありがとう

>>349
｢変身｣､その切なさがｲｲ！　この人､作品の作風が広いから好き｡
明るいのから暗いのまでどんとこい！みたいな。

>>350
自分の小説に詩を引用したり､詩の世界観と絡めて話展開させたりと相当重症みたい｡
ブレイクも↑に同じ｡なんか見てて見苦しく､痛々しい｡
俺も､初期〜個人的な体験までだね｡それ以降はなんか宗教の世界に逝ってしまった感じ｡

>>305
最近三島を読み出したんだが、面白いわ。
工房の頃はこの面白さがさっぱり理解できなかったんだけど（ｗ

上の方に岡嶋二人の話が出てたけど「クラインの壺」がｲｲ!!

>>313
男と女の子の写真見るとカッコいいぞ。

安倍公房は方舟さくら丸がイイ！

>>351
「遠い座敷」ってそういえば面白かった。
なんだか、自分が見た不思議な夢…っていう感覚。
「家」っても、同じような感じだったような…。

　↑　「家」ってのも…の間違いね。すまそ。

>>350 そうそう。あの手法、読んでてツライよね。＞大江の引用
「空の怪物アグイー」と「個人的な体験」書いて、その後の彼は
実際「個人的な体験」後を生き続けているのだから、しょうがないね。
私は、「空の怪物アグイー」が大好き。
もし、光さんが、この世にいなかったら、
大江は、どんな作家になってたんだろう？と思ったりする。

あかがわじろﾀﾝの「ふたり」
ともに作者忘れた「私はジュース」「イチゴ同盟」
ははきぎほうせい（漢字忘れ）「総統の防具」
ベルリン飛行司令、ＩＺＯＲＡ、リングシリーズ、

>>354
さくら丸は終わり方に納得がいかなかったけど、あれはあれで良い作品です。

>>356
最近の作品は、引用多すぎ。それも外国語の引用ばかりで萎える。
それと､最近の作品は変な宗教がかっちゃってて嫌だ。
｢空の〜｣辺りの時期の短編は充実したの多いね。

>>357
｢イチゴ同盟」は三田誠広さんの作品ね。赤川たんは｢微熱｣が好き。
IZORAじゃなくてISORAじゃない？　それだったら貴志祐介さんの作品よ。
｢総統の防具」の作者の名は帚木蓬生さんだよん♪　｢閉鎖病棟｣とかいうのがいいね。

＞３３９
リヴァイアサンはなんか・・・ジャケはカコイイんだけどねえ。

東野圭吾「宿命」読み終わった。よかった。

やっぱり井田真木子だろ
アゴタクリストフ何やってんの？
新作出せ

宮部みゆきの凄い売れてる本なんだっけ？

宮部は火車が面白かったな

「火車」いいですよね。
「理由」は賛否別れると思うけど、私は面白いと思った。

>>362
｢火車」か｢模倣犯｣じゃないかな？　多分ね。

今「剣客商売」読んでるけど、(･∀･)ｲｲ!!
いっきにに「新妻」まで読んでしまった。

>>363
「火車」はいいね。テレビドラマもよかった。映画化しなかったのが不思議なくらい